ついに憧れの仕事に就けた44歳。なのにストレスしか感じない!こんなはずじゃなかったのにナゼ!?
OTONA SALONE / 2024年4月4日 17時1分
小説家やシナリオ作家など、憧れの職業を夢見て奮闘されている方は、世の中に多いものです。ただ、実際に憧れの職業に就いた方のお話を伺うと「こんなはずじゃなかった……」「思っていたのと違った」と、後悔しているという声も少なくありません。
今回の記事では、憧れのシナリオ作家になれたものの、クライアントに振り回されてボロボロになった女性(40代)のエピソードの【後編】です。
▶この記事の【前編】を読む▶憧れのシナリオ作家の仕事ができるようになった明菜さん。オンライン面談をしたものの、なかなか執筆内容についての詳細が届かずモヤモヤ。
まさかの事態に、開いた口が塞がらない
それは第1話のシナリオを納品してから、1ヶ月後のことでした。先日の女性担当者から「内容はとても素晴らしいのですが、漫画家の方から『思っていたのと違う』という話があり、シナリオを大幅に変えることとなりました。報酬については変更ありませんので、納得して頂けると幸いです」とのこと。
どうやら、そのシナリオにあわせて作品を完成させる漫画家は、かなりこだわりが強く、自分の世界が明確なタイプだったそう。今回シナリオ作家を入れることにしたのも、漫画家側の希望ではなく、出版社側の「いつも同じような展開になりがちなので、新しい風を作品に吹き込みたい」という要望によるものだったとのだとか。
結局、漫画家サイドが乗り気にならないと作品は完成しないため、明菜さんのシナリオはお流れとなったそうです。明菜さんがその仕事に最も求めていた「自身のペンネームをシナリオ作家として記載してもらう」という願いも、内容を大幅に変更したことで、叶わなくなってしまいました。
つまり、漫画家と出版社に振り回されてしまっただけという結果になってしまいました。不幸中の幸いで、契約時の報酬よりも少し多めにボーナスをつけてくれたのだとか。
ただ、この出来事をきっかけに、明菜さんにその会社からシナリオの仕事は一度も来なくなったそうです。おそらく会社側からしても明菜さんに対して申し訳ないという気持ちがあり、気まずさから仕事を受注できなくなってしまったのかもしれませんね。
明菜さんはその後、シナリオ作家を目指す仕事探しは2度としなかったそうです。
憧れよりも「向いている仕事」の方が、ストレスなく働けると気づく
明菜さんは現在、シナリオ作家の仕事は探さず、従来のように企業から依頼されたネット記事や、イラストを描く仕事を続けています。今では、慣れた仕事のほうがストレスもなく、マイペースに高単価の仕事を受注できるので、自分に合っていると気づいたそうです。
日々働いていると、今の仕事でなく昔目指していた「憧れの仕事」に再チャレンジしてみたくなることもあるでしょう。ただ実際に、憧れの仕事に携わってみると思っていたものと違うというのは“あるある”だったりしがちです。「こんなはずじゃなかった」という感情は、自分のなかでの憧れが大きかっただけに、理想と現実のギャップができてしまっていたから、感じたものかもしれません。
憧れの仕事といえども、いいことばかりではありません。仕事である以上は、クライアントからの依頼内容に沿うものになるよう対応する必要があります。それに実際に仕事をしてみないと、向き・不向きもわからないもの。たとえ憧れていた仕事であっても、自分に合っていなければ、ストレスを感じることもあるでしょう。
憧れや理想よりも「向いている仕事」に従事している方が、案外気持ちよく仕事できるものなのかもしれませんね。
≪恋愛コラムニスト兼占い師 みくまゆたんさんの他の記事をチェック!≫
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「原動力は怒りだったけど今は共感。 昔の自分と同じように悩んでいる 若い世代のためにドラマを作りたい」
CREA WEB / 2024年5月1日 7時0分
-
野村麻純、“どん底”乗り越え強く 叔父・沢村一樹への憧れも語る「追いかけたい」
マイナビニュース / 2024年4月27日 8時0分
-
【2024年4月13日の運勢】12星座占いランキング(総合運・恋愛運・金運・仕事運・健康運)
マイナビニュース / 2024年4月13日 0時0分
-
「好き」と「好きにしていい」は全く違う…良好な人間関係を保つために不可欠な最低限のマナー
プレジデントオンライン / 2024年4月9日 6時15分
-
わたしたちの無加工な「独立」の話 #6 公認心理師・臨床心理士の伊藤絵美さん
Hanako.tokyo / 2024年4月8日 19時0分
ランキング
-
167歳・月の年金7万円「年金制度を信用していなかった」女性の後悔
オールアバウト / 2024年5月5日 20時5分
-
2退職後のがん患者にとって「幸せな食事」とは何か…療養食開発者が味以上にこだわったこと
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月6日 9時6分
-
3しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ葉」が好調。競合店から“圧倒的な大差”をつけるポイントとは
女子SPA! / 2024年5月3日 8時46分
-
4国民ブチギレ!? なぜ「13年」で”自動車税”高くなるのか 軽自動車は20%加算も!? 「やってらんない税」「税金安くしろよ」の声上がる 理不尽な重課措置の仕組みとは
くるまのニュース / 2024年5月3日 12時0分
-
5枯れたミントを畑に捨てたら…3年後に「地獄絵図」、 繁殖力に地主も後悔「土の総入れ替えしかない」
まいどなニュース / 2024年5月3日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください