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「すぎる」以外の読み方を知っていますか?「過る」は一体なんと読む?

OTONA SALONE / 2019年12月11日 11時30分

日本には漢字、カタカナ、ひらがななど、さまざまな文字が溢れています。中でも漢字は、部首や成り立ちなどに触れていれば、漢字一つでなんとなく意味を捉えることもできます。

が、読み方になると少々戸惑ってしまうことも。読み間違えやすい漢字や送り仮名によって読み方が変わる漢字も多々あります。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

本記事でご紹介するのは「過る」。「過ぎる(すぎる)」という読み方に馴染みがあると思いますが、他の読み方を知っていますか?

「過る」と書かれていた場合、大半の人が「すぎる」と読むのではないでしょうか。そう読んでも意味は通じると思いますが、「すぎる」と読む場合には「過”ぎ”る」と表すのがベターです。

では、「過る」はなんと読むのでしょうか。

正解はこちらです!

「よぎる」です。

1 前を横切る。通りすぎる。
2 途中で立ち寄る。
3 避ける。よける。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

という意味があります。

一方「過ぎる(すぎる)」は、

1 ある場所を通り越す。通過する。通りすぎる。2 時間が経過する。時がたつ。時が移り、その時間・時期が終わりになる。
3 一定の数量をこえる。
4 普通の程度・水準をこえている。
5 (「…にすぎる」の形で)つりあわないほどすぐれている、勝(まさ)る。分以上である。
6 (「…にすぎない」の形で)ただ…であるだけのことである。それ以上のものではない。…でしかない。
7 (動詞の連用形、形容詞・形容動詞の語幹などに付いて)行為・状態などが度をこえている。はなはだしく…する。または、はなはだしく…である。
8 生活する。生計を立てる。
9 一生が終わる。死ぬ。
10 やりすごす。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

と、「過る」以上にあらゆる意味を持ちます。

気になるのが「すぎる」と「よぎる」の使い分け

「よぎる」が「前を横切る」という意味で用いられる場合、「(視野をかすめるように)前を横切る」という意味合いが強くなります。よって、前を横切る対象物は、はっきりと認識できないもののことが多いです。例えば「目の前を”何か”がよぎった」です。認識できるものは「すぎる」を使うことが多いです。

また「よぎる」の例文によくあるのが「頭をよぎる」「胸をよぎる」など。これらの例文のように、視覚情報ではなく、心や脳裏に浮かんだものを指すときに「よぎる」が使われます

参考文献:よぎる 基本動詞ハンドブック

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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