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戦略的に受験を乗り越えろ! 三者三様、東京都立大学の学生にランパンプスがインタビュー!

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年3月22日 15時0分

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受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』

全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

全国の受験生をお笑い芸人ランパンプスが応援隊長となって応援する『おうえんしナイト』。
今回は、東京都立大学の学生へ受験に纏わるインタビューをしてまいります!

――本日は法学部法学科一年、鳴海美咲紀(なるみみさき)さん、人文社会学部人文学科一年、竹野沙耶(たけのさや)さん、都市環境学部建築学科一年、池内優輝(いけうちゆうき)さんに来ていただきました。

小林:早速ですが、東京都立大学を志望した理由を聞かせていただけますか?

鳴海:私は中学生の頃から法学部に入ろうと決めていて、法学部がある大学の中で、実家から通えて、学費が安いのが都立大だったので志望しました。

寺内:国立より安いって聞いたけど本当なの?

鳴海:私が調べた限りでは都立大が一番安かったですね。

小林:ドンキホーテってことだ。

寺内:激安の殿堂、爆安で法律学べる場所(笑)。その分、受験が難しいんだろうね。

竹野:私は茨城出身で、東京に出てみたいっていうのがあったんです。

寺内:わかる!

竹野:その中で自分の学力にあった大学だったことと、人文学科は二年生になったら教室選択があって、元々興味があった哲学と表象文化論が学べるんです。その2つがあるのが都立大しかないと思って、ここに決めました。ちなみに表象文化論では、アニメとか漫画とかのサブカルチャーについても学べるんです。

寺内:全部が叶う場所だったんだ。ぴったりすぎるじゃん!

池内:僕は中学生の頃から、建築をやりたいと思っていて、でも、数学とか物理とか化学の成績が悪くて……なので、一般じゃない方法の入試で探してました。そんな時、推薦で都立大を見つけたんです。実は中学生の時に八王子のことを研究したことがあって「ご縁だな」と思って、推薦を受けてみようと思いました。

寺内:ちょっと待って! 中学生で八王子の研究?

池内:僕の通っていた中学校では社会科の授業で、自分が興味を持ったものを研究して、レポートを書くっていうのがあったんです。

寺内:で、興味持ったのが?

池内:八王子の地域コミュニティについてです。

寺内:八王子出身ってこと?

池内:いえ、三鷹です。

小林:ちょっと離れてるな。何で下ってったの?

寺内:新宿とか吉祥寺とか近くにあるじゃん。

池内:大学と地域の関わりを研究しようと思っていて、八王子って大学がいっぱいあるんですよ。市と大学との独自の取り組みもいっぱいあったので、やってみようかなと。

寺内:みんな、信じらんなくない?

小林:あなたは東京出て来たかっただけだよね(笑)?

竹野:やめてください(笑)。

小林:鳴海さんは法学部とのことですが、もう法学の勉強をされてるんですか?

鳴海:まだ一年生なので、そんなに深いことはまだ学べてないんですけど、基本的な民法とか憲法などを授業で教わっています。

小林:将来的にはどういう職業に就きたいんですか?

鳴海:法学部だと結構「弁護士になるの?」と聞かれることが多いんですけど、実は弁護士になる人は1割いるかどうからしいんです。

寺内:そうなんだ。

鳴海:都立大の進路は公務員が多いんですけど、私は普通に民間の一般企業に就職をしようと思っています。

小林:なんで法律を学びたいって思ったんですか?

鳴海:どの業界にいても、法律と関わらない仕事ってないと思うし、法学的な思考力が、企業で求められると聞いて、あと、法学部は潰しが効く学部とも言われているので、4年間を通して、自分のやりたいことを見つけていけたらいいなと思ってます。

寺内:学費が安めで、潰しが効く学部……めちゃくちゃ人生見据えてるね!

小林:やっぱり街を歩いてると「あ! 犯罪者!」とか思うの?

寺内:そんな奴いねえって!

鳴海:ないですね(笑)。

寺内:人文学科って何を学ぶんですか?

竹野:今はまだ、教養科目といって、一年次が何百人と一緒に受けるような科目ばかりなんですけど、専攻の話で言うと、二年次で教室決定があって、私は高校3年間で哲学について研究をしていたので、哲学を希望しました。

寺内:高校生が哲学の研究!?

