1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「トイレでスマホ」が招く危険...長時間座りっぱなしの健康リスクとは?

ニューズウィーク日本版 / 2024年11月27日 17時50分

トイレでの「座りすぎ」が引き起こす健康問題、医師が動画で解説 Giorgio Trovato-Unsplash

ハティ・ウィルモス
<「トイレで座りすぎ」が体に与える影響...医師のアドバイスが話題に>

トイレに長時間座っているとどうなるかを解説し、健康リスク増大を指摘する医師の動画が注目を集めている。

【動画】「トイレでスマホ」が招く危険...長時間座りっぱなしの健康リスクとは?

動画は10月10日に投稿されて以来、3250万回も再生され、26万の「いいね」を集めた。救急医のジョー・ウィッティントン(通称ドクター・ジョー)はカメラの前で、大きなまばたきの効果音に合わせて目を瞬いている。

「トイレに長いこと座っていると、肛門の静脈に血液がたまって痔になる可能性がある。だから患者には、座りながらのスマホ操作はしないのが一番だと言っている」。画面の字幕はそう解説する。

この投稿をInstagramで見る Dr. Joe, M.D.(@drjoe_md)がシェアした投稿

ウィッティントンは、この動画に対するネットの反応に驚いたと本誌に語った。

「身近な話題だとは分かっていたが、これほどの反響があるとは思わなかった。この内容に共感してくれる人や、自分の話をしてくれる人、自分のトイレ習慣について気付かされたという人の多さに驚いた」

「ある種の健康習慣がどれほど一般的か、ちょっとした助言で日々の習慣を変えられる人がいかに多いかを再認識した」

Instagramに掲載されたウィッティントンの動画には、驚いた、怖くなった、面白かったなどのコメントが寄せられた。「Instagramしている夫全員にこれを一斉送信して」という@crenz1989のコメントには7000近い「いいね」が付いた。

イギリス国民保健サービス(NHS)のウェブサイトによると、痔(痔核とも呼ばれる)とはお尻の内部や周辺の血管が拡張してできる腫れ物のこと。

症状は排便後の出血、肛門のかゆみ、肛門の中や外に飛び出すしこり、排便後の粘液や血液、肛門周辺の痛み、赤み、腫れなどがある。

ウィッティントンは言う。「トイレに長いこと座っていると、直腸下部の静脈に不必要な圧力がかかり、痔のような問題を引き起こすことがある」

「力んでいる場合はもちろんだが、長い間トイレに座っているだけでも肛門周辺の静脈が腫れて痔の発症につながることがある」

ユーザーの@mforshinoが書き込んだ「そうなるのはトイレに座っている時だけで、椅子に座っていてもそうならない?」というコメントは5000の「いいね」を集めた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください