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作品解説会に人だかりも 沖展 家族連れら展示724点を満喫 ワークショップでトートバッグ印刷体験「うれしい」

沖縄タイムス+プラス / 2024年3月25日 6時0分

絵画部門の作品解説会で、会員(手前右)の説明に耳を傾ける出品者や来場者=24日、浦添市・ANAアリーナ浦添(古謝克公撮影)

[沖展2024 75tn OKITEN EXHIBITION]

 沖縄県内最大の総合美術・工芸公募展「第75回沖展」(主催・沖縄タイムス社)は2日目の24日、休日を利用して大勢の家族連れが会場のANAアリーナ浦添に訪れ、展示されている作品724点をさまざまな観点で楽しんでいた。(社会部・吉田伸)

 作品解説会では、染色、絵画、織物、版画の4部門の会員が入賞作の評価のポイントなどを解説。出品者や来場者が作品の評価などに耳を傾けた。

 絵画部門は大城讓さん(69)の解説に人だかりができる盛況ぶり。3年連続入選している狩俣正さん(74)=豊見城市=は「自分の中にある何かを掘り下げていくと良い作品ができるという話が印象に残った」と感慨深げだった。

 大濱真子さん(29)は織物部門で初入選し、奨励賞を受賞した。織の解説会では作品の色合いがすてきと評価され、「自分が意識して作った色が褒められて安心した」と笑顔。「さまざまな深い知識やデザインの話を吸収できた。次の作品に生かしたい」と話していた。

 会場では、ワークショップなどの関連イベントも行われている。シルクスクリーン印刷体験に参加した國吉さくらさん(7)=那覇市=は、2羽の向き合うヒヨコの柄をトートバッグに印刷。出来上がりに「うれしい」とはにかんでいた。

 沖展は浦添市、浦添市教育委員会が協力、オリオンビール、e-no、沖縄食糧、かりゆし、光文堂コミュニケーションズが協賛。来場者の投票で決める「沖展みんなの1点賞」は日本トランスオーシャン航空が企画協力する。

 問い合わせは沖展事務局、電話080(6494)8374。

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