井上尚弥×ネリ戦 Amazonプライムビデオ史上最大のピーク視聴数、WBC決勝超えた

6回、井上尚（右）はネリにパンチを打ち込みTKO勝ちする（撮影・滝沢徹郎）

Amazonは7日、前日6日に東京ドームで行われ、プライムビデオで独占ライブ配信した、プロボクシングのスーパーバンタム級世界主要4団体統一戦・王者井上尚弥（31＝大橋）対WBC世界同級1位ルイス・ネリ（29＝メキシコ）戦が、史上最大のピーク視聴数を記録したと発表した。これまでは23年にライブ配信した野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）決勝・日本対米国戦が最大だったが、その記録を超えた。

最大ピーク視聴数を記録したシーンは、井上がネリに6回1分22秒、TKO勝ちを収めて日本人で初めて世界ベルト4本の防衛に成功した瞬間だった。34年ぶりとなる東京ドームでのボクシング興行で日本人初のメインイベンターを務めた注目度の高さを、改めて証明した格好だ。

児玉隆志ジャパンカントリーマネージャーは「一夜明けてもまだあの東京ドームでの興奮が冷めません。歴史的な闘いをPrime Videoで配信させていただいたことを心から感謝いたします。本当に多くの人にご視聴いただけたことをうれしく思います。今後も皆様に更に魅力あるコンテンツをお届けして行けるように努力して参ります」とコメントした。