竹野:理系の人も文系の人も皆、学校で、ひとり一探究しなきゃいけなかったんです。テーマはなんでもよくて、私は「自由と幸せの関係について」というテーマでした。

寺内:すごすぎる(笑)。他はどういうのを研究してる人がいるの? 八王子とか(笑)?

竹野:いえいえ、茨城なんで(笑)。金賞取った人は「粘菌の種類」の研究で新発見してました。

寺内:粘菌の新発見をして金賞もらった!? すげえ!

小林:将来はどういう職業に就きたいですか?

竹野:人文学科は法学部や経済経営学部に比べたら、就職に直結はしないと思うんですけど、自分の中で好きなことができたらいいなっていうのがあって、将来は教育とか福祉とかそういう人に寄り添った仕事をしたいなと思ってます。

小林:池内さんは建築でしたよね。建築系の授業は一年生からあるんですか?

池内:一応あります。建物の建て方や、鉄筋コンクリートの中がどうなってるかみたいな授業や、建築文化論という授業もあります。

寺内:建築の歴史みたいなこと?

池内:こんな建物があったとか、街の作り方や歴史などの授業ですね。

小林:そういえば、理系の方が不遇な目にあってるって聞いたんだけど?

寺内:敷地が広すぎる上に、南大沢駅から遠いところに配置されてるって(笑)。

池内:正門入って、芝生のあたりを囲むようにして建っているのが文系の建物で、さらに奥まで歩いたとこに理系の学部があるんです(笑)。

小林:理系にも芝生はあるの?

池内:理系の方にはないんですよ(笑)。

寺内:芝生欲しいよな! 悔しいよな! みんなで寝転がったりしたいよな!

小林:大学と言えば芝生だもんね!

寺内:都立大学さん! 早急に理系に芝生を!

小林:受験勉強で辛かったことや、どんな勉強方法をしていたのか聞かせていただけますか?

鳴海:私は一般入試で入ったんですけど、受験科目が3教科しかなくて、楽といえば楽なんですけど、1年間ひたすら3教科だけだとちょっと飽きてきて、モチベーションを保つのが大変でした。

小林:リフレッシュ方法はありましたか?

鳴海:ただただ寝てました(笑)。寝て起きて勉強して寝てみたいな。

小林:最悪(笑)。

寺内:いやいや、めっちゃコスパいいじゃん。 寝るだけでリフレッシュするんだから。

小林:いつ頃から本格的に受験勉強をし始めましたか?

鳴海:三年生になってから受験を意識したんですけど、文化祭が秋にあったので、それが終わってから本格的に受験勉強をしました。

寺内:文化祭は何やったんですか?

鳴海:うちの高校は三年生が劇をやる伝統があって、オリジナルの脚本を作ってやりました。

小林: マジ青春じゃん(笑)。腹立つ!

寺内:ちょっと待って! オリジナルのお芝居やって、哲学の研究して、八王子学んでたってこと? すごい3人じゃん(笑)。

竹野:私も一般受験だったので、6月ぐらいまでは本当に「起きて、スマホを10時間ぐらいして」っていう生活を繰り返してて、何者でもない人間だったんです(笑)。

小林:哲学だな(笑)。

竹野:だから、全然勉強してなくて……あと、ハンドボールを中高と6年間やってて、引退のタイミングが6月だったので、そこから本腰入れて受験勉強をしました。

寺内:一日10時間スマホいじってるってことはハンドボールやりながらスマホいじってたってこと (笑)?

小林:それは何者でもなくないよ。すごい人だよ(笑)。

竹野:夏休みとかの話です(笑)。

寺内:そういうことね!

竹野: 6月に模試があったんですけど、共通テスト世界史30点とかで、ほんとに絶望的状況でした……。

寺内:間に合うの!? って思うやつだ。

竹野:本当に思いましたね。学校の職員室の前にスタディスペースっていうところがあって、そこで友達と勉強してました。先生にアメもらったりとかしながら(笑)。

寺内:キャンディースペースだね(笑)。でも、職員室の前にそういうスペースがあるのいいね。サボりにくくもなるし。

竹野:先生に質問しにも行きやすかったです。

小林:池内さんは、推薦とおっしゃってましたよね? いつぐらいに決まるんですか?

池内:合否が12月の中旬頃、確か18日とか、17日とかその辺りだったと思います。

寺内:17日か18日のどっちですか?

