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【むかつくっすよ】那須2遺体の首謀者・関根誠端容疑者 近隣ともトラブル「殴っておけば…」 長女内縁の夫が被害夫婦に近づいた理由

NEWSポストセブン / 2024年5月8日 18時0分

殺害された宝島さん夫婦の長女と内縁関係にある関根容疑者(時事通信フォト)

 ゴールデンウィーク最終日の5月6日夜、男の逮捕の一報をメディアが一斉に報じた。栃木県那須町の河川敷で燃やされた夫婦の遺体が見つかった事件は、発覚から3週間あまりを経て、ついに警察が事件を首謀したとされる“黒幕”を逮捕した。被害者の宝島龍太郎さん(55)、幸子さん(56)夫婦の長女と内縁関係にある関根誠端容疑者(32)だ。身内による残虐な犯行という事件の構図が明らかになり、連日テレビのワイドショーなどで取り上げられている。

「警視庁と栃木県警の合同捜査本部は、指示役、仲介役、実行役の計4容疑者を逮捕した後、指示役の佐々木光容疑者(28)に犯行を持ちかけた主犯の黒幕として、関根容疑者を逮捕しました。上野で少なくとも14店舗の飲食店を経営していた被害者夫婦との間でどのようなトラブルがあったのかはまだ捜査中ですが、関根容疑者は夫婦の長女と交際していた上に、飲食店も複数任されていた身内でした」(大手紙社会部記者)

 全身、そして首筋に和彫りの刺青のある関根容疑者。サングラスに金のネックレスを付けて、上野の繁華街を闊歩する姿が目撃されていた。

「宝島さんのところのマネージャーという立場で、3~4店舗の経営を任されていました。売り上げをしっかりと上げて結果も残していたようです。強面ですが、陽気な人で特にトラブルを抱えていない我々に対しては、ヤンチャな感じの言葉遣いではあるものの、ちゃんと挨拶もしてくるし、ゴミ出しについて注意したらすぐに対応もしていたし、そこまで悪い印象を持ってはいませんでした」(近隣店主)

「特に奥さんの幸子さんとの関係が深かった」といい、店舗の実質的な運営を担っていた幸子さんと仕事面で多くのやりとりがあったようだ。

 被害者夫妻と関根容疑者と食事をしたことのある共通の知人男性はこう振り返る。

「関根容疑者は“せきね・せいは”という名前から“せはさん”と周囲から呼ばれてました。そんな彼は宝島さん夫妻のことを『パパ』『ママ』と慕っていた。宝島さんは金持ち特有の余裕がある人でどーんとしているんですよ。だから関根のことを気に入っているというよりも、娘が選んだ相手だからという感じでした。昨年、初めて私が関根と会った時にいくつか店舗を持たせているとも言っていて、信頼はしていたんだと思います。

 ちょうど訴訟沙汰になっている近隣店舗の方と揉めていた時も彼に会いました。関根は相手に手を出されたけど、やり返すのを我慢したらしく『むかつくっすよ、これで(相手が)有罪にならなかったら殴られ損だ、殴っておけば良かった』とか言って血気盛んな様子でした」

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