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【王将戦】藤井聡太王将「将棋は分岐の分かれ道が続くゲーム、一手一手」 京都“お稲荷さん決戦”

日刊スポーツ / 2025年1月24日 19時34分

京都市内での前夜祭に出席した藤井聡太王将(左)永瀬拓矢九段(撮影・松浦隆司)

藤井聡太王将(竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖=22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する将棋の第74期王将戦7番勝負第2局が25、26の両日、京都市「伏見稲荷大社」で行われる。シリーズ対戦成績は藤井の1勝0敗。藤井は4連覇と、谷川浩司17世名人と並ぶ歴代5位のタイトル通算27期をかけた戦いになる。4期ぶりの登場となる永瀬は王将初奪取を目指す。

両者は24日、京都入り。対局会場での検分を行い、京都市内のホテルでの前夜祭に出席した。伏見稲荷大社のズラリと連なる朱色の千本鳥居に「景色に圧倒された」と感動し、「鳥居が二手に分かれるところで記念撮影した。将棋は分岐の分かれ道が続いているようなゲーム。一手一手、しっかりと読みを入れて指したい。充実した将棋を指すことができればと思う」と決意表明した。

アニメが好きという永瀬は「千本鳥居は(アニメで)見ていたが、現地に来ると、神秘的で気持ちが引き締まった」と印象を語り、「後手番で厳しいが、精いっぱい頑張りたい」と意気込んだ。

開幕局は藤井が逆転勝ちし、好スタートを切った。両者は対戦成績は藤井の19勝7敗。過去、1日制5番勝負のタイトル戦を3度戦い、藤井がすべて制している。2日制のタイトル戦は今回が初めて。

対局は持ち時間は各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は26日午前9時に再開する。

全国各地に約3万社ある稲荷神社の「お稲荷さん」の総本宮の“お稲荷さん決戦”に注目が集まる。【松浦隆司】

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