エステティシャン直伝「私が施術しているスッキリ小顔マッサージ」

 

小顔になる方法といえば何が思い浮かびますか？　フェイシャルエステや美顔器によるマッサージなどをイメージする人が多いのではないでしょうか。方法によってはセルフケアでも小顔に近づける方法もあります。今回はむくみを解消して小顔になるマッサージのご紹介です。

 

顔痩せの秘訣は？

 

顔のむくみを解消して小顔効果を引き出すマッサージの前に、まずはどうして顔がむくんでしまうのか要因を考えてみます。

顔がむくむ時の状況や時間帯はどうですか？
例えば、翌朝起きると目元がむくんでいる。顔がいつもよりパンパン。
など大抵朝起きた時に鏡を見て感じることが多いと思います。

単純に目元だけがむくんでいる場合は、前の日に目元を強くこすりすぎてしまった…ということが原因かもしれません。全体的に顔がむくんでいると感じた場合は、お酒の飲み過ぎ、塩分の取りすぎ、水分不足が原因かもしれません。

むくみを解消するだけでも見た目の印象がスッキリします。まずは自分の顔がどんな理由でむくんでいるのかを考えてみてください。

では、次に効果的な顔痩せのポイントを紹介していきます。

マッサージで顔痩せはできる？

 

私のおすすめの方法は、リンパを意識したアリキュラマッサージとツボ押しです。アリキュラは耳の手間にある少しへこんでいる部分（アゴとほほ骨の境目のくぼみ部分）を呼びます。エステテシャン（セラピスト）によっては呼び方や施術方法が異なるかもしれませんが、施術者なら聞いたことがある言葉だと思います。

 

ここは特にコリ固まっている場所なので、リフトアップや小顔を意識したフェイシャルではしっかりほぐして、リンパへ流します。

 

セルフケアでのマッサージのポイントは、顔を触って硬くなっている部分をしっかりとほぐして流すこと。

 

とくにアリキュラ周辺をマッサージでほぐすだけでもむくみが解消されてスッキリします。マッサージする際に、引き上げるようなイメージで流すと効果的ですよ。

 

＜顔痩せのアリキュラリンパマッサージ＞

 

リンパマッサージを行うと、血管中に含まれる老廃物や栄養素、酸素の循環を促すことができるため、それらをより活発に運ぶことができます。

マッサージのポイントは、顔を触って硬くなっている部分をしっかりとほぐして流すこと。

 

とくにアリキュラ周辺をマッサージでほぐすだけでもむくみが解消されてスッキリします。マッサージする際に、引き上げるようなイメージで流すと効果的ですよ。

1. 人さし指の第二関節を曲げた骨の部分で、あごの裏側から「耳下腺」にかけて、なぞりながら流し、耳下腺でプッシュ。
2. 口角からアリキュラにかけて、中指と人差し指を重ねた二本指でなぞりながら流し、アリキュラでプッシュ。
3. 小鼻脇からこめかみにかけて、人差し指または中指の腹でなぞりながら流し、こめかみでプッシュ。
   ＊指の形がわからなければ、ご自身のやりやすい方法で流すことができればOKです。

 

＜顔痩せのツボ押し＞

ツボ押しは血行をよくしたり、顔周辺や体の不調を和らげる作用があります。クリームやオイルがなくても仕事中や外出時などのちょっとした時間で行えるので、顔の筋肉が硬くなっているな、と感じたら押してみてください。

1. 太陽（たいよう）　目尻とこめかみの間あたりにあるツボ。たるみやむくみ、疲れ目を解消し、ぱっちり目におすすめ。
2. 四白（しはく）　目の瞳の真下のくぼんでいる部分から指１本分ほど下にあるツボ。顔のむくみやシミ解消、目の下のクマに。
3. 巨りょう（こりょう）　黒目の中心から真下に降り、小鼻から真横にたどったところにあるツボ。頬の引き締めやほうれい線が気になる人へ。
4. 承しょう（しょうしょう）　下唇の中央の少し下のへこみ部分。顔と首のむくみ解消、口まわりのたるみやシワ解消などに。
5. 上廉泉（かみれんせん）　あごの真下のへこんだ部分にあるツボ。二重顎防止、首のたるみ、首のシワ対策に。

今回はむくみを解消して顔痩せする方法をお届けしましたが、加齢による筋力のたるみが要因の場合は、表情筋を鍛える顔のエクササイズがおすすめです。とはいえ、なかなか自分で行うとなると続かないですよね。

 

 

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