池内:どっちだったかな……絶対その辺だったと思うんですけどね。

寺内:どうにかはっきり思い出せないですかね?

小林:どっちでもいいって!

寺内:詳しく知りたいじゃん!

小林:黙れ!

寺内:17日か18日か、気になっただけなのに!

小林:推薦入試はどんなことをやったの?

池内:1次が書類の選考で、2次が小論文と面接でした。小論文は「建築物の修復についてどう思うか?」というテーマでしたね。

小林:周りの子は受験でピリピリしてるわけじゃん? そんな中、自分だけ決まってるとちょっと嫌だよね?

池内:正直、同級生にはほぼ言ってませんでしたね。

寺内:変なストレスを与えちゃうかもしれないしね。

池内:ただ、ありがたいことに最終的に決まったのが2学期の期末試験が終わった後だったんです。

寺内:17日? 18日?

池内:どっちかなんですよ。

寺内:僕は17日だと思うな。

池内:確認すればわかると思うんですけど。

小林:だから、もういいって(笑)!

池内:3学期の授業は、選択制で、取らなくてもよかったんです。それで先生とも相談して、行かなくても大丈夫かなっていうことになりました。

寺内:それじゃ3学期は何やってたの?

池内:入学が決まった後に東京都立大学で入学前ゼミっていうのがあって、それが大変でしたね。

寺内:どんなことをやったの?

池内:住宅展示場を見てきて、気に入った家を1つ取り上げてポスターにまとめるという課題でした。

小林:住宅展示場に行かなきゃいけないの? 18歳が?

寺内:そのモデルルームの前で看板持ってる人もびっくりするだろ(笑)。あいつ家買うの? 無理だろうさすがに!って(笑)。

池内:なので「こういうことで見たいんで、お話を伺っていいですか?」って事前にお話ししてから伺いました。

小林:そんで、思ったより気に入っちゃったからもう買うわってなって(笑)。

寺内:今から35年ローン組んでも、まだ50代前半だしね(笑)。

小林:受験してる時に「もっとこうしとけばよかったな」ということがあったら教えてもらえますか?

鳴海:私は学費と法学部があるっていうだけで志望校を決めてしまったので、受験前に都立大に来たことがなかったんです。だから、本当にモチベーションが下がりまくってしまって……受験前に1回、志望校を訪れてみたらよかったなと。

寺内:やっぱ「あそこだ!」っていうのがないと、モチベーションが下がりやすくなっちゃうんだ。

鳴海:受験って、学校の定期テストとかよりも、期間が長いので、1年間ずっとモチベーションを保つのは結構難しかったですね。

小林:オープンキャンパスとかに行って、そこでの学生生活、大学生活を思い浮かべて歯を食いしばるほうがいいんだね(笑)。

鳴海:だと思います(笑)。

竹野:私は6月頃から本腰入れたんですけど、それまで本当に勉強をしてこなかったので、一から勉強しなくちゃいけなかったのが大変でした。勉強方法もよくわからない状態だったので、もし、1年前の自分に戻るとしたら「自分なりの勉強方法や、勉強場所を確立しなさい」と言いたいですね。

池内:僕は「受験についてもっとちゃんと調べておけばよかったな」と。後悔とは微妙に違うんですけど、一般入試だったら僕は絶対受かってないと思うので。

寺内:理系が苦手って言ってたもんね。

池内:はい。今までやってきたことを組み合わせて受験できる推薦入試が見つかったから良かったんですけど「どの受け方」で「どの学校」を「どういう組み合わせ」で受けたら、自分にとって一番良いのかを知っておくことは大切だと思います。

寺内:苦手な科目がある学部学科でも受かる方法があるかもしれないと。ちなみに物理とかさ、数学が苦手で、理系に入ったわけじゃん? その後はどうなの? 意外とやれてる?

池内:実際、難しいですね。ただ、少なくとも高校の時よりは余裕を持って勉強できてるので、まだマシです。後期の成績が3月の何日かまで出ないので、単位が取れてるか不安ですね。

寺内:それは何日?

池内:11日です。

寺内:はっきり11日? 間違いないかな?

寺内:おい、お前Web記事だぞ! 睨むだけのツッコミってなんだよ!

小林:入学前との印象の違いはありますか?

