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働き手「1100万人不足」の衝撃...社会にもたらされる影響と、「危機を希望に変える」企業の役割とは?

ニューズウィーク日本版 / 2025年1月7日 21時0分

また、同氏の『危機と人類』では、クライシス、つまり日本語の「危機」という単語のダブルミーニングについてふれられています。「危機」の漢字には、「危ない」と「機会(チャンス)」の両方の意味が込められていて、この言葉の真意をよく表しているというのです。これは、日本社会が多くの社会課題にどう向き合っていくかのヒントとなる言葉でした。

この2冊をはじめ、同氏から受けた影響は大きいものでした。特に『銃・病原菌・鉄』は「環境を変えることで人が力を発揮して幸せになれる」という、人間の可能性を認識させてくれる本です。

──『銃・病原菌・鉄』をぜひ再読したいと思います。貴重なお話をありがとうございました!

『ゆるい職場』
 著者:古屋星斗
 出版社:中央公論新社
 要約を読む

『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか』
 著者:古屋星斗
 出版社:日本経済新聞出版
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古屋星斗(ふるや しょうと)

リクルートワークス研究所主任研究員

一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻修了後、経済産業省入省。産業人材政策、福島復興、成長職略立案などに携わる。2017年より現職。労働市場や次世代のキャリア形成研究を専門とする。著書に『ゆるい職場─若者の不安の知られざる理由』(中央公論新社)など。

◇ ◇ ◇

flier編集部

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