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「それでも結婚したい…」窮地に立たされた眞子さまを救う唯一の方法

プレジデントオンライン / 2021年5月25日 17時15分

「歌会始の儀」のため、皇居に向かわれる秋篠宮家の長女眞子さま=2021年3月26日、皇居・半蔵門[代表撮影] - 写真=時事通信フォト

■母子への“身体検査”を命令か

秋篠宮眞子さんが追い詰められている。

4月8日に小室圭が、母親と元婚約者との金銭トラブルについて詳細に説明した文書を公表したが、内容が母親側の身勝手ないい分に終始していると、メディアの反発を買ってしまった。

さらに、文書の中で、借りていないものを返すわけにはいかない、これは名誉の問題だと大見得を切っていたのに、「解決金を払う用意がある」といい出したため、言行不一致だとさらに反発を招いてしまった。

まだ未熟な若輩がやったことだとはいえ、法律家を目指す人間がこの程度の認識かと、呆れる向きがいたのもむべなるかなである。

さらに深刻なのは、文書の内容はもちろんのこと、解決金を払うといい出した裏には、秋篠宮眞子さんの意向があったと、秋篠宮家関係者が認めたことであった。

2人の結婚を巡る状況は好転せず、さらに悪化しているように見えるのである。

こうした背景を追い風に、週刊誌が小室圭の母親・佳代の“過去”を再びほじくり出し、中には元暴力団の人間と親交があったのではないかと報じるところまで出てきたのだ。

いまや、水に落ちた犬は叩けとばかりの報道合戦である。

週刊女性(6月1日号)が、ここへきて、秋篠宮が職員に命じて、佳代にまだ不祥事はないか探してくれといったと報じている。

「小室さん母子への“身体検査”を行おうと殿下はお考えなのだと思います。これ以上、小室家に問題がある場合“結婚を止める”といった選択肢もありうるでしょう」(皇嗣職関係者)

■命を絶った父親のストレスの原因は…

週刊女性は、これまでも散々書かれてきた2つの件を持ち出すのである。

「1つには、小室さんの父親である敏勝さんと、そのご両親が次々と自ら命を絶っている点が挙げられます。'02年に敏勝さん、その1週間後に敏勝さんの父の善吉さん、その1年後には敏勝さんの母親も自ら命を絶ってしまったそうです。これだけ立て続けに自殺が起こった背景に何があったのか、訝しむのは当然だと思います」(皇嗣職関係者)

小室圭の父親、祖父だけではなく、祖母まで自死していたというのであるが、これは過剰報道というべきだと思う。

さらに、家族のために必死だった敏勝さんのストレスがたまってしまった原因は、佳代が引き起こした揉めごとだったという。

「一級建築士の資格を持っていた敏勝さんは、マイホームを建てる計画を立てていました。その際、敏勝さんの両親に金銭的支援を頼んでいたところ、佳代さんが内装などにこだわって予算を大きくオーバーしたことが理由で揉め、嫁姑が仲たがいしてしまったのです。間を取り持っていた敏勝さんは、仕事のストレスも相まって心を病んでしまい……。その後、自宅を出て行方不明になった敏勝さんは、多摩川の河川敷で自ら命を絶ってしまったと聞いています」(同・前)

妻・佳代の金銭感覚のおかしさが夫・敏勝の神経を参らせたというのである。

■頼ったのは“元暴力団関係者”だった

金銭トラブルを最初にスクープした週刊女性だが、さらに今回、佳代が元暴力団関係者との付き合いもあると報じている。それによると、敏勝とその父親がこの世を去った直後、佳代は驚きの行動に打って出る。

法律
写真=iStock.com/simpson33
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/simpson33

「『善吉さんの死後に問題となったのは、遺産を“誰が相続するのか?”について。佳代さんは“孫である圭も相続する権利がある”と主張したのです。旦那さんと義理のお父さんが亡くなり、親戚一同が悲しみに暮れる中だったので、冷たい人だと感じました。ただ、マイホームの件で敏勝さんの家族と揉めていた手前、佳代さんは自らが交渉のテーブルにつくことを嫌がっていましたね』(小室家の関係者)

そこで佳代さんが頼ったのが、懇意にしていた“元暴力団関係者”の男性・Aさんだ。週刊女性は彼に接触し、当時の話を聞いた。

『もともと小室さん親子は、当時私が営んでいた飲食店に週1くらいで来店する常連さんでした。敏勝さんが亡くなった後は頻繁に店に来て“お金がなくて生きていけない”と涙を浮かべていました。気の毒だったので食事をごちそうしたり、閉店時間を過ぎた後も相談を受けていました。

