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毎日の暮らしにへとへと。自己啓発をする時間がありません【薄井シンシア#5】

OTONA SALONE / 2022年1月18日 11時0分

自分のキャリア、そして人生を徹底的にデザインし、望む道へと自分を引き寄せていった薄井シンシアさん。「食堂のおばちゃんから10年で社長」のサクセスで知られる薄井さんに、読者より寄せられた6つの相談へのアドバイスをもらいます。

相談5・自己啓発している時間がなくて置いていかれる…

キャリア記事を読むと、みんな私と同じ条件でもさらに資格取得やキャリアアップの準備をしています。いっぽうの私は毎日寝て起きるのに精一杯。意思が弱くて自己嫌悪がすごいです(46歳・東京都)

 

【シンシア’s Answer】

何よりもまず、絶対にほかの人と自分を比べないこと、これはとても大切です。あなたはその人の生活のすべてがわかるわけではなく、その人も人知れずものすごい苦労をしているのかもしれません。

 

そのうえで自分の生活を改善するのならば、これはもう根本からやらないとなりません。2021年のおしまいに私はLOFホテルで人脈づくりとキャリア構築をテーマとした1泊2日のセミナーを開きました。参加者7人で3時間のワークショップを行ったのですが、ホテルの部屋に戻って一人ずつ集中して考える時間がありますから、みんな次の日には自分のマインドがクリアにまとまりました。こうした棚卸しは隙間時間で何とかしようとせず、まとまった時間をとって集中的にやるべきことなんです。

 

もうひとつ、頑張っても頑張ってもうまくいかないときは「いまではない」と謙虚に捉えることも重要です。いま自分の目の前にあることだけを淡々とやるんです。私も、人生が難しい局面に差し掛かるほど、目の前のことしかやりません。たとえば、失業後にスーパーのレジの仕事をしていたときも、先の見えない不安があるうちはただひたすら6時から9時までのレジを担当し、そのためにきちんとご飯を食べて寝て、規則正しい生活を送ることだけに集中しました。

 

他人と比べてしまうということは、余計なことを考える時間があるということでもあります。その時間を自分の安定に回し、精神の平静を保ちましょうね。

 

また、なんでも自前で解決しようとしすぎないことも大切だと思います。私は案外自分の限界を知っているので、例えば失業したとき失業保険の手続きを苦手な日本語の書類でするのは難しいなと想定して、事前に社労士さんにお金を払って予習してから行きました。このように、プロにお願いすることでストレスがなくなる項目もたくさんありますので、自分の手に負えることなのかどうかの見極めを冷静に行ってください。

撮影・佐山裕子(主婦の友社写真室)

 

≪OTONA SALONE編集部 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫

 

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