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辛坊治郎「毎日、生きるか死ぬかの勝負」 東経175度の太平洋上から“波”との戦いを報告

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年5月6日 20時30分

辛坊治郎「毎日、生きるか死ぬかの勝負」 東経175度の太平洋上から“波”との戦いを報告

ヨット太平洋単独無寄港横断に出航したキャスターの辛坊治郎が5月5日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」にヨット太平洋単独無寄港横断中の船上から電話出演。雨よりも大変だという“波”への対処について語った。

辛坊治郎

辛坊治郎

ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、番組パーソナリティの辛坊治郎がヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦している間、“スペシャルパーソナリティ”たちが“留守番”をしているが、番組では「生存確認テレフォン」と題して、辛坊に持たせた衛星携帯電話へ毎回必ずかけることとなっている。

辛坊は4月9日午前9時17分に大阪府岬町の淡輪ヨットハーバーからKaorinV(カオリンファイブ)号で出港したが、5月5日、福島県沖の東の海上3100km離れた位置にいるという辛坊へ、この日スペシャルパーソナリティを務める吉田尚記アナウンサーとアシスタントの増山さやかアナウンサーは電話を掛けた。

「東経175度を超えましたー!」

“気合い”が電話越しに伝わってくる。日付変更線の180度まであと5度だ。

「日付変更線まであと1日半くらい。だから、金曜日の午前中くらいに日付変更線超えそうです」

KaorinV(カオリンファイブ)

KaorinV(カオリンファイブ)

そして、この直前の天候は、雨が激しかったようだが、難敵は雨よりも“波”だという。

「波が四方八方から来るの。例えば、5メートルぐらいの波でも、方向が決まっていると対処のしようがあるんだけど、四方八方から波が来られると、もうどうにもならないんだよ、これ。風がある程度あるとなんとか対処できるんだけど、風が夕方ぐらいに0ノットまで落ちて、四方八方から波が来て、もうこうなるとね、大変」

この様子を頭の中で描きながら聞いていたスタジオの2人は、思わず「おお」と口にしたが、「もう、なんか、洗濯機のすすぎにあっているみたいな感じですね」と吉田アナが伝えると、

「そうそう! そんな感じ。洗濯機のすすぎの中に入っている感じです」

と激しく同意した辛坊。

吉田尚記アナ、増山さやかアナ 後方はニュースを伝える山本デスク

吉田尚記アナ、増山さやかアナ 後方はニュースを伝える山本デスク

この日は電波状況も順調で話に花が咲いた。

辛坊:精神力は鍛えられるよ! 毎日、生きるか死ぬかの勝負だからね。

増山アナ:戻ってくる頃はたぶん、辛坊さん、すごーく優しい人になって帰ってくるんでしょうね(笑)

辛坊:いやあ、僕、戻ってきたときには、たぶん仙人になってると思います!

冗談も挟みながら、平和な航海も感じられた今回の「生存確認テレフォン」。2人から「お気を付けて!」とエールを送られると、「じゃあねー!」と元気よく答えた辛坊は、日付変更線、そしてアメリカ大陸へ向けて航海を続けた。

 

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