そんなとき、敏勝さんのご実家の遺産相続について“代わりに交渉してくれないか”と、私を頼ってきたのです。かなり昔のことですが、私が暴力団に関係していたこともあり、経歴を利用できると思ったのかもしれません』」

■話をまとめたら「手を引いてください」

この話はこれまで幾度となく報じられたが、佳代が依頼した人間が元暴力団関係者だったというのは初出である。

「佳代さんは「夫の実家は遺産相続の話をしても相手にしてくれない」などと同情を誘い、Aさんは敏勝さんの実家に向かったのだが─。

『佳代さんから聞く話とはまったく違って、敏勝さんのご親戚たちは“きちんと対応します”と誠実に向き合ってくれる方々だったのです。安心した私は、その場で相続の話をまとめ、その後は佳代さんたちにも十分な遺産が入ったはずですよ。

しかし、相続の話が終わって間もなく、佳代さんはお金が入った封筒を持参して“手を引いてください”と言ってきたのです。意味がわからずに腹が立った私は、封筒はもちろん受け取らず、佳代さんとは絶交しました』(Aさん)」

話をまとめてもらったお礼におカネを持って行くのに、なぜ「手を引いてくれ」といったのか、以前から疑問に思っていた。

だが、その人間がかつてその筋の人だと知っていて頼み、まとまると、後腐れがあると困るから手を引いてくれと、カネを持って行ったのだと分かれば、腑に落ちる。

■“すべての責任を負わせる”と覚悟を決められた

少し前には週刊文春が、佳代の遺族年金詐取疑惑を報じてもいた。

皇居
写真=iStock.com/SeanPavonePhoto
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/SeanPavonePhoto

元暴力団の人間との付き合いは、一時的なものだったにせよ、秋篠宮家や宮内庁にとっては黙って見過ごせる話ではないだろう。

次から次へと、こうした“醜聞”が出るにもかかわらず、小室圭と結婚する気持ちの揺るがない娘に、父親の秋篠宮はある決心をしたと報じているのは女性セブン(6月3日号)である。

「『ご自身が関与できず、問題は混迷を極めるばかり。そんな中で秋篠宮さまは、愛娘である眞子さまに“すべての責任を負わせる”という覚悟を決められたようです」(皇室ジャーナリスト)(中略)『眞子さまはもはや皇室の一員ではなく、“小室家の一員”というお気持ちでおられるように思えてなりません』(前出・別の宮内庁関係者)

そんな眞子さまに、秋篠宮さまは“もうかばいきれない”と、ついに意を決された。

『今後、将来の天皇家としての信頼を回復するためには、秋篠宮さまに厳しい対応が求められるでしょう。結婚一時金はどこかへ寄付させる、眞子さまは皇室の行事に参加させないといった対応だけでは足りないかもしれません。世間が“何もそこまで……”と同情するほど厳しい対応をされてようやく、国民は秋篠宮さまのお気持ちに寄り添おうとするのでは』(前出・別の皇室ジャーナリスト)」

■皇位継承の有識者会議にも影響が

「例えば、“小室夫妻”をアメリカに住まわせ、もし孫が生まれても、もう日本に入国させないようにする。眞子さまの衣類や持ち物、思い出の品をすべて捨てる。そんな対応をされれば、ご一家への風向きも変わるのではないだろうか。

『秋篠宮さまは、父親としてではなく『皇嗣』として、皇室全体や“将来の天皇家”である秋篠宮ご一家を守るご決断をされたのでしょう。しかし、最愛の娘を突き放すのは、想像を絶する葛藤と断腸の思いがあったはず。それを乗り越えられたのですから、勘当も辞さない強いご覚悟を感じます』(皇室関係者)」

皇嗣という立場から世間体を重んじ、可愛い娘を勘当するというのでは、まるでかつての新派大悲劇のようである。

だが、障害が高ければ高いほど恋は燃え上がる。秋篠宮夫妻の勘気も、心無いメディアの報道も、世間の冷たい視線も、眞子さんの強い決意の前には、決定的なものにはならないだろう。

しかし、この結婚問題は、秋篠宮家だけの問題ではなく、安定的な皇位継承の確保などの課題を論じる「有識者会議」にも少なからぬ影響を与えていると、週刊新潮(5月27日号)は報じている。

週刊新潮によれば、現状では女性天皇だけでなく、女系天皇にも賛成や肯定的な専門家が多いという。

日本大文理学部の古川隆久教授は「女系天皇については賛成する」と述べており、東京大史料編纂所の本郷恵子所長も「女系による皇位継承は先例がないが、合意や理解がとれるのならば伝統を更新して、その価値を再認識するというのは大きな意義を持つのではないか」と語っているという。

