市川染五郎「ワクワク」 直木賞原作の新作歌舞伎「木挽町のあだ討ち」に主演 4月歌舞伎座
日刊スポーツ / 2025年1月10日 5時0分
市川染五郎(19)が、「四月大歌舞伎」(4月3~25日、東京・歌舞伎座)で上演される新作歌舞伎「木挽町のあだ討ち」に主演することが9日、分かった。歌舞伎座での主演は、22年6月上演の「信康」以来。
直木賞と山本周五郎賞を受賞した永井紗耶子さんの時代小説が原作で、芝居小屋を舞台に、若者が遂げたあだ討の真相に迫る物語。父松本幸四郎も出演する。演出は齋藤雅文さん。
市川染五郎コメント 直木賞も受賞された永井紗耶子先生の「木挽町のあだ討ち」の歌舞伎化にたずさわることができ、大変うれしく思います。受賞されたニュースを聞いた当時から、タイトルに“木挽町”と入っていることもありきっと歌舞伎にぴったりだと思っていましたので、出演させていただく僕自身もワクワクしております。齋藤雅文先生はじめ皆さまのお力をお借りしながら、原作をすでにご存じの方にも納得していただける作品を目指してまいりますので、どうぞお楽しみに!
原作の永井紗耶子さんコメント 8歳の時、初めて歌舞伎を見て、こんなにもわくわくするものがあるのかと、感動したことを覚えています。以来、ことあるごとに歌舞伎座に足を運び、芝居に力をもらってきました。「木挽町のあだ討ち」は、私の歌舞伎好きを知った編集者からの提案で書き始めました。連載の途中、コロナ禍に入り、芝居が「不要不急」と言われるようになりました。私にとって、芝居はなくてはならないものです。その思いを込めて書いた小説が、こうして歌舞伎座の大舞台で上演されることは、小説家として望外の幸せです。しかも、かつてライターとして取材させていただいた松本幸四郎さんが、市川染五郎さんと親子でご出演いただけるなんて……。
脚本、演出の齋藤雅文さんコメント これは世間からはみ出した一癖も二癖もある芝居者たちの「バックステージもの」です。あだ討を通して困難に立ち向かう若者を、守り援(たす)ける人々の情愛と心意気の人間賛歌。これはそのまま、舞台に命をかける我々すべての演劇人の物語です。染五郎さんの青春の証しを歌舞伎座の舞台に、渾身(こんしん)の力で刻み込みたいと思っております!
この記事に関連するニュース
-
市川染五郎、直木賞受賞作が原作の新作歌舞伎で主演 「僕自身もワクワク」 父・松本幸四郎も出演
日テレNEWS NNN / 2025年1月10日 21時50分
-
市川染五郎 新作歌舞伎「木挽町のあだ討ち」に「ワクワクしている」
スポニチアネックス / 2025年1月10日 5時3分
-
19歳市川染五郎、直木賞&山本周五郎賞受賞作で新作歌舞伎初主演、父・松本幸四郎も出演
スポーツ報知 / 2025年1月10日 5時0分
-
秘仏の扉を開いたのは破天荒すぎる男たちだった!? 新・直木賞作家が近代日本文化の黎明期に迫った感動作!
文春オンライン / 2025年1月8日 6時0分
-
新橋演舞場vs歌舞伎座は「朧の森に棲む鬼」の圧勝…21世紀の歌舞伎新作では最も成功(作家・中川右介)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月19日 9時26分
ランキング
-
1モー娘。メンバー ネット上の流出画像について釈明「私で間違いありません」騒動を謝罪「深くお詫び」
スポニチアネックス / 2025年1月10日 15時27分
-
2中居正広の「相手さまがいる」はただの逃げ、守秘義務以外で自由に語ることができる部分
週刊女性PRIME / 2025年1月10日 16時30分
-
3中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月10日 16時32分
-
4中居正広声明文から一夜明け…TV各局情報番組それぞれの“対応” 山里亮太は1分超コメントも…
スポニチアネックス / 2025年1月10日 17時9分
-
5「芸能活動に支障ない」タカ括る中居正広から各局“撤退”のムーブ、“後ろ盾”失った旧ジャニの末路
週刊女性PRIME / 2025年1月10日 11時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください