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坂東玉三郎「江戸言葉喋りあいたい」 春風亭小朝との「歌舞伎座特別公演」取材会で芝居に誘う

日刊スポーツ / 2024年5月8日 15時10分

「歌舞伎座特別公演」の合同取材会を行った春風亭小朝(左)、坂東玉三郎

歌舞伎俳優坂東玉三郎(74)、落語家春風亭小朝(69)が8日、都内で、「歌舞伎座特別公演」(7月25日、東京・歌舞伎座)の合同取材会を行った。1夜限りの公演について2人が語った。

昨年7月の京都南座、今年1月の大阪・松竹座に続く3回目の共演で、歌舞伎座では初めて。6年ほど前に玉三郎のコンサートを小朝が訪れて、何か一緒にやりたいと申し出たことが共演のきっかけになった。さかのぼれば、小朝が前座時代に玉三郎の母に日本舞踊を教わっていたという縁もあるという。

玉三郎は「親近感もあるし、芸術の上では、江戸言葉が流ちょうに話せる人が身近にいるのが印象深いです。世話物をやる時の江戸言葉がそのまま」と話した。

小朝は、玉三郎との出会いや共演を「このご縁は人生を変えるご縁」と話し「(芸を)究めた方なので、踊りやお芝居のことをいろいろ質問しても、すぐに端的に返ってくる。人間的には、いっぱいしゃべってくれるのがうれしい。先日も2時間半食事をして黙ってたのは3分くらい。いっぱいいろんな話を聞かせてくださる」と喜んだ。

初上演する落語芝居「怪談 牡丹燈籠」では、小朝の口演と同時に、女性3役を玉三郎が芝居で見せる。松竹座での上演が好評を博した「越路吹雪物語」は、小朝が作った人情噺で、越路さんの歌を玉三郎が歌う。

今後、地方公演もあると明かし、玉三郎は「歌舞伎座でやらせていただけるのがありがたい。これは出発点だと思います。どういうところへこの2人でやっていくことが流れていくかということなのでお楽しみいただきたい」と話し、小朝も「『牡丹燈籠』は歌舞伎お好きな方も、落語がお好きな方も楽しんでいただける。『越路吹雪物語』も必ず満足していただけると確信を持っています」と自信を見せた。

玉三郎は世話物芝居での共演も望んでおり「徐々に引き入れたい。江戸言葉をこれだけしゃべれる人としゃべりあいたい。そっち(芝居)にと、風を吹かすんだけど、すごくよけて歩くんです。どうなの?」と聞く場面も。小朝は「舞台は2~3歩歩くだけでも大変。これはちょっとだめなっていう感じです」と苦笑いだった。

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