「ファンデの上からの日焼け止め追加」、実際みんなどうしてる?
OTONA SALONE / 2018年5月24日 18時30分
いよいよ本格的にUV対策が必要なシーズンを迎えています。
「日焼けしたくない!」「年齢とともに、シミが本気で気になる……」な女性にとって、1年中油断できないのがUVですが、今年は春先からここまで日差しが強かった! これから夏が終わるまで紫外線対策が日々の最優先テーマですね。
「でも、メイクしたあとのUVお直しって、どうしたらいいの?」に地味に頭を抱えていらっしゃる40代女性のみなさま、初夏の訪れをそこまで控えた今、いかがお過ごしでしょうか。時短美容家の並木まきです。
今回は、年齢とともに深刻に気になりがちな“UV対策”から、メイクしたあとの顔お直しにフォーカスしてお話します。
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SPF値が高い下地を使っても、塗り直さなければ無意味!?
ご存じの方も多いとは思いますが「SPF」や「PA」の値が高い下地や日焼け止めを使っているからと言って、朝塗ったまま夕方までお直しせずに済むわけではありません。
SPFは「紫外線B波」からの肌を黒くしたり赤みを引き起こしたりする影響を「どのくらいの間、防止できるか」の目安であり「数字が大きいものを塗っていれば、1日中安心」とは言い切れないのです。
また「PA」は、肌を黒くしたり弾力を失わせたりする原因となる「紫外線A波」からの影響を防ぐ目安であり「+」の表記が多いほど、その防御力が強くなります。一般的には、炎天下で長時間過ごすのでもない限りは「SPF」は『30~35』もあれば十分で「PA」も『+++』あれば問題ないとされています。
さて端的に言えば、そんなふうにどんなに強い日焼け止めやメイク下地でも「紫外線による影響を遅らせる」にすぎないため、影響をゼロにできるかと言えば別のお話。
なのでオフィスワーカーだったとしても、日中のメイク直しでは紫外線対策のお直しも視野に入れてこそ、大人の美肌を育むコツになるわけです。
とは言っても、限られたお直し時間でUV対策をお直しするルーティンを作るには、時短美容が狙える手軽さも大事。
そこで、時短で叶うUV対策のお直し術を2つお話します。
時短美容家が検証!40代の肌を守る時短UV対策お直し術2つ
(1)メイクの上から使える専用のUVミストを使う
「日焼け止めと言えば、ミルクやクリーム状になっているアレ」というのは、とっくに昔のお話。
近年はプチプラアイテムでも機能性が高いUV対策グッズが豊富に出ています。中でも「顔専用」で作られていて美容液成分が配合されている「メイクの上から使えるUV対策ミスト」は、かなり便利な存在です。
時短でUVお直しをするなら、シューっとして完了するものほど手軽な方法はありません。ベースメイクのお直しを終えたあとに吹き付けるだけ。
私は、短時間でお直しを済ませるべきシーンでは、小さめサイズで顔に直接スプレーできる仕様のUVミストを持ち歩き、メイク直しをしないときでも「そろそろフォローしようかな」のタイミングで吹き付けています。
ちなみに、スプレーやミスト状の容器に入っていても、直接顔に吹き付けないよう注意書きが書かれている製品もあるため、購入前にはぜひチェックを。
(2)ポイントメイクを残しベースだけ“拭き取り”でやり直す
とは言っても、仕上がりの美しさを求めるなら、やはり“やり直し”に勝るお直しはありません。
そこで、アフター5に大事な予定がある日や絶対にメイク崩れが許されない場面などでは「一度オフして、塗り直す」が確実なフォローに。
「ベースメイクを落として、やり直す」と聞くと、ものすごく手間のかかる作業に感じる女性も少なくないかもしれませんが、朝のメイクはポイントメイクも含めての所要時間だと考えると、ベースだけの“オフ&やり直し”であれば実は4分もあれば完了してしまいます。
出先でベースメイクを落とすには「シート状のメイク落とし」または「ミルク状の拭き取りタイプのクレンジング」が手元にあると、ポイントメイクは残しつつ、ベースだけを手早くオフしやすいです。
ミスト状のUV対策グッズに比べれば少々面倒ではありますけれど「時短かつ美しい仕上がり」のバランスを突き詰めていくと、私がいろいろ試し検証した結果、今のところは「一度オフ!」がもっとも納得感の高い方法でした。何をするにせよ、それなりの手間はかかるだけに「急がば回れ」はUV対策でも言えます。
メイク後のUV対策を意識して、ファンデーションの上から日焼け止めを塗り直すとヨレや崩れを招きがちなだけに、ほんの“ひと工夫”が明暗の分かれ道にも。
今年の夏に向け、UV対策を本格化したかった女性のみなさま、よろしければ参考にしていただければ幸いです。
■知らなかったテクがある!「時短美容のコツ」まとめは こちら
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