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結婚「感情」と「条件」どっちを重要視? パートナーの高収入希望は何%? 未婚男女2400人の“本音”

オトナンサー / 2024年4月6日 19時10分

「結婚で重視したいこと」のアンケート結果とは…

 婚活、カジュアルウェディング事業などを行うタメニー(東京都品川区)が、20~49歳の未婚男女2421人に対して「結婚で重視したいこと」に関するアンケートを行い、結果を紹介しています。調査は、2月9~15日にかけてインターネットで実施されました。

「あなたは結婚したいと思いますか」という質問に、「結婚したい」が15.9%、「どちらかと言えば結婚したい」が9.7%、「いい人に出会えれば結婚したい」が17.8%で、“結婚を考えている人”は全体の43.4%でした。

 一方、「どちらかといえば結婚したくない」は4.0%、「結婚したくない」は4.6%で、“結婚したくない人”は計8.6%にとどまっていました。

 続いて、「結婚したい」と回答した1052人に、結婚相手のどんなところを重視したいかを聞いたところ、収入において「自分より高い」を重視する人が44.2%でした。男女別に収入において詳しく見てみると、「自分より収入が高い」を重視する人が男性は19.1%、女性は66.1%となっており大きな差が出る結果となったということです。

 この結果について、同社は「『男女の賃金格差』や『将来不安』などもあり、パートナーである男性には収入の高さを求めてしまう傾向が依然として高いことがうかがえる」とコメントしています。

 同じく「結婚したい」と回答した1052人に、結婚するときに「恋愛感情」と「条件」のどちらをより重視したいか質問したところ、62.9%が「恋愛感情」を重視すると回答。内訳は男性が66.4%で、女性が59.7%でした。

 内閣府が2023年6月に発表した「令和5年版 男女共同参画白書」によると、2022年時点の共働き世帯は約1191万世帯と、専業主婦世帯の約3倍に増加しています。共働き世帯は年々増加傾向にありますが、結婚願望のある未婚男女に結婚後の働き方や家事・育児などについても聞いています。

 同じ1052人に「共働き」についても調査。「共働き」を重視する人は24.0%で、自分あるいはパートナーが「専業主婦(夫)」の19.2%を上回りました。しかし、56.8%の人は「こだわらない/どちらとも言えない」と回答。

 共働きの強い希望はないものの、実態として共働き世帯が増加している背景もあり、結婚したらそうせざるを得ないという事情が裏にはあるのかもしれないとのことです。

 今回の調査では子どもについて48.8%が「ほしい」と回答した一方で、「こだわらない/どちらとも言えない」と回答した人は38.1%と4割近い結果に。「家事・育児は1人が主に担当」を選択した人は12.1%にとどまっており、共家事・共育児が強く出る結果になったということです。

 同社は、調査結果を受け「ここ数年で結婚の在り方、価値観が大きく変化しています。『経済的負担』『男女の賃金格差』『家事育児の男女格差』も解消されていくことで、 “男性は仕事”、“女性は家庭”という『昭和モデル』は減少していくのかもしれません」と分析しつつ「共働き・共家事・共育児の『令和モデル』を定着させていくことが大事だといえそうです」とコメントしています。

オトナンサー編集部

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