美しすぎる立体切り絵作品に称賛の声 「知っている切り絵と違う」
おたくま経済新聞 / 2021年6月29日 15時0分
「知っている切り絵と違う」美しすぎる立体の切り絵作品に称賛の声
美しい立体の切り絵アートがツイッターで注目を集めています。「#無言で切り絵作品のせたら何RTくるのか」というつぶやきと共に、自身の切り絵作品を投稿した、ともだあやのさん(@unico0c_0)。
「青い鳥」と「2羽の鶴」をモチーフにした美しい立体切り絵作品は1600回ものリツイートを記録しています。
ともだあやのさんは女子美術大学美術学科立体アート専攻を卒業後、立体切り絵作家として活動中。過去にもたくさんの立体切り絵作品を制作し、企業への作品提供や展示会を中心に公開。その活躍の場を広げています。
ともださんの切り絵作品は動物をモチーフにしたものが中心で、切り絵の美しさはもちろんのこと、今にも動き出しそうな躍動感が特徴です。記念すべき制作第一号はユニコーンをモチーフにした作品でした。
立体の切り絵作品は大学受験の際の課題として、手のひらサイズの立体作品を制作したことが、その後の活動のきっかけになったのだそう。
切り絵と言えば平面の作品が一般的ですが、立体で表現するという発想と技術はなかなか身に付けられるものではありません。ツイートの返信欄にも「こんな切り絵初めて見ました!」「自分が知ってる切り絵と違う……」と作品を見た方からの驚きの声が寄せられています。
制作にかかる期間は、作品の大きさにもよりますが1~3か月ほどなのだそう。今回の青い鳥は1か月半、鶴は2か月ほどをかけて制作したとのこと。
下絵や写真を元にして平面の切り絵を作った後に、それらを立体的に組み上げていくという工程は、並大抵の集中力では真似できません。制作技術もともださん独自のものなので、他にはない作品であると自負しているとのことです。
細部にまでこだわり抜けるところが、立体切り絵制作の最大の魅力と話すともださん。
筆者が特に驚いたのは、手に乗る青い鳥の作品に光があたり、まるで内側が発光しているかのように見えるところ。通常の立体造形物ではしえない表現方法に思わず見惚れてしまいました。これからも見る人を魅了する美しい作品たちを生み出してくれることでしょう。
#無言で切り絵作品のせたら何RTくるのか pic.twitter.com/FaZsIxHJG2
— ともだあやの (@unico0c_0) June 23, 2021
<記事化協力>
ともだあやのさん(@unico0c_0)
(山口弘剛)
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