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前田公輝、初ミュージカル主演 韓国で社会現象を起こした『ミセン』世界初のミュージカル化が決定

ORICON NEWS / 2024年5月3日 5時30分

初ミュージカル主演を務める前田公輝

 韓国で社会現象を起こした『ミセン』世界初のミュージカル化が決定し、主演を俳優の前田公輝(33)が務めることが発表された。主人公のチャン・グレ役の前田は「しっかりと作品に向き合って、役とともに僕自身も成長していきたいと思います」とコメントを寄せている。

【画像】原作漫画「ミセン」

 『ミセン』は、韓国のウェブコミック・WEBTOON(ウェブトゥーン)で大ヒットし、コミックスは累計300万部を突破。さらにドラマ化され、韓国のエミー賞と言われる百想芸術大賞など、2014年度のドラマ賞を総なめにし、「ミセンシンドローム」と呼ばれるほどの社会現象を起こした大ヒット作品。

 このほど、原作漫画「ミセン」が初のミュージカル化。クリエイター陣は、脚本・歌詞をオ・ルピナ/キム・ソラの共同脚本、音楽をチェ・ジョンユンが担当。ホリプロとして初めて韓国のクリエイター陣とオリジナルミュージカルを創作する。



 囲碁のプロ棋士になる夢が絶たれ商社のインターンとして働くことになる主人公のチャン・グレ役を、NHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』で注目を集め、『セクシー田中さん』や『アイのない恋人たち』など話題のドラマに次々と出演し、現在はフジテレビ『366日』に出演中の前田が演じる。

 グレが所属することになる営業3課のオ課長に橋本じゅん、グレの母親とワーキングマザーでありオ・課長の同期ソン・ジヨンの一人二役に安蘭けい、グレの同期インターン社員に清水くるみ、内海啓貴、糸川耀士郎ほか、石川禅、中井智彦、あべこうじ、東山光明など、魅力的な俳優陣が物語を彩る。

 タイトルの『ミセン』とは囲碁用語で、漢字では「未生」となる。「死に石」に見えても、まだ完全な「死に石」ではなく、どちらにも転ぶ石のことを言う。本作を通し、人生は自分の選択次第であらゆる道に進むことができる。「自分らしく生きること」とは何か。我々それぞれの人生はすべて大事であり、現代社会を生き抜く全ての人への人間賛歌となる本作は、人生における一筋の光や活力を与える作品となる。

 チャン・グレ役の前田は「韓国で“サラリーマンのバイブル”と称されるほどの漫画『ミセン』。ドラマでもさらなる社会現象を起こし、日本でもリメイクされたこの作品の主人公を、演じられることをうれしく思います。この作品は、世の中で生きていくための人生のヒントや、一生懸命に向きあうための、励ましが詰め込まれている作品だと思います」と力を込め「初めてのミュージカルの主演を務めさせていただきますが、しっかりと作品に向き合って、役とともに僕自身も成長していきたいと思います。劇場でお待ちしています」とコメントしている。

 公演スケジュールは、2025年1月に大阪、2月に愛知、東京ほかで上演。

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