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介護に携わる様々な立場の視点から、介護について考える機会を提供『都道府県民共済シンポジウム2019』~介護のこと 聴く、知る、考える~

PR TIMES / 2019年12月4日 10時5分

仙台市を中心に宮城県内外から約200名が参加

全国43都道府県で非営利の共済事業を行う都道府県民共済の元受団体である全国生活協同組合連合会(所在地:埼玉県さいたま市、代表理事専務:吉井康二、以下全国生協連)は、一般からの申込者 および関係者合計約200名を迎えて、2019年11月16日(土)に「都道府県民共済シンポジウム2019~介護のこと 聴く、知る、考える~」を、戦災復興記念館(仙台市青葉区)にて開催しました。



基調講演では、全国生協連代表理事常務 千田透より、超高齢国家となった日本の今後の課題とそれに対応する施策について解説をした後、ホームヘルパー、ケアマネジャーとして在宅介護に従事し、昨年10月に仙台市内で小規模多機能型居宅介護の「マイムケア長町」を開設した林久美さんを迎え、ご自身が運営に携わっている「駄菓子屋店」についてのお話をいただきました。この駄菓子屋は地域住民や社会と積極的に関わるユニークな取組みの一つで、看板娘は認知症のおばあちゃん達。月1でイベントを開催し、訪れた地域の方達からは「認知症でもこんなことができることを知らなかった」との声をいただき、認知症への偏見を払拭しながら「認知症になったとしても、これなら大丈夫。」といった雰囲気づくりをしていきたいと語っていました。

パネルディスカッションでは、特別養護老人ホームの施設長として様々な介護の現場を経験されている小川泰子さん、認知症専門病院の院長として日々多くの認知症患者の治療に携わる今井幸充医師、子育てと介護を両立しながらタレント活動も続ける高橋里華さんが加わり、それぞれの立場、経験をもとにお話いただきました。今井医師からは「介護をシェアーする」という考えを取り入れ、出来ないことはプロに任せ、家族ができることとして「家族であり続けること」が大切とのお話しがあり、小川さんは改めて「地域のつながり」が重要と語りました。
参加者からは「初めて身近な問題として真剣に考えるきっかけになった」等の感想が寄せられました。

お子様から高齢者までの保障を担う都道府県民共済の元受団体として、全国生協連では「生活者の暮らしの安心と向上」を目的に、社会貢献活動の一環でシンポジウムを実施しています。介護をテーマにしたシンポジウムは大阪(2018年4月)、福岡(2019年4月)に引き続き今回が3回目となりました。超高齢社会の日本において介護は決して「人ごと」ではなく、誰にでもある日突然訪れる可能性があります。また昨年話題になった「若年性アルツハイマー」など、認知症は高齢者だけの問題ではありません。そんな中、いざ介護する立場に立ったとき、何をすればいいのか、どこに相談にいけばいいのか、全くわからず一人で抱え孤立してしまうこともあります。そういった問題を「自分ごと」として捉え、お互いに支え合うことのできる社会の実現を目指しており、今後もすべての生活者の暮らしの一助となるよう様々な活動を続けていく予定です。

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