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林家たい平、故・林家こん平との数々の思い出を懐古「夜中の2時過ぎにマグロ10貫を……」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月26日 11時15分

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落語家・林家たい平が、2020年12月に亡くなった、師匠の林家こん平との思い出を語った。

2月22日に放送された、ニッポン放送「高田文夫と松本明子のラジオビバリー昼ズ」に出演したたい平。こん平が亡くなった直後、落語家・笑福亭鶴瓶から「俺も(笑福亭)松鶴が亡くなってから喋ってたからな。今も皆が忘れないんだよ。お前の役目は師匠の話をすることやで」と、師匠の生きた姿を語り継ぐことの大切さを説かれたことを明かした。

高田は「俺も談志の真似するのも愛情なんだよ。そうすると誰の中でも生きるんだよ」と同調。さらにたい平には、こん平との印象的な思い出話があるという。

たい平: 本当にうちの師匠は、呑んで食べてにぎやかでした。

高田: よく食べる人なんだよな。

たい平: 浅草で24時間やってるとんかつ屋があるんですけど。まぁとんかつ24時間やることないんですけど(笑)

高田: 揚げっぱなしだな。

たい平: 揚げっぱなしです(笑)とんかつ屋で12時まで食べて、お腹いっぱいになったら、道渡ったとこのスナックで2時間歌って、夜中の2時過ぎになると寿司屋に行くんですよ。

松本: 浅草は寝ない街ですね~。

たい平: 師匠と僕の2人だけですよ。大将が師匠見た瞬間に顔が曇って、何も言わずにマグロ10貫にぎって奥行っちゃうんですよ。そうすると「な! たい平! 座っただけでマグロ10貫出てくる! これが江戸っ子だ!」って言うんですけど、夜中の2時にマグロ10貫食べる江戸っ子なんていないです(笑)

こん平の豪快な姿を想起させるエピソードを披露したたい平。このエピソードを受けて、高田は「どこにそんな江戸っ子いんだよ(笑)」とコメント。たい平の懐古談に笑いに包まれた一同であった。

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