大泉洋、妻役の菅野美穂に感じた面影「声のレベルで分かるのは柳沢慎吾さん以来」印象明かす

映画「ディア・ファミリー」完成報告会見に出席した上段左から川栄李奈、福本莉子、新井美羽、下段左から大泉洋、菅野美穂

大泉洋（51）が24日、都内で映画「ディア・ファミリー」（月川翔監督、6月14日公開）の完成報告会見に出席した。

本作は、生まれつき心臓病疾患を持ち「余命十年」を突きつけられた次女を救うために、人口心臓の開発に立ち上がった父親の実話を描く。

「家族決起会見」と銘打って行われたこの日、大泉、妻役の菅野美穂（46）、長女役の川栄李奈（29）次女役福本莉子（23）三女役の新井美羽（17）の家族役キャスト、月川監督と“ファミリー”全員で参戦。

夫婦役を演じる大泉と菅野だが、役者として演技で本格的に交わるのは今回が初めて。お互いの印象につい、菅野は大泉について「いろんな顔をお持ちの方。舞台や歌い手としても紅白に出場されたりして」と多彩な一面に触れつつ「親しみのある印象だけど、神経質な面があると思ってました」と吐露。大泉の明るさが家族の雰囲気づくりに奏功したといい「ひょうひょうとしたたたずまいって大泉さんにしか出せないニュアンス。大泉さんが演じたから親しみがあって、お客さんにより自分に近い話として届けられるのは大泉さんのお持ちの味」と人柄に感謝。

一方の大泉は菅野についてユーモアを交えて表現。「明るい方だと思っていたら、私の予想を突き抜けて明るかった。菅野さんが現場に来ると、控室の笑い声で分かるんですよね。やって来たぞっていうのが声のレベルで分かるのは柳沢慎吾さん以来。例えるなら山賊たちの晩さんみたいな笑い声が聞こえてくるんです」と明かし、会場の爆笑を誘った。川栄も「朝、メーク室ですぐに分かります」と共感。大泉は「歩くパワースポットみたいな人です」と例えた。