年間1万件以上の症例を見てきた放射線診断医が開発!”完全都度払い”の遠隔画像診断システム「画像診断ラウンジ」サービス開始
PR TIMES / 2024年3月25日 16時45分
難しい症例を集めて読影技術を向上し、医療の発展に役立てたいー今後はシステムの商品化も予定
株式会社ドクターバンク(本社:大阪市中央区/代表:影山広行)は、遠隔画像診断システム「画像診断ラウンジ」(https://radiology-lounge.com/)をリリースし、本格的にサービスを開始しました。本システムの特徴は”完全都度払い”であること。遠隔画像診断システムを利用するには高額な固定費が必要となりますが、本システムは、必要なときにだけ依頼できる”完全都度払い制”としています。読影するのは年間1万件以上の症例を見てきた放射線診断医。より多くの症例を集めることで、さらなる読影技術の向上に繋げていきたいと考えています。
現役放射線診断医が遠隔画像診断システムを開発した理由
遠隔画像診断とは、病院やクリニックなどの医療機関で撮影されたCTやMRIなどの画像を、インターネットなどを利用して遠隔地にいる放射線診断医に送り、診断することです。本システムを開発した影山は、遠隔画像診断の黎明期である2003年以降、20年以上にわたって携わってきました。年間1万件以上の症例を見てきた一方で、近年は自身の技術の進歩が頭打ちになったことを感じています。技術の向上のためにはより多くの症例を集めたいと考え、自ら遠隔画像診断システムを開発するに至りました。
「画像診断ラウンジ」の特徴
1.完全都度払い制であること
通常、遠隔画像診断システムを利用する場合は、高額な固定費を払ったり、専用の機材を購入したりする必要があります。これでは「必要なときにだけ依頼したい」という病院やクリニックのニーズに合致しません。そんな課題を解決すべく、完全都度払い制を導入しました。これにより難しい症例や正確な診断が必要な症例のみ依頼することができます。
2.秘匿性が高いこと
「画像診断ラウンジ」は、すべての医療情報、画像は影山のみが閲覧し、決して他者の目に触れることはありません。加えてセキュリティの高いシステムを導入していることで、情報漏洩のリスクが低く、秘匿性が高いことが特徴です。同じ病院の医師に知られずにセカンドオピニオンを得たい、示談訴訟対策の画像診断報告書が欲しい、しっかり秘密も守って研究を手伝ってほしい、などのニーズに応えることができます。
3.画像だけでなく、動画での提供もできること
他社の遠隔画像システムの場合、診断結果はレポート(文字情報)とキー画像(送信画像のjpgなど)での提供と、せいぜい直交MPRが作成されるのみでした。「画像診断ラウンジ」はraw dataのまま送信可能で、キー画像も送信された画像だけでなく、動画(mp4など)、三次元画像(VR,MIPなど)、再構成画像(直交およびcurved MPR)などの提供もできるため、診断により役立てることができます。DICOM viewerはOsirixMD(Macのみ)を使用しており、多くのポストプロセス画像をキー画像として提供可能となっています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/137390/1/resize/d137390-1-462b2a740727c88ab85c-2.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/137390/1/resize/d137390-1-f88453ba23a3794a90fb-4.jpg ]
4.同時にCT,MRI,PET-CTなどを依頼すると料金が安くなる、診断精度が上がること
従来の遠隔画像診断の場合、同一患者の異なる検査では、読影医が異なる場合があり、結果に一貫性がないことも多く、料金も別々に請求され割高でした。「画像診断ラウンジ」では、CT,MRI,PET-CTなどを同時に依頼することで料金が加速度的に割安になります。それぞれの画像を参照して総合的に診断するので、診断精度の向上にも繋がります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/137390/1/resize/d137390-1-02ed00df59ad17cbc614-3.jpg ]
難しい、珍しい症例を積極的に集め、医療の発展に役立てたい
「画像診断ラウンジ」では、診断が難しい、珍しい症例を積極的に集めたいと考えています。そのような症例の診断数を増やすことで、自身の読影技術が向上するだけでなく、医療の発展にも繋がると考えているからです。また、完全都度払いを導入することで、遠隔画像診断のコストやハードルが下がることは、病院やクリニックだけでなく患者にもメリットがあると考え、今回のリリースに至りました。
今後は遠隔画像診断システムを商品化予定 出資者や協力者を募集中
株式会社ドクターバンクでは、本システムを他の放射線診断医にも使ってもらえるよう、商品化を進めているところです。本システムに関しての特許も取得いたしました(特許第7440695号、遠隔画像診断総合支援装置、遠隔画像診断総合支援方法およびプログラム)。商品化にはまだブラッシュアップが必要な段階であり、当社のビジョンに共感し、本システムに出資していただける企業・個人の方を募集しています。ご興味、関心のある方は、以下のホームページまでお問い合わせいただけますと幸いです。
https://doctorbank.radiology-lounge.com/
代表プロフィール
影山広行(株式会社ドクターバンク代表)
医師・医学博士
放射線診断専門医 核医学専門医 PET核医学認定医
日本医師会認定産業医 日本医師会認定健康スポーツ医
抗加齢医学専門医 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
三重大学医学部、北海道大学大学院卒業後、放射線診断専門医に。
病院で常勤医師として勤務しながら、2003年より当時黎明期であった遠隔画像診断を始める。現在は遠隔画像診断の専門医として年間1万件の診断を行っており、自社のサービス「画像診断ラウンジ」(https://radiology-lounge.com/)で遠隔画像診断を受け付けている。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
アストラゼネカと富士フイルム 肺がんの化学放射線療法の過去症例を検索できる医療情報システムを共同開発
PR TIMES / 2024年4月9日 13時45分
-
若くても「脳ドック」"受けたほうがいい人"の特徴 「どんな病気がわかる?」「費用は?」医師が解説
東洋経済オンライン / 2024年4月7日 11時0分
-
インフォコムの検像システム「iRad-QA」にAIで画像を処理する新機能搭載
マイナビニュース / 2024年4月2日 15時10分
-
AIで画像処理、医師の読影をサポート
Digital PR Platform / 2024年4月2日 10時35分
-
2024国際医用画像総合展:ITEM2024 ブース No.【D4-03】)に出展いたします
PR TIMES / 2024年4月1日 10時45分
ランキング
-
1メニューたった3種類で急成長「鰻の成瀬」 東京チカラめし、いきなり!ステーキを反面教師にできるか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月29日 6時15分
-
2失業率3月は2.6%で横ばい、有効求人倍率1.28倍で0.02ポイント上昇
ロイター / 2024年4月30日 9時31分
-
3中国、日本の輸出規制案は通常貿易に悪影響 「企業の正当な権利守る」
ロイター / 2024年4月29日 16時6分
-
4『100円ショップ』が円安で悲鳴「きついを通り越してどうしたらいいんだって感じ」利益を出すために「もう100円ショップじゃなくなるような…」
MBSニュース / 2024年4月30日 17時45分
-
5一時1ドル=160円台突破も一転154円台 “為替介入”の見方広がる 神田財務官「いつでも対応できる準備をしている」と市場けん制
日テレNEWS NNN / 2024年4月29日 20時16分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください