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「でも」「だって」を繰り返す男のハナシをうまく聞いてあげるテクって?

OTONA SALONE / 2017年7月25日 19時0分

「でも」「だって」を繰り返す男のハナシをうまく聞いてあげるテクって?

女性は、自信のないときに男性を好きになりやすい。

男性は、ある程度の自信があるときにしか、女性を本気で好きにはなりにくい。

悩んでいるとき、女性は割と周りに相談をしますよね。親身に話を聞いて頼もしい意見をくれる男性がいたら、好きになってしまうことも多々。一方、悩んでいるときにも、割と相談をしたがらないのが男性。他人にやすやすと弱みを見せたくないゆえだとも言われますが、中には、やたら女性に話を聞いてほしがる「悩める男」もいます。

 

自信を失っているとき、女性は恋をしやすい。男性は?

 

ただし、そういう男性も、女性のように「相談を通じて好きになる」ということは少ない模様。不安や寂しさを埋めてくれる相手は欲しいけれど、女性を幸せにできる自信もなければ、獲得したいという気概にも満ちていないので、本気の恋はできにくい。(元気が出た後に好きになっていく例はあるようですが)そんな傾向があるように思います。

 

厄介な母性本能が、悩める男の話を聞いてしまうけれど…

 

さてさて、好意を持っている相手が「悩める男」だった場合、女性はどう対応するのがベストなのか。そんなことを考えさせられた経験があります。

 

数年前、悩める男性とよくご飯をしていた時期のこと。普段は切れ味鋭いのがウリの私ですが、彼は甘え上手なタイプだったこともあり、そのときはやたらと親身に優しく話を聞いてしまっておりました。

 

いつ会っても悩みが解決していないので、時々小さなアクションを勧めてはみるのですが、いつも行動しない&できない理由を丁寧に並べていた彼。当時は「慎重なのだな」と思って真剣に聞いていましたが、いい加減に堂々巡りのため、頭のなかで彼の言い分をまとめてみたのです。

 

どうやら彼は「ローリスク・ハイリターンな道はないか」と悩んでいる。おいしい思いはしたいけど、怖い思いはしたくない。そんな選択肢は実際にはないから、いつまでも答えが出ない、というわけです。

 

そしてある日、私はつい「とりあえずやってみれば、50%のチャンスは得る!なんていう人もいるよ」と言ってしまいました。すると、彼はエヘヘと嬉しそうに言い放ったのです。「50%じゃ踏み切れないよ〜」と。

 

真の包容力とは? 悩みすぎる男は「放っておく」がベストなのかも

 

「なら、現状維持しかないですね」と、静かに私の心の鬼は言い放ちました。そして思ったのです。「これ以上、悩みを聞くのはやめよう」と。

 

勝手ですよね。でも遅ればせながら気付けまして。堂々巡りで悩みを語る人に対しては、むしろ「放っておく」のが優しさではないかと。男性をただ甘やかしてあげることが、いつでも親身になってあげることが、包容力ではないと。

 

話は親身に聞いても、「必要以上に相手の悩みには入り込まない」のがオトナの作法。恋愛感情が絡んでくると、どうしても関わりたくなったり、役に立ちたくなったりしますが、それをやっても結局、相手のためにも自分のためにもなりません。

 

ひと通り話を聞いたら、ポンポンと肩を叩くように元気の出る言葉を伝えて切り上げ、あとは少し離れたところから見守る。そのくらいのほうが、いい関係を保てるように思います。信頼感も伝えられますし、友人関係でも同じですよね。本人にとっても、適度に放っておかれたほうが「自分が決断して動かなければ状況は変わらないこと」を自覚でき、いい結果に繋がるはず。

 

心配性な女性のサガを抑え、時にはあえて谷に落とす「ライオンキング」な気分で臨むべし、というところでしょうか。「自分がダメなときには、むしろビシッと怒られたい」という男性も結構いますよね…。

 

ちなみに放っておいている間に、「本当にその人が好きなのか?」という自問自答もしておくといいかも。「あれ、そうでもないかも?」という答えが出てきたら、それはただ相談によって「母性本能」や「情」が刺激されただけの可能性も。恋心と勘違いしてしまわぬよう、気を付けたいものでございます。と、自分に言い聞かせております(笑)。

 

次回は、「病気のときに冷たい男」です。

 

オトナ女性の「包容力」とは? 悩みがちな男性の相談に乗るときのコツ【東京恋愛観察図鑑#6】

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