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森永卓郎・康平 親子そろい踏みで『マイナス金利解除』をバッサリ!「日銀は完全に逆噴射」「何がしたいのかな」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年4月9日 21時40分

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経済アナリストの森永卓郎と森永康平が4月9日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。「マイナス金利解除」について解説した。

日本銀行本店

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『垣花正 あなたとハッピー!』

『垣花正 あなたとハッピー!』(ニッポン放送 月~木曜 朝8時~)の4月9日(火)の放送では、レギュラーコメンテーターの森永卓郎は体調をみながらリモート出演し、スタジオには長男の森永康平が生出演、親子揃ってのニュース解説が実現。「実質賃金23ヵ月連続のマイナス」「日銀のマイナス金利解除」について解説した。

森永卓郎は「この4月から食品が2800品目値上げされるし、5月から電気ガス代の補助金が半減、6月か全廃になる。今年どんどん物価が上がっていく、でも大企業を除くと給料は上がってない。私の見立てでは(実質賃金は)23ヵ月どころか3年連続でズルズルと下がり続けるっていうのがいまの情勢なのに、日銀は完全に逆噴射をした、と。金融村の利益のために欲をかいてしまったというのがマイナス金利解除の本質だと思う」とバッサリ。

森永康平、ニッポン放送・熊谷実帆アナウンサー、垣花正

森永康平、ニッポン放送・熊谷実帆アナウンサー、垣花正

森永康平は「給料が上がってあれも欲しいこれも欲しいと物を買う、その結果生産が追い付かなくなって値段が上がっていきました、というパターンなら金利を上げたり税金を引き上げたりするのは教科書通りの政策。でも現状上がってる理由ってコロナや戦争など外の要因なんですよね。金利を上げたところで(コロナ禍で)止まってた工場が動くわけでもないし、戦争が終わるわけでもない。まったく関係ないのに、こんな状況下で日銀が利上げ、これから追加利上げってなってくると、住宅ローンの返済が増えていくわけですから。ただでさえ消費が減ってるのに、みんなもっと節約するわけで。何がしたいのかな、と思います」と解説した。

2人は日銀が2013年4月から行ってきた異次元金融緩和政策や日銀の総裁人事についても交えながら、鋭い意見を交わした。

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