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勘弁して!わがままでサボリ癖のある派遣社員。人員補充のはずが、振り回されてモヤモヤ……。ちっとも仕事が楽にならない!

OTONA SALONE / 2024年3月31日 16時31分

春は入社シーズン。新卒採用の従業員が同部署に配属されてくることもあるでしょう。ただ、企業によっては人件費削減などの理由から、派遣社員を雇うケースも少なくないようです。そして、派遣社員と正社員は待遇が異なるだけではなく、労働内容でも軋轢が生じることも……。今回は、自社でなく親会社が派遣会社に手配してやってきた派遣社員の場合についてのトラブルです。

本記事は、新しく入った派遣社員に悩まされている女性のエピソードの【後編】です。

 

▶この記事の【前編】を読む▶親会社が手配した派遣社員の中井さん。権利ばかり主張するくせに、仕事に対しては全くやる気がなくさぼり気味。そんな彼女に我慢がならなくなった由香子さんはついにひと言、モノ申す!という展開に。

 

上司の理不尽な対応に、モヤモヤが止まらない

なんとその後、その上司は中井さんをランチに誘い、由香子さんとの衝突などについての話を聞いていたようです。由香子さんが困っている時は、一度たりとも相談に応じてくれなかったのに、この対応の違いには正直由香子さんもモヤモヤしたそうです。おそらく、そのランチでは、由香子さんの悪口が言われていたはず。

上司が中井さんに甘いのも、中井さんが若くて独身で「ここで自分がかばったら、自分に恋のチャンスが巡ってくるのでは?」と思っているからこそ。
なんでも、その上司はこれまで女癖が悪く、交際相手が安定しないがゆえに長年独身だったのですから……。

由香子さんとしては、中井さんに思うところはいろいろあるものの「上司の毒牙にかからないように注意して欲しい」と願わずにはいわれなかったようです。

 

その後、産休に入っていた後輩の月田さんが復帰するまでは、由香子さんと中井さんは顔を合わせても、お互いに知らん顔。ただ、業務で問題があると困るので、必要最低限のやり取りはしていたそうです。中井さんは困ったことがあると、すぐに上司の元に駆け寄っていたので、もしかしたらこっそり交際していたのかもしれないと、由香子さんは語ります。

そして、困ったらすぐ男性に頼る中井さんの態度にも、由香子さんは腹が立っていたそうです。

 

 

後輩が戻り、素直に仕事をお願いできることに感謝

やがて後輩の月田さんが産休から戻り、派遣の中井さんは辞めていきました。それからは、由香子さんはかなり仕事がやりやすくなったそうです。そして、改めて仕事をお願いした際に素直に対応してくれる後輩のありがたみを、ひしひしと感じたのだとか。

 

仕事が忙しくなった時や、誰かが産休に入った場合、猫の手も借りたくなるものですが、どんな人が来てくれるかによってはかえって面倒くさくなってしまうケースも。
正社員、派遣社員というのは、あくまで雇用形態の違いでしかありませんが、今回の由香子さんのように「親会社」が派遣社員を手配するケースもあるので、仕事を頼む時に「契約以外のことはできない」など、ややこしいことも少なくないのだそう。

もちろん、派遣社員でも仕事のできる人や、人柄がいい人であれば、中井さんのように契約を盾にしてなんでも断ってくるということはないでしょう。また反対に、正社員であっても素直に仕事に向き合わないというケースもあるでしょう。正社員と派遣社員、雇用形態にかかわらず素直で仕事がしやすい人と一緒に働くのが、ストレスなくスムーズに業務を遂行することに繋がるのかもしれませんね。

 

【編集部より】
あなたや周囲に発達障害とともに暮らす方はいませんか? 生きづらさ、困っていることなど、お話を聞かせてください。 
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≪恋愛コラムニスト兼占い師 みくまゆたんさんの他の記事をチェック!≫

 

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