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65歳で空手の世界に→10年で指導者! 75歳が園児指導 「腰痛も忘れるくらい楽しい」 沖縄・浦添市

沖縄タイムス+プラス / 2024年4月13日 10時51分

園児に突きを教える松田和子さん(左)=3月27日、浦添市・美咲保育園

 【浦添】沖縄空手道小林流大信館協会の松田和子さん(75)=浦添市=は、同市伊祖にある「美咲保育園」で毎週1回、空手を教えている。空手歴は10年。65歳の時、同協会のシニアクラスに初心者として入門した。初心者が10年で指導者のレベルに達するのは珍しいケースだという。松田さんは「空手をやっている時は腰痛も忘れるくらい楽しい」と意欲満々で園児たちと向き合っている。(整理部・比嘉直志)

 「もともと空手が大好きだった」と話す松田さん。自身はなかなか習う機会がなかったが、子どもたち3人に空手を習わせた。

 同協会が10年前、65歳以上のシニアクラスを開設したのをきっかけに、空手の世界に飛び込んだ。

 同協会は6年前から同園で空手を教えており、熱心さなどを買われた松田さんが3年前から担当している。

 3月27日には稽古後、3~5歳児クラスの32人に空手習得証と花束を手渡し、1年間の頑張りをたたえた。

 同園5歳児クラスの与座優人ちゃん(6)は「突きや蹴りが楽しい。先生も優しくて、空手が好きになりそう」と笑顔を見せた。

 松田さんは「園児たちの一生懸命な姿を見るとうれしくなる。いつか道場で一緒に稽古できる日を楽しみにしている」と汗を拭った。

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