鳴海:大学って人が多くてごちゃごちゃしてるイメージがあったんですけど、都立大は学生数が少ないですし、この通りキャンパスも広大で自然豊かなので、のびのび過ごせるのは発見でした。

竹野:私は大学の雰囲気が東京だけど落ち着くのがいいなって思いました。東京に行きたいって思ってたんですけど、茨城の筑波とそんなに変わらないのが結局落ち着くんです(笑)。

小林:皆さんはサークル活動はやってるんですか?

鳴海:ファッションショーを作るサークルに入ってます。そこではヘアメイクを担当してます。

竹野:私は古典ギターです。見た目はほとんどアコースティックギターなんですけど、爪で弾くんですよ。

池内:僕は、サークルは入ってないんですけど、学生広報チームっていうのをやってます。

小林:……ちくしょー! 鳥人間いなかったじゃねえか!

寺内:さっき広報さんに鳥人間部があるって聞いたんだよね。近くに鳥人間いる?

竹野:私のサークルにいますよ。

寺内:古典ギター鳥人間ってこと? 琵琶湖に向かう時の心境とか聞きたかった(笑)。

小林:最後に受験生にメッセージをいただけますか?

鳴海:1年間勉強を続けてからの一発勝負の入試はすごくストレスもかかるし、大変だと思うんですけど、高校と違って大学は自由度が高いし、全国のいろんなところから来た、いろんな人たちに出会えるので、すごく楽しいです。なので、ぜひ頑張ってほしいなって思います。

小林:ありがとうございます。

竹野:受験生は合格できるか不安な気持ちになってると思います。だけど、実際、私は6月に世界史30点だったけど、直前の模試で80点まで上げることができたので、頑張れば形になると思います。それに、受験は合格するかどうかだけじゃなくて「頑張る」という良い機会で、大人になるための第一歩なので、そこも含めて頑張ってほしいです。

小林:塾のCMみたいだったね(笑)。

寺内:30点から80点! 50点アップ!

池内:今は、いろんな受験方法があります。自分のやりたいことに繋げる方法があるかもしれないので、しっかり調べて臨んで欲しいです。あと、どういう道で合格したとしても、本人たちが努力した結果だと思うので、受かったっていう話を聞いたらちゃんと褒めてあげて、一緒に喜んであげてほしいなって思います。

寺内:素晴らしい! 自分だけでなく他の受験生のことまでも!

小林:本日はありがとうございました。

鳴海・竹野・池内:ありがとうございました。

――さて、東京都立大学に通う3人の学生にお話しをお聞きしましたがいかがでしたか?

小林:三者三様の子たちでしたけど、一貫して「真面目だな」と思いましたね。しっかり人生設計してるし、やりたいことが明確に見えてる子たちだなと思いました。

寺内:国立より学費が安い法学部を探したのは偉いよね。

小林:自分の子供だとしたら感動だよ。しかも、塾も通ってないんだから親からしたら最強だよ。

寺内:就職を意識してて「潰しが効くから」だって!

小林:俺、18、19の時「潰し」って言ったことなかったな。

寺内:潰れるわけないと思って生きてたもんね(笑)。

小林:そしたら芸人になって人生潰れちゃった(笑)。

寺内:そんな子がいたかと思えば、幸せと自由の関係を学ぶ哲学者もいてね。

小林:幸せと自由と10時間スマホ(笑)。

寺内:と古典ギター(笑)。

小林:全く勉強してなかったのに30点から80点にアップしたって、もともとできる子なんだろうけど、スイッチを入れられるのがすごいよね。

寺内:あと、みんな大好き池内君(笑)。本当に最後の最後まで教えてくれなかったな……17日か18日か。

小林:どっちでもいいんだよ!

寺内:秘密主義なのかな?

小林:そんなことないです。

寺内:今日の話の中での勉強法や受験方法については、皆さんも参考になると思うので、是非実践してほしいよね。

小林:寺内さん、最後に何か一言!

寺内:東京都立大学は都立大学駅には無いので気をつけてください!

小林:ありがとうございます!

 

さて、次回は『おうえんしナイト・受験勉強虎の穴』として、勉強のパフォーマンスが上がるマッサージ方法を専門家に取材した様子をお届けします。ご期待ください!

 

<東京都立大学・南大沢キャンパス>
住所:〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1

『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。

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