■“小室さん的な男性”が接近してこないとも限らない

だが、皇室ジャーナリストはこうも語っている。

「女系天皇の議論においても小室さんの存在はネックとなります。(中略)いったん制度が定まってしまうと、この先“小室さん的な男性”が女性皇族に接近してこないとも限らない。結婚によって皇室内に入り込めば、皇統はその男性へと移ってしまうおそれがある」

この問題については、やはり週刊新潮(3月11日号)がこう報じていた。

「現実味を帯びてきた場合、範囲とされるお三方の中で眞子さまが『第1号』となられる可能性が高いのは言うまでもない。さる皇室ジャーナリストが言う。

『この議論がなされる時、多くの国民はどうしても小室圭さんを思い浮かべてしまいます。さまざまな問題を抱えながらも十分な説明を果たさず渡米し、再三にわたる秋篠宮さまの呼びかけにも、今なお誠実に対応しようとしない。そうした男性が、議論の成り行き次第では女性宮家当主の“配偶者”として皇室入りを遂げてしまう――。世間が、反射的にそうした不安を抱くのはもっともだと思います』」

■年額4575万円が夫妻に支払われることに

「現在の皇室典範では、女性皇族は婚姻によって皇籍を離脱することになっている。その際、『皇族としての品位を保つ』という名目で一時金が支給され、眞子さまの場合はおよそ1億4千万円とみられる。そして、女性宮家が創設されて眞子さまがご当主となられた場合は、一時金ではなく引き続き『皇族費』が支給されることになるのだ」

「『皇族費は皇室経済法で定められており、独立の生計を営む親王は年額3050万円、親王妃にはその半額が支給されます。眞子さまと佳子さまには現在、独立の生計を営まない成年内親王として年額915万円ずつが支払われています。もし眞子さまが新宮家のご当主となられ、この規定に則るのであれば、年額3050万円が支給され、その後に小室さんと結婚することで彼も『圭殿下』として半額の1525万円が支払われることになります』(同)」

あわせて年額4575万円になり、原資は税金である。

カネの問題はともかく、将来的には、天皇皇后の娘である愛子さんが女性天皇になる道を、この結婚問題が閉ざしてしまうことになるとしたら、由々しき事態というしかない。

■状況が悪化する中、フォーダム大学を卒業

もはや一結婚問題ではなく、大きな広がりを見せている深刻な事態に対して、四面楚歌ともいえる眞子さんと小室圭は、どう立ち向かえばいいのだろう。

この原稿を書いている時点で、小室圭がニューヨークのフォーダム大学を卒業したという報が舞い込んできた。

伝え聞いていたところによると、かなり優秀な成績だったというから、7月に予定されているという司法試験も合格して、晴れてニューヨーク州の弁護士資格を取得するのは間違いないようだ。

さらに、この問題の解決を急ぐ宮内庁側の事情もあるという。

天皇陛下の長女・愛子さんの誕生日が12月1日である。だが、その前日が秋篠宮の誕生日になるため、この結婚問題が決着していないと、秋篠宮の誕生日会見の発言次第では、また炎上しかねないのだ。

そうなれば愛子さんの晴れの日に影響が出かねないから、その前までに結婚問題に決着をつけておきたいというのである。

■起死回生策は一つしかない

残された日にちはごくわずかしかない。

ここまでくれば、状況を好転させる起死回生策は一つしかないと、私は考える。

秋篠宮眞子さんが1人で会見を開くのだ。妹の佳子さんが一緒ならばなおいい。小室圭は参加させない。

記者からの質問は事前に提出してもらって、その場での質疑応答はなし。

そこで、小室圭との出会いから、結婚を決意した経緯、納采の儀が延期になってからの3年間に考えていたこと、小室圭への変わらぬ思いについて、真摯に語るのだ。

小室圭の母親と元婚約者との金銭トラブルについても、国民に心配をかけたと詫び、必ず誠意をもって解決すると誓う。

父・秋篠宮と母・紀子さんに多大な心配をかけたことを深く謝罪し、両親への尽きぬ感謝の気持ちを述べ、これからの自分たちの人生設計について語るのだ。

皇室に在籍しているままでは会見できないのならば、皇籍を離脱して開けばいい。

そうすれば必ず世論は変わる、歴史は動く、愛は勝つ。

秋篠宮眞子さんにその勇気はあると、私は考えている。(文中一部敬称略)

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元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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(ジャーナリスト 元木 昌彦)

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