モニカ・メイヤーをオンラインで招いてのワークショップも開催。女性の権利について考える「The Clothesline with Sister」
NeoL / 2022年7月23日 18時0分
Sisterでは7月30日から愛知県で開催される国際芸術祭「あいち2022」に合わせて、フェミニスト・アートのパイオニア的存在であるモニカ・メイヤーさんの参加型アート作品「The Clothesline with Sister」を名古屋のギャラリー兼ショップ「unlike.」とSister店舗の2会場で開催。
また開催に先駆けて7月29日(金)にはモニカ・メイヤーさんをオンラインで招いてワークショップも開き、参加者同士がジェンダーギャップについて語り合い、オリジナルの質問を作り上げるプログラムを開催予定だ。
The Clothesline with Sister
フェミニスト・アートのパイオニア的存在であるモニカ・メイヤーによって1978年にメキシコ近代美術館で発表されて以来、世界各地で開催されている「The Clothesline」。
日常生活にあまりある女性への格差や抑圧、ハラスメントを問いかけ、様々な人が匿名で用紙に書き込み、それを物干しロープ(clothesline)に吊るして展示する参加型アートプロジェクト。
世の中に埋もれている「声なき声」を拾い上げ、ジェンダー間の不均衡を可視化し対話することを目的としている。
2019年にジェンダー平等をテーマに開催された「あいちトリエンナーレ」では、「表現の不自由展」が開催中止になったことに強く抗議して「表現の自由を守る」という声明文を掲げ、「沈黙のClothesline」として展示内容を変更し、床に空白の質問カードを破り散りばめ深く印象付けた。
今回、セレクトブティック「Sister」ではモニカ・メイヤーと国内でThe Clotheslineの開催を支援する団体「Our Clothesline with Mónica Mayer」の協力を得て、女性のためのショップとして「The Clothesline with Sister」を2022年の国際女性デーに合わせて渋谷PARCOやSister店舗で開催し多くの人が参加。
前回の芸術祭から3年。今夏は国際芸術祭「あいち2022」に合わせて、名古屋のギャラリー兼ショップ「unlike.」で開催。
The Clotheslineとのコラボレーショングッズは、売上の一部はジェンダー関連書籍として図書館へ寄贈、その他の収益はOur Clothesline with Mónica Mayerの活動資金として全額寄付される。
https://sister-tokyo.com/post-435011/
The Clothesline with Sister at 渋谷PARCO(2022年3月4日〜3月10日開催)
The Clothesline with Sister at Sister(2022年3月12日〜5月8日開催)
Mónica Mayer
モニカ・メイヤーは1954年生まれのメキシコのフェミニストアーティスト。パフォーマンスや写真、絵画など様々なメディアを使用するフェミニズム・アーティストで、評論家としても活躍。メキシコで最初のフェミニスト・アート・コレクティブ「Polvo de Gallina Negra」を結成するなど、メキシコのフェミニスト・アートを牽引してきた一人である。コンセプチュアル・アーティスト、キュレーター、美術評論家、美術理論家として、様々なフォーラムや グループに参加し、ワークショップや集団運動を組織し、1988年から2008年まで、メキシコの新聞「エル・ユニバーサル」のコラムニストを務めた。
昨年、40年以上かけて書いたアート、フェミニズム、パフォーマンスに関するテキストを収録した書籍「MONICA MAYER. INTIMIDADES... O NO.ARTE, VIDA Y FEMINISMO」が出版された。
https://www.pintomiraya.com/
The Clothesline with Sisterからの問いかけ
The Clothesline with Sisterに合わせてSister独自の4つの質問を今回も参加者に投げかける。
期間中、会場では参加者と一緒に女性の権利について考え、対話をしていく予定。
※期間中はどなたでも無料で参加可能。
※メールフォーム(https://mail.google.com/mail/u/0/?tab=lm#inbox/FMfcgzGpHHKCrCfBCRFBgDnlLzCfqCXw)からも回答を受け付け。
開催スケジュール
◎2022年7月30日(土)-2022年8月21日(日)
unlike.
営業時間: 12:00 - 18:00 / 12:00 - 20:00(土日) ※水曜定休※
住所: 愛知県名古屋市中区栄3-31-25サンテアビタシオン402
電話番号: 052-262-6699
◎2022年7月30日(土)-2022年8月31日(水)
Sister店舗
営業時間: 12:00 - 20:00
住所: 東京都渋谷区松濤2-13-10 1F
電話番号: 03-6407-1285
The Clotheslineとのコラボレーショングッズ
※販売予定グッズはソックス、ロンT、Tシャツ、ステッカーなど。
また主に国外のアートブックを多数取り扱う「twelvebooks」から本企画に合わせた作品集を選書、そして昨年も図書館への寄贈ラインナップの選書を担当した三重県九鬼町にある書店「トンガ坂文庫」からジェンダー関連書籍の販売も行う。
関連記事のまとめはこちら
https://www.neol.jp/fashion/
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
同伴分動態@アートセンターBUG
PR TIMES / 2025年1月10日 13時15分
-
水戸芸術館現代美術ギャラリーで「近藤亜樹:我が身をさいて、みた世界は」展 2月15日(土)から開催
PR TIMES / 2025年1月7日 16時15分
-
スポーツとアートが織りなす特別な1日!「ヴォルフェカップ #8 Collaborated with kitpas」2025年2月15日(土)旧蘭留小学校にて開催
@Press / 2024年12月23日 13時15分
-
春の京都のアート散歩「KYOTOGRAPHIE2025」参加13アーティストの詳細が決定、KYOTOPHONIEはAwichが出演
FASHION HEADLINE / 2024年12月17日 11時0分
-
「あいち地球温暖化対策フォーラム2024」にe-dash代表取締役社長 山崎冬馬が登壇
PR TIMES / 2024年12月14日 11時40分
ランキング
-
1年末年始に困った「女性の不調」、1位は?
マイナビニュース / 2025年1月10日 19時3分
-
2冬にやりがち、だけど太りやすい! 要注意な「NG食習慣」3選【管理栄養士が解説】
オールアバウト / 2025年1月10日 20時45分
-
340歳から運動不足解消は何から始めたら良いの?
JIJICO / 2018年3月30日 7時30分
-
4俺はまだまだ現役だ!年金月26万円・65歳の元営業本部長、ノリノリで再就職したが…日本年金機構から送られてきた〈年金カットの通知〉に怒り「あまりにひどい」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月10日 7時45分
-
5「30年物の和式トイレ」も改修できず…350万円を市民から集めた地方大学の雄に「どれだけお金ないのよ」の声
プレジデントオンライン / 2025年1月9日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください