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若手社員の指導に“ちゅうちょ” 「ハラスメント萎縮」の調査結果、“弊害”ランキングTOP3も

オトナンサー / 2024年4月17日 8時10分

「若手社員への育成に関する意識調査」の結果とは…

 さまざまなハラスメントに対する意識が高まり是正される一方で、意識するあまり、組織において、社長や上司、先輩といった育成を担う役割の人たちが、若手社員に向けての指導が難しくなる側面があります。また、若手社員の声としても、「ホワイトすぎる」「叱ってくれない」といった“ゆるすぎる職場”に悩みを抱えているというニュースも見られたりします。

 音声プラットフォーム「Voicy」(東京都渋谷区)が、「若手社員への育成に関する意識調査」を行い、結果を紹介しています。調査は、3月25~27日にかけて、20〜50代の経営者、会社役員、会社員の男女645人を対象に、インターネットで実施されました。

 ハラスメントを意識して、若手社員に厳しいことを言うのをちゅうちょしたことがあるか聞いたところ、最も多かったのが41.2%の「どちらかといえばちゅうちょしている」でした。続いて、「ちゅうちょしている」が18.6%、「よくちゅうちょしている」が15.7%という結果でした。

 約8割の人が、ハラスメントを意識して厳しいことを言うことに萎縮している「ハラ萎縮」の経験があることがわかったということです。

 「よくちゅうちょしている」を年代別でみたところ、50代が17.5%と最多で、続いて40代が16.5%、30代が12.3%、20代が10.5%と、年代が上がるごとにちゅうちょの度合いが高まることもわかったということです。

 次に、「若手社員に伝えたいけど、ハラスメントを気にして言えないこと」を質問すると、3位は「まずは質より量である」で25.9%、2位は「納得いかなくてもまずやってみて」で45.3%、1位は「嫌なこともやらなきゃいけない」で47.3%でした。

 そして、「若手社員に厳しくできないことで考えられる弊害」も聞いています。3位は「事業が伸びない」で38.3%、2位は「組織運営がうまくいかない」で41.4%、1位は「若手が成長しない」で59.5%という結果でした。

オトナンサー編集部

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