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「手足のしびれ」は危険信号?更年期症状に隠された重病サイン。脳梗塞や脳出血などの予兆の場合も!?

OTONA SALONE / 2024年1月7日 21時16分

更年期になると、手や足、唇などがしびれやすくなることがあります。

しびれは閉経前後の女性によくある症状ですが、重篤な病気のサインであることもあるため、更年期として片づけるのはちょっと危険かも!

そう話すのは、漢方製剤の研究開発を手掛けている碇純子さんです。

今回は「更年期のしびれ」について、見極め方と対処法を教えていただく【後編】です。

Q.しびれが更年期症状だったときの対処法を教えてください

PhotoAC

【A】
病院で検査した結果異常がなく、しびれが更年期由来の症状だった場合、更年期症状を和らげる方向で治療を行います。

更年期治療は、HRT(閉経後女性ホルモン補充療法)という方法が一般的ですが、HRTには乳がんリスクを高めるなどの可能性も指摘されています。

リスクが心配な場合は、漢方薬という選択肢もおすすめです。

漢方薬は、植物や鉱物など、自然由来の生薬を用いて作られています。

しびれ症状には、「不足している栄養を補う」「滞った血行を改善する」「自律神経の緊張を抑える」といったはたらきを持つ漢方薬を処方します。

しびれ症状におすすめの漢方薬は以下の通りです。

 

<しびれにおすすめの漢方薬>

・疎経活血湯(そけいかっけつとう)

冷えて関節痛、腰痛や神経痛がある方におすすめです。血行を促すことで、しびれと痛みを取り去ります。

・桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)

体力があまりない方におすすめです。からだの表面を温め冷えを改善するとともに、しびれ、関節痛、リウマチなどの症状を緩和します。

ただし、漢方薬は体質を考慮したうえで使用しましょう。体質の正確な判断は、医師や薬剤師などのプロにおまかせするのが一番です。

もっと気軽に漢方薬を利用したい方には、あんしん漢方がおすすめです。あんしん漢方は、あなたの体質に合わせたオーダーメイド漢方薬を処方してくれる画期的なサービスです。80%以上の方が「1か月以内に効果を感じた」と回答しており、精度の高さも評判になっています。

医師の診察や薬剤師のサポートもついているので、病院に通う感覚で利用できます。

 

 

しびれの原因はさまざま

PhotoAC

しびれはさまざまな病気の可能性が考えられ、更年期症状と言い切れない部分もあります。

まずは病院を受診し、原因を特定することが大切です。

 

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師

碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)

神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

 

≪薬剤師 碇純子さんの他の記事をチェック!≫

 

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