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ジャパネット、新BS放送局「BS10」きょう開局 高田社長テレビに期待「自然体で安心して見ていただける番組目指す」

ORICON NEWS / 2025年1月10日 18時2分

テレビへの期待を明かしたジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEO・高田旭人氏(左) (C)ORICON NewS inc.

 全国無料のBS放送局「BSJapanext(ビーエスジャパネクスト)」と、映画専門有料チャンネル「BS10スターチャンネル」が、BS10chへチャンネルポジションを変更。きょう10日から新しく「BS10(ビーエステン)」となった。

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 これまで「ビーエスジャパネクスト」を閲覧できなかったエリアでも「BS10」として視聴が可能となる。チャンネルボタンを共有して無料放送と有料放送のハイブリッド運営が行われるのは、衛星放送史上初となる。

 「BS10」開局にあたり、都内で開局記者会見が実施され、ジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEOの高田旭人氏(※高=はしごだか)と、「ビーエスジャパネクスト」を運営するジャパネットブロードキャスティング社長執行役員の佐藤崇充氏が登場した。



 同グループは「通信販売事業」と「スポーツ地域創生事業」の大きく2つを柱とし、サッカーチームやバスケットボールチームなどを運営。昨年10月には長崎にスタジアムも新設し、ホテルや旅行分野にも進出している。高田社長は「多角化していますねと言われることもあるんですけど、実は多角化という感覚は全くありません」ときっぱり。「見つける、磨く、伝えるというポリシーにのっとっているだけ」と説明し、「テレビってすごく魅力的でいいものであるものの、最近はやっぱりインターネットやSNSに押されている」「新しい情報に触れる機会が少ないことを個人的にも危惧しています。もっと知れば楽しい世界があったり、新しい趣味に新しい考え方が得られるテレビというコンテンツが、もっともっと魅力的になってほしいなと」と、チャンネル開局への思いをコメント。「自然体で安心して見ていただけるテレビ局というのをこれから作っていきたいと思っています」と呼びかけた。

 また佐藤氏は、公式アプリ「つながるジャパネット」が180万ダウンロードを突破したことに触れ、アプリから直接リクエストを受け付けるなどの試みもコメント。「アプリで視聴者と繋がるというところを大事に。これからも軸はぶれずに育てていきたい部分だと思っています」とした。

 なお1月は、各日1つのジャンルに特化した開局特別編成「開局10Days」を放送する。きょう10日の会見は番組で生放送され、19時からは「4時間生放送」の特番を予定。その後、「旅の日」「アタック25の日」「ゴルフの日」「麻雀の日」「大人の趣味の日」などバラエティーに富んだ特別編成とする。

 この日は「開局10Days」の「ゴルフの日」からプロゴルファーの尾崎直道と深掘圭一郎、元バドミントンの潮田玲子、「麻雀の日」からプロ雀士でMリーグ「BEAST X」所属の猿川真寿、プロ雀士の岡田紗佳と佐々木寿人。BS10の番組『パンサー尾形のどんぶり旅 ~ニッポンのうまい!にサンキュー~』よりお笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘が登場。

 さらに「BS10」のPR大使としてポチャッコが登壇し、「PR大使任命式」も行われた。

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