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赤みそとスパイス入りの餅「ナントゥンス」  香辛料ヒハチで味を引き立てる【沖縄料理レシピありんくりん】

沖縄タイムス+プラス / 2024年10月12日 6時23分

 沖縄でおなじみの家庭料理や行事料理を、もっとおいしく作りたい! 琉球料理を長年教えてきた松本料理学院(那覇市)の講師の皆さんに、自宅でおいしく作るための基本のレシピと押さえておきたいコツあれこれ(ありんくりん)を教えてもらいます。沖縄食材や調理方法の解説もあわせてチェックしてみて!

 赤みそと香辛料を餅粉に練り混ぜ、月桃の葉に乗せて蒸した香ばしい餅。沖縄で古くから親しまれているヒハチを使い、味と香りを引き立てます。味をしっかりと付け、蒸し上がりの色を鮮やかにするため、赤みそは色が濃いものを使いましょう。(松本料理学院学院長・松本嘉代子)

ナントゥンス

 

【材料】
もち粉…500g
砂糖(ザラメ)…150g


ヒハチ…小さじ1
水…1.1/2カップ
ピーナツ…18個
赤みそ…110g
ピーナツバター…25~30g
白ゴマ…少々
サンニン(月桃)の葉…大3枚

作り方

1 赤みそとピーナツバターを混ぜておく。

※みそは色が濃いものを使うと、味もしっかりし、色がきれいに仕上がる。

2 もち粉、砂糖、ヒハチを混ぜて分量の水を少しずつ入れ、固めに練って1を加え、さらに練り混ぜて3~4等分にする。

※食べやすく小型にしてもよい。

※水の量は粉の状態によって調整する。

3 等分したものを長方形に整えて、サンニンの葉の裏側に乗せる。

※亀裂がなくなるまで丸めてから、形を整え、指先でなく手のひらを使ってたたくように広げていく。

4 皮をむいて、二つに割ったピーナツで十文字の飾りをつけて、白ゴマを散らして強火で30分ほど蒸す。表面が乾いたらできあがり。

料理を作ってくれたのはこちら

 

  「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。

 隣接するカフェ「琉球styleまつもと」では朝ごはんとランチで、琉球料理や沖縄の旬の食材を使った日替わりメニューが味わえます。

【問い合わせ】

松本料理学院
沖縄県那覇市泉崎1-9-13 電話=098-861-0763

琉球styleまつもと
電話=098-917-2841

ホームページ
https://matsumoto-ryorigakuin.okinawa/

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