待ってろ牛タン、青葉城♡ 26年ぶり仙台へひとっ飛び！新潟空港拠点のトキエア、新潟―仙台線4月26日就航発表！50分！片道最安9000円！

　新潟空港を拠点にする航空会社トキエア（新潟市東区）は4月12日、新潟－仙台線が4月26日に就航すると発表し、チケットの予約販売を始めた。仙台線で定期便が運航するのは26年ぶり。新潟－札幌（丘珠・おかだま）線に続く2路線目となる。運賃は片道最安9000円で両空港を約50分で結ぶ。大型連休前の就航となり、観光関係者らも期待を膨らませる。

　仙台線は月水金土日の週5日運航し、1日2往復する。ダイヤは新潟発が 午前7時35分と午後6時50分、仙台発が午前8時50分と午後8時5分。機体は札幌線と同じ72人乗りの小型プロペラ機を使う。

　運賃はビジネス向けが片道1万6500〜1万9500円。出発の72時間前までに予約するプランが9000〜1万6000円。若者（12〜25歳）向けが9000円。

　新潟、仙台の両市の間は新幹線で2時間半〜3時間半、高速バスで4〜5時間かかる。料金は新幹線の場合、運賃と特急料金で計1万9千円台となる。トキエアは大幅な所要時間短縮が見込めるとして、「観光、ビジネス、帰省と気軽に利用してもらいたい」とする。

　大型連休前の就航が決まり、関係者は交流人口の拡大を期待する。県交通政策局の太田勇二局長は「仙台は観光とビジネス双方の需要が期待でき、地域経済の活性化が見込める」と歓迎した。県旅館ホテル組合の金子春子専務理事は「滞在時間が長くとれるいいダイヤだ。仙台から来た人により広いエリアに足を運んでもらえるきっかけになる」と喜んだ。

　新潟－仙台線での定期便は1998年以来となる。仙台空港の運営会社は「北陸方面との交流に一層弾みがつくと願っている。トキエアの今後の増便や路線拡大も期待したい」とした。

　予約はトキエアのウェブサイトや、コールセンター（0570）023237などで受け付ける。電話予約は別途手数料がかかる。