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市民が自分たちで運営する勇猛なお祭! 平成29年度岸和田だんじり祭 開催 ~ 「自主運営・自主規制・自主警備」で結ばれる固い絆 情に厚い岸和田を感じてください

PR TIMES / 2017年9月12日 14時18分

大阪府岸和田市において、『平成29年度岸和田だんじり祭』が、2017年9月16日(土)、17日(日)、10月7日(土)、8日(日)に開催されます。地区により、9月(九月祭礼:浜手のだんじり)、10月(十月祭礼:山手のだんじり)に分かれます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/28017/1/resize/d28017-1-172639-17.jpg ]


【岸和田だんじり祭 岸和田市公式ウェブサイト】 https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/danjiri/
 
 岸和田市にはだんじりが80台あり、そのうちの岸和田地区(城下町)と、春木地区の2地区34台が9月、そのほかの6地区46台が10月に祭礼を行います。
 だんじりは総ケヤキ造りで、細部に装飾が施された、走る芸術品。前方に100mほどの綱をつけ、曳き手たちが、それぞれのまちを疾走します。見どころはだんじりを方向転換させる「やりまわし」で、スピードをそのままに、曲がり角を曲るその瞬間です。
 岸和田に住む人は、まつりを通じてまちづくりを大切にしています。まつりへの情熱をぜひご覧ください。


「岸和田だんじり祭」のみどころ


[画像2: https://prtimes.jp/i/28017/1/resize/d28017-1-194491-15.jpg ]

 
 一説では、岸和田藩主が五穀豊穣祈願に行った稲荷祭が起源と言われていて、約300年の歴史と伝統を誇ります。
 祭りのハイライトである勇壮な曳行に目を奪われますが、注目していただきたいのは祭りを支える地域という地盤。「自主運営」「自主規制」「自主警備」の祭礼三原則に則って市内にある数十の「町」の自治で行われるせいか、祭りを通じて、地域の、世代間の、仲間との深い絆が結ばれ、情に厚い岸和田というまちを作っています。


[画像3: https://prtimes.jp/i/28017/1/resize/d28017-1-843253-13.jpg ]

【地域になじむきっかけにも】

 各町会では、清掃や防災訓練など、祭りの時期以外にも1年を通じて町内行事があります。ママ同士、パパ同士、子ども同士でそれぞれ役割があって集まる機会も多いので、引っ越してきても自然と地域に溶け込むことができます。地域の一員となれば、岸和田で生まれ育っていなくても、だんじりを曳くことができます。
 

【おもてなしで国際交流も】
 外国人観光客にもお祭りを楽しんでもらうため、だんじりインフォメーションセンターを岸和田駅前に開設しています。英語などの案内マップで祭の見どころを説明するだけなく、ハッピやはちまき姿での記念撮影も行い、雰囲気を味わってもらっています。

【社会で必要な力が身につく】

[画像4: https://prtimes.jp/i/28017/1/resize/d28017-1-750271-0.jpg ]

 だんじりの世界は年功序列の縦社会であり、世代できっちりと役割が分かれています。年長者から教えられ見守ってもらう中で、協力しあうことや敬うことなど、社会で生きていくうえで必要な力が自然と身につけられます。こうやって小さいころからしつけられ、岸和田っ子が育っていきます。
 祭りの日の夜は、だんじりに提灯をつけて、子どもたちが曳く「灯入れ曳行」が行われます。



「岸和田だんじり祭」の運営について


 前述のとおり、だんじりを持つすべての町では、子どもからお年寄りまで各年齢層ごとに役割が決められ、それぞれその役割を分担し、だんじり祭が運営されています。一方、各地区のだんじり祭全体の総括的な運営は、毎年各町から選出される「年番」により行われ、年番を代表する年番長は、最高責任者として祭りを統括します。
 各町の祭礼の運営は一つの町会もしくは複数の町会の連合組織で行われています。各町会では婦人会、子ども会などの団体と平行して各年齢層ごとに祭礼団体を組織し、一年を通じて祭りの準備や、定期的に奉仕活動、親睦を深める行事を行っています。こうした役割分担は、だんじりの曳行にも表れます。

