國學院大學、笑顔と涙の報告会 2年生・辻原輝の言葉に主務が“号泣” 【箱根駅伝】
日テレNEWS NNN / 2025年1月11日 17時36分
第101回箱根駅伝で過去最高に並ぶ総合3位に入った國學院大學。3日のレース後に行われた報告会で、7区を任された2年生の辻原輝選手の言葉に号泣した先輩の姿がありました。
駅伝主将の平林清澄選手を中心に出雲駅伝、全日本大学駅伝を制覇。初優勝を狙った箱根駅伝は往路でやや出遅れますが、優勝した青山学院大学、2位の駒澤大学と“3強”と呼ばれたチームの意地をみせて総合3位にはいりました。
1年間戦い抜いたチームにキャプテンは「歴史を変える挑戦。正々堂々と最後まで青学と駒澤と勝負ができた。こんなにうれしいことはない。挑戦ができる時の主将でいられて、日本一幸せだと思います。青学が胴上げするの見るの悔しいよね。本当にあれを見るのは心が痛い。だからこそ来年は優勝してほしい。この思いをつなぐのも駅伝だと思います」と熱い言葉をかけます。
7区を走った辻原選手は「佐藤圭汰さん(駒澤大)に負けてしまってすごく悔しくて、チームとしても優勝を狙っていた中で3位となってみんなもちろん悔しいと思うんですけど、僕は優勝するまでなんと思われようと絶対に泣きません」と決意。するとチームメートから「もう泣きそうだよ」と言われ笑顔をみせます。
辻原選手は、今季学生駅伝3大会すべてで区間上位の成績。チームを引っ張る頼もしい2年生は、「高校時代実績も何もなかった僕を受け入れてくれた前田康弘監督を筆頭に、このチームの恩を返すためには何区でも走る覚悟はありますが、あくまで希望としては(箱根駅伝の)4区で区間新出してチームを優勝に導いていきたいと思っています」と力強く語りました。
また辻原選手は感謝を伝えたい人がいると、4年生の主務・椎木幹太さんの名前を挙げ、「椎木さんは2年間主務をやっていて、いろいろ大変だったと思うのですが、迷惑をかけてしまったところもありますが、いつも優しく対応していただいて本当に感謝しています」と語ります。すると、椎木さんは号泣し、大きな拍手に包まれました。
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