猿翁さん生んだ伝説作『裏表太閤記』43年ぶり上演へ 白鸚・幸四郎・染五郎の高麗屋三代共演 中車らも
ORICON NEWS / 2024年4月9日 18時23分
東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」(7月1日~25日)夜の部で、『裏表太閤記(うらおもてたいこうき)』が、43年ぶりに上演されることが9日、発表された。松本幸四郎、市川中車、尾上松也、坂東巳之助、尾上右近、市川染五郎、そして松本白鸚が出演する。三世市川猿翁さんが生み出した伝説作に高麗屋三代がそろい、澤瀉屋の中車も名を連ねた。
【写真】高麗屋三代が共演! 松本幸四郎&市川染五郎、さらに市川中車ら
豊臣秀吉の出世物語である「太閤記」は、現在でも新たな芝居やドラマ、小説や漫画が制作されるほど高い人気を誇る。江戸時代以降、歌舞伎においても同作を基にした多くの作品が生まれ、愛されてきた。
1981年に明治座で初演された『裏表太閤記』は、古典の復活と再創造を標榜し、現代の観客の心を打つ歌舞伎の魅力を生み出した二世市川猿翁(当時・三代目猿之助)さんが手掛けた作品。猿翁さんと共に多くの作品を創り出した奈河彰輔さん脚本、二世藤間勘祖(当時・六世勘十郎)さん演出・振付で上演され、宙乗りや早替り、立廻りなど派手な演出が盛り込まれた。
「太閤記」から秀吉の活躍が光る“表”の物語と、その輝かしい光の陰にある秀吉のライバル・明智光秀らの悲劇的な“裏”の物語を巧みに織り交ぜて構成。昼夜一日かけて上演された壮大な物語で、その後一度も再演されず、伝説とされてきた。
実に43年ぶりの上演となる今回は、新たな構想での幕開き。猿翁さんの精神を受け継ぎながら、歌舞伎の魅力が凝縮された熱い舞台が繰り広げられる。
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