1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

職場に配る“産休クッキー”にSNSで賛否両論、現役グラドルも「私は配らないなぁ」

日刊SPA! / 2024年4月20日 15時51分

写真

写真はイメージです

 いま、X(旧Twitter)で“産休クッキー”なるものが物議を醸している。
 これは妊娠中の女性が産休に入る前に職場で配った「産休をいただきます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いします。」というメッセージ入りのお菓子のことだが、「かわいい」「私も産休に入るときに配りたい!」という肯定的な声も見られるが、全体的には否定的な声が多い印象だ。

 そこで今回は実際に産休前の挨拶にお菓子などをもらった経験のある人に話を聞いてみた。同時に、全国の男女100人を対象にインターネット調査を行ってみたところ、驚きの結果に……。

◆「いったい何がダメなの?」

 まず、アリ派の意見はこうだ。

 人材派遣会社に勤める桐生まきさん(37歳・仮名)は同じ部署であまり絡みのない後輩から産休クッキーをもらったそうだが、「普通に嬉しかったですけど。いったい何がダメなの?」と話す。

「SNSでバズったようなクッキー1枚ではなく、いろんな種類の詰め合わせでした。男の子が生まれるとわかっていたらしく、男の子の赤ちゃんのクッキーやサッカーボールのクッキーが入っていてかわいかったです。すごい手が込んでるなぁって」

 桐生さんは後輩の妊娠を全く知らなかったようで「こういう発表の仕方もあるんだ!」と感心したようだ。

「私が出産したのはもう10年くらい前だから、本当に限られた上司にしか話さなかったんですね。出産してからたくさんお祝いをもらってしまって恐縮だったので、先にちょっとしたギフトを渡しておくのがいいかもなって思いました」

 その後輩は部署で最年少、他の女性社員はみんな30代後半以上の子持ちだといい、産休クッキーの評判は良かったそうだ。

「特に50代のお局たちは喜んでましたよ。『休むんだからこれくらいしてもらわないとね』なんて言いながら笑っていました」

◆妊活中の同僚がいるなかで「職場がピリつきました」

 一方で、「私は反対ですね」と話してくれたのは、長澤麗香さん(29歳・仮名)。彼女も先日、産休クッキーをもらったとか。

「まさに同期の話なんですが『産休に入るので』とクッキーを配ってくれたのですが、職場がかなりピリつきました」

 麗香さん自身は「特に何も思わなかった」そうだが、まわりは「微妙な顔をしていました」と話す。

「私の部署は妊活をしている人が多いんですよ。直属の上司は34歳の女性なんですが、妊活のために通院していて、よく会社を早退したりするので。オープンに妊活を頑張っていて、みんなも応援しているけど、1年以上経っても赤ちゃんができない。そういう人もいるなかで、笑顔で産休クッキーを配られてもなぁ……というのは思いました」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください