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「ミサイルを持ち帰れ」座り込む市民を機動隊が排除し騒然 陸自勝連分屯地での連隊発足式典を前に 沖縄・うるま市

沖縄タイムス+プラス / 2024年3月30日 10時12分

抗議文を自衛隊関係者に手交する照屋寛之共同代表(右)=30日午前9時すぎ、沖縄県うるま市陸上自衛隊勝連分屯地前

 30日午前10時からうるま市の陸上自衛隊勝連分屯地で第4地対艦ミサイル中隊と第7地対艦ミサイル連隊本部の新編に伴う式典が開かれるのを前に、市民ら約100人が配備反対を訴え、ゲート前に座り込み抗議を始めた。警戒に当たっていた県警の機動隊が座り込む市民らを排除し一時騒然となった。

 同9時ごろ、式典に出席するとみられる制服や迷彩柄の自衛隊、米軍関係者などが乗った車やバスが続々と分屯地へと入ると、市民が「ミサイルを持ち帰れ」「戦争には協力しない」とシュプレヒコールを繰り返した。

 ゲート前で自衛隊幹部に抗議文を手交した「ミサイル配備から命を守る市民の会」の照屋寛之共同代表は、先の沖縄戦で軍隊が住民を守らなかったことに触れ「自衛隊が来たがために県民が(戦争に巻き込まれ)死ぬことがあってはならない」と訴えた。

 抗議文は「(ミサイル配備など軍事強化で)中国を挑発し戦争を誘発する危機的状況をつくり出している。沖縄が最前線に立たされている」とし、「沖縄島に配備された一切のミサイル撤去と軍拡政策を止め、外交による平和実現に取り組んでいく」ことを求めた。

 文書を受け取った自衛隊幹部は「上司や宛先に申し伝えます」と述べ、立ち去った。

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