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中村勘九郎の蔦屋重三郎ビジュアル解禁 脚本家は「写楽のようなイメージで!」 2月歌舞伎座

日刊スポーツ / 2025年1月10日 18時59分

中村勘九郎(手前)、中村七之助が出演する「きらら浮世伝」の特別ビジュアル

中村勘九郎(43)中村七之助(41)らが出演し「猿若祭二月大歌舞伎」(2月2~25日、東京・歌舞伎座)で上演される「きらら浮世伝 版元蔦屋重三郎魁申し候」と「人情噺文七元結」の特別ビジュアルが9日、公開された。

「きらら-」は勘九郎がつたじゅうと呼ばれた蔦屋重三郎を演じる演目で、1988年(昭63)に銀座セゾン劇場で父中村勘三郎さん主演した舞台を歌舞伎化する。七之助は吉原の遊女お篠を演じる。

公開されたビジュアルは、脚本、演出の横内謙介さんが「勘九郎さんは写楽、七之助さんは歌麿の美人画のようなイメージで!」という撮影のアイデアを出したという。

「人情噺文七元結」は世話物の人気作。腕はいいがばくち好きの左官の長兵衛と女房お兼のけんかが、引き起こす人情物語。勘九郎が長兵衛を、お兼を七之助が演じるほか、娘お久を勘九郎の長男中村勘太郎が、手代文七を中村鶴松がつとめる。

ビジュアル撮影では、勘九郎が「家族写真のように撮りたい!」と提案があり、なごやかな雰囲気の中で撮影された。撮影とアートディレクションは、BOφWYや布袋寅泰の撮影、アートワークなどを手がけてきた永石勝さんが担当した。

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