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「勃勃」の読み方、分かりますか? 間違いやすい漢字3選(後編)

OTONA SALONE / 2022年6月14日 8時1分

同じ言葉を似回繰り返すことで、より強い意味を表現する畳語(じょうご)。今日は、普段よく使っている畳語を漢字にしてみたものを3つ紹介します。あなたは3問中何問読めるでしょうか。挑戦してみてください!

「仄仄」の読み方は?

さきほどの例文で言うと……

  • 夜が仄仄(ほのぼの)と明ける。
  • 仄仄(ほのぼの)とした愛情

「仄」には「片方に寄る」という意味もありますが、「ほのか」「かすか」という意味もあります。二つ重なることで、かすかな感じを表すのですね。

第3問:「芬芬」の読みは?

「ふんふん」? 惜しい!そうではありません。ヒントを読んで、読み方を当ててみましょう!

「芬芬」の意味は次の通り。

  • 香のかおるさま。強いにおいが広がるさま。

例えば「香気芬芬」「俗臭芬芬」など。

分かりましたか?

正解は……

 

さきほどの例文で言うと……

  • 香気芬芬(ふんぷん)
  • 俗臭芬芬(ふんぷん)

と読みます。

「芬」は、芳(かんば)しいこと、かおりがよいことを表す漢字です。草の芽や花が開いて、香りを漂わす様子を表します。「芬芬」は、その意味が重なってより強い「かおり」を表します。

 

どうでしたか? どれも普段使っている単語だったと思います。漢字で書くと読めないこともあり、このような畳語は仮名表記することが多いのですが、漢字で書くとこういう字を使うのだと分かっていると、これらの畳語をより深く理解することになると思います。

 

 

≪国語教師・文章コンサルタント・文章力養成コーチ 松嶋有香さんの他の記事をチェック!≫

 

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