[画像5: https://prtimes.jp/i/28017/1/resize/d28017-1-685920-18.jpg ]

【だんじりの曳行の組織構成の例】

1.鳴り物 【青年団(~20代前半)】
 大太鼓、小太鼓、笛、鉦を担当。通常、青年団から鳴り物係が選ばれる。

2.綱先(つなさき)【小学生くらい~】・綱中(つななか)【中学生ぐらい~】
 だんじり曳行の主動力。曳き手のうち、曳き綱の先頭を綱先、中ほどを綱中と呼ぶ。綱先は曳き綱がたるまないように綱を張り、綱中は進行方向に全力で綱を曳く。

3.綱元(つなもと)【青年団】
 だんじりに一番近い曳き手を綱元と呼ぶ。やりまわしの時に綱中の力をだんじりに伝える重要な役割を果たす。

4.前梃子【若頭(~40代後半)より選出】
 コマの回転面と地車の間にヒノキ材の梃子を差し込みだんじりを制御する。やりまわしの時、内側の前梃子は旋回のきっかけをつくり、内側のコマの回転を抑え、だんじりを曲がりやすくする。左右二本の前梃子を操作する係は非常に危険な役のため、かなりの熟練を要する。

5.大工方
 だんじりの大屋根や小屋根に乗り、団扇を手に華麗に舞う。まただんじりの前方が見えない後梃子に進行方向を指示する。

6.後梃子【~30代後半】
だんじりの舵取り梃子で長さ約3.5メートル。大工方の合図により左右にくくり付けられた綱(ドンス)を引いたり、肩で押すなどし、だんじりの向きを変える。二十人から三十人で担当する。

[画像6: https://prtimes.jp/i/28017/1/resize/d28017-1-691649-3.jpg ]




開催概要



【平成29年度9月祭礼曳行日程】

[画像7: https://prtimes.jp/i/28017/1/resize/d28017-1-622245-2.jpg ]


試験曳き 
9月15日(金曜日) 午後2時~午後4時

宵宮
9月16日(土曜日)午前6時~午後10時

本宮
9月17日(日曜日)午前9時~午後10時

※1回目の試験曳き(9月3日)は実施致しました。


【平成29年度10月祭礼曳行日程】

[画像8: https://prtimes.jp/i/28017/1/resize/d28017-1-986607-14.jpg ]


試験曳き 
10月1日(日曜日) 午後1時~午後5時

宵宮   
10月7日(土曜日) 午前6時~午後10時*

本宮   
10月8日(日曜日) 午前9時~午後10時

*地区によって曳き出しの時間が異なります。


◆平成29年 岸和田地区イラストマップ [PDFファイル/2.47MB]
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/life/94744_129182_misc.pdf

◆平成29年 春木地区イラストマップ [PDFファイル/1.51MB]
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/life/94744_129183_misc.pdf

◆9月15日(金曜日)・16日(土曜日)・17日(日曜日)は、岸和田だんじり祭開催のため、交通規制が実施されます。規制内容については下記をご覧ください。
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/attachment/51560.pdf

◆Kishiwada Danjiri Map (外国人旅行者向けガイドマップ)


English  https://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/attachment/40532.pdf
Korean(Hanguru)  https://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/attachment/40534.pdf
Chinese(中文)  https://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/attachment/40535.pdf
Chinese(繁体字)  https://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/attachment/40536.pdf

※その他の言語はこちらをご覧ください。
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/danjiri/danjiri-map.html


参考サイト


[画像9: https://prtimes.jp/i/28017/1/resize/d28017-1-318857-12.jpg ]


・岸和田市 公式ウェブサイト
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/danjiri/

・岸和田市観光振興協会公式サイト
http://kishibura.jp/

・岸和田だんじり会館
http://www.kishibura.jp/danjiri/

※祭礼当日お問合せがある場合は、岸和田市観光振興協会(岸和田だんじり会館内 電話:072-436-0914)にご連絡ください。

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