テラ株式会社の樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の局所再発胃がんに対する症例報告、 英国学術誌「World Journal of Surgical Oncology」にて発表

PR TIMES / 2015年1月8日 16時10分

テラ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢崎 雄一郎、以下「テラ」)が提供する樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」(※1) について、この度、局所再発胃がんに対する症例報告が、英国の腫瘍外科専門学術誌である「World Journal of Surgical Oncology」(2014年第12巻390項)(※2)に掲載されました。

今回の症例報告は、医療法人社団医創会 セレンクリニック名古屋(※3)(所在地:愛知県名古屋市、院長:小林 正学)における、胃がん手術後再発症例になります。本症例は、高度な肺気腫により根治手術ができず、また、内視鏡的粘膜切除術も印環細胞がんであるために当時の基準で適応外と判断された症例です。抗がん剤は副作用により継続ができなかったために、WT1ペプチド等を用いた樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の腫瘍内局所投与が施行されました。
本症例では、樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の内視鏡を用いた投与が計7回行われ、最終投与から1ヶ月後に腫瘍は縮小し、組織生検の結果ではがん細胞の消失が確認されました。さらにその後、寛解※4状態が30ヶ月間続きました。今回の報告は、肺疾患のため手術ができない再発胃がん患者に対して、樹状細胞ワクチン療法の腫瘍内局所投与が著効した初めての症例報告になります。

テラは、今後も樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の更なるエビデンス(科学的根拠)の強化を図り、より良い細胞医療の開発・普及に取り組んでまいります。

【※1】樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」
本来、血液中に数少ない樹状細胞(体内に侵入した異物を攻撃する役割を持つリンパ球に対して、攻撃指令を与える司令塔のような細胞)を体外で大量に培養し、患者のがん組織や人工的に作製したがんの目印である物質(がん抗原)の特徴を認識させて体内に戻すことで、樹状細胞からリンパ球にがんの特徴を伝達し、そのリンパ球にがん細胞のみを狙って攻撃させる新しいがん免疫療法です。現在、樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」は、がん治療用の再生医療等製品として薬事承認取得を目指しています。

【※2】「World Journal of Surgical Oncology」(2014年第12巻390項)
Therapeutic effect of intratumoral injections of dendritic cells for locally recurrent gastric cancer: a case report. : M Kobayashi et al

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
PR TIMES

トピックスRSS

ランキング