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ラグビー元日本代表・大野均 その武勇伝は「靭帯が切れながら1試合走り抜いた」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年4月25日 14時59分

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4月24日(月)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。

ゲストはラグビー元日本代表・大野均。
1978年福島県生まれ。高校まで野球部で、日本大学進学後ラグビーをスタート。以来、日本代表の中心選手として活躍、ワールドカップに3大会連続出場した。
日本代表キャップは史上最多の98史上最多。2020年5月に引退、現在は東芝ブレイブルーパス東京のアンバサダーを務めている。

青木が大野にまず質問したのは、ラグビー初心者が知っておくと楽しめるラグビーの基本など。

青木:前回のW杯(日本大会)を見に行ったのですが、実は細かいルールがわからなくて…

大野:ボールを前に投げてはいけない、ボールを前に落としてはいけない、その2つのルールさえ押さえておけば。あとは、寝ながらプレーしてはいけないというのがあります。プレーしている選手は必ず立ってプレーしないといけない。

青木:けっこうぶつかって転ぶこともあるじゃないですか?

大野:転んだらすぐに立ち上がります。

青木:大野さんのポジションは?

大野:「ロック」というポジションで、チームで一番身長が高い選手がやるポジション。スクラムで言う、前で組み合っている人たちを後ろから一生懸命押し込んでいます。お尻を押しているんです、肩で。

そして今回、大野からとっておきの「試合中の武勇伝」も聞かせてもらった。

大野:ラグビーって怪我はつきものですが、試合中に膝の靭帯を切ってしまったんですね。そうなると普通走れないんですけど、その日はアドレナリンが出ていて走れたので、80分間、最後まで切れたままプレーしました。

青木:ちなみに何分くらいで切れたんですか?

大野:前半の30分過ぎくらい。そのちょっと前、5分前くらいに同じポジションの後輩が怪我して代わりが入ったので、替えがいなかったんです。これはひっこむことはできないなと思って。その時はまだ切れていると思ってなかったんですよ。

青木:えっ、じゃあ周りも大野さんの靭帯が切れていることに気づいていないということですか?

大野:動きはちょっと悪いけどでも走っているからやれるんだろ、みたいな感じだったと思います。試合が終わり、そのままタクシーに乗って病院に行って、MRIを取ったら切れてますね、って言われて。全治1か月くらいでした。損傷程度だったので。

青木:全治1か月の怪我を負った状態で走るって!試合が終わった瞬間、痛みが出てきたということですか?

大野:試合中も痛かったんですよ。方向を変えると、ステップを踏むと痛かったので。だからもう方向を変えないで、あそこと決めたら、そこに一直線に走っていって、ドーンってぶつかってまた起き上がって。そのように試合中にプレースタイルを変えて乗り越えました。

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