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京都にて再演決定

PR TIMES / 2024年3月22日 10時45分

KYOTO 狂言師『石田幸雄』のソロ活動 Vol.1



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130432/2/130432-2-b11404bd7895b6855dfbec1a85e0f41d-3900x2933.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

d130432-2-b19a5543882cbd676257398838824bee.pdf報道関係者様各位

いつもお世話になっております。
この度、昨年東京の銕仙会能楽研修所において好評を博しました、狂言師『石田幸雄』のソロ活動 Vol.1 を京都の今出川・河村能舞台にて再演する運びとなりましたこと、ご報告させていただきます。

狂言師『石田幸雄』のソロ活動 Vol.1
狂言師・石田幸雄が50年以上の芸歴をへて、30余年ぶりに芥川龍之介訳の一人芝居を上演した本作、能楽タイムズ様が写真付きで劇評を掲載くださり、後日読売新聞様からもフォローアップの取材をいただきました。

650年つづく狂言は通常、2人から3人の登場人物で人々の機微を描く、世界最古の現存する喜劇です。
その道を極めてきた石田が、培われた技術と経験を駆使し、一人語りの芝居として挑んだフランス文学の名作が『クラリモンド』です。

今回の京都公演では、通常2名で行われる古典狂言の『鬼瓦』を熟練の狂言師が一人語りで魅せます。

チケットはこちらからご購入いただけます:www.paralison.com/tickets
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130432/2/130432-2-d19b13eb56c6e6003bfbccb1efc50a73-716x1141.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130432/2/130432-2-5b65fbfd4a6b91b00710264ddb623a76-708x1136.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

世阿弥の『風姿花伝』において、

「能は、枝葉も少なく、老木(おいき)になるまで、花は散らで残りしなり」

と、年老いてから咲かせる花(芸の魅力)にも、至高の美しさがあると言っていますが、
74歳の狂言師として、その芸跡を振り返り、今こそ新しいことに挑もうという企画です。

人生100年時代におけるセカンド・ライフが問われる昨今、伝統芸能の分野からも一石を投じます。

また、東京公演同様、この一節を題材に書道家のMaaya Wakasugi氏(代表作に『おんな城主 直虎』)に書き下ろしていただいた作品の手拭いも、会場にて販売いたしますので、ご期待ください。

また、当公演は6月にも福岡においても再演することを予定しております。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130432/2/130432-2-5ca1b78cba573dea83098e0ef927a966-500x500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
以下、石田幸雄からのコメント:
狂言は、非常にすぐれた素晴らしい演劇といえると思います。
「このあたりの者でござる」に表徴される様に、普通の人々の日々の喜怒哀楽を、豊かに楽しく繰り拡げてゆきます。或る意味で愛おしく、心温まるものです。

それでも、狂言を演じ続けていますと、狂言には中々ない題材のものを演ってみたくなります。「人の生と死、恋愛の苦悩、切なさ、ロマン、ファンタジー」といった心踊るもの、せつないものです。

そういった思いから、中学時代に衝撃を受けた、芥川龍之介の『クラリモンド』に挑んだのが今から38年前のことです。青山の銕仙会で初演し、その後国立能楽堂、名古屋でも公演しました。

向暑の京都にて、皆様のご来場をお待ち申し上げております。



石田幸雄
人間国宝・野村万作率いる「万作の会」において、野村萬斎と共に狂言を牽引する第一人者。
野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。
大胆かつ緻密な演技で、数多くの優れた舞台歴を持つ能楽界の重鎮。
日本大学・学習院大学・文化学院において非常勤講師を歴任。
06年、宝生流シテ方・田崎隆三師と共に「雙ノ会」で文化庁・芸術祭大賞受賞。
11年、個人で観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
新しい試みの舞台にも意欲的な発表が多く、「法螺侍」「まちがいの狂言」「敦atsushi-山月記・名人伝-」「国盗人」でも活躍。普及公演での的確な解説にも定評がある。「万作の会」の海外公演にも多数参加。

再演:KYOTO 狂言師『石田幸雄』のソロ活動 Vol.1

日時:2024年5月24日(金)19時開演
会場:河村能舞台(今出川)
烏丸上立売上ル柳図子町320-14
チケット:¥5,500より
チケットはこちらからご購入いただけます:www.paralison.com/tickets

番組:
ひとりの狂言
『おにがわら』
石田幸雄

解説
石田淡朗(企画/演出)

芥川龍之介による
『クラリモンド』
石田幸雄

上演時間:90min
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130432/2/130432-2-820d38ed98fa7834036784cd167a3b71-234x414.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
狂言師『石田幸雄』が挑む、
ひとり、二本だて、2都市公演。

ひとりの舞台人として、
これからも舞台に立ち続けるために立ち返る、
一人芝居という、次なる一里塚。

演劇少年だった青年期、そして狂言の世界に没頭した壮年期、
その自らの芸跡に、いま再び立ち返る。



PR動画:https://vimeo.com/863501712
ひとりの狂言『おにがわら』
単身赴任を終える大名が
五条の因幡堂へお礼参りに行くと
鬼瓦を見かけて、ふと思う
「誰やらの顔に よぉー似たなぁ…」

『クラリモンド』
1914年に、当時21才の芥川龍之介が翻訳した、フランスの作家テオフィル・ゴーティエによる怪奇的恋愛小説『死霊の恋』(La Morte amoureuse, 1836)。
若い神父と絶世の美女である吸血鬼の間に芽生えた、燃えるような禁断の恋。敬虔な神父としての昼の生活と、放蕩の限りを尽くす夢中の生活。その二つが交差していく様を、芥川ならではの重厚かつ硬質な文体で、妖しくも華麗に描いた秀作。
狂言の話術と身体表現を駆使し、若き日の芥川龍之介の訳文そのままに、熟練の狂言師『石田幸雄』が30余年の年月を経て、再びその世界観を能舞台に甦らせます。
書道家・Maaya Wakasugi
1977年 岡山県生まれ。
(La MAISON DES ARTISTES登録会員:W202080)

EU芸術協会国際芸術優秀作家の赤塚暁月、日展会員の田中節山に師事。
6歳より書道を始め、17歳で個展開催。
書の名門・大東文化大学 中国文学科を卒業。 “古代文字” をモチーフとした独自のスタイルを確立。
書をアートとしてとらえ、 ルーブル美術館公認の関連ロゴマーク制作や、ニューヨーク近代美術館MoMAでパフォーマンスを行うなど、様々な場所で表現を展開。
2014年1月、世界経済フォーラム(通称ダボス会議)Japan Nightにて世界経済フォーラム創設者兼会長のクラウス・シュワブ氏と書き初めパフォーマンス。
昨年2017年はNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』のタイトル揮毫。フランスの国鉄SNCFのプロモーションビデオでにも抜擢される。
京都国立博物館で開催された国際人権NGO HUMAN RIGHTS WATCHのCouncil Summit 2017 Kyotoにて揮毫パフォーマンス。
モロッコの美術基金MAC A Fondationのアーティストレジデンスにて現代書道のシンポジウムに参加。国際会議UHC2030フォーラムで揮毫した作品がジュネーブにあるWHOに寄贈される。
2018年8月、フランス アンデルノス市の文化複合施設 Maison Louis Davidで夏の招待作家として選ばれ、初めて公共の施設での展覧会を成功させる。
現在フランス ボルドーを拠点としてグローバルに活動を広げている。

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