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内閣府スーパーシティ構想の調査事業における生成AIを活用した実証実験に参画

PR TIMES / 2024年5月8日 13時15分

つくば市議会の議事録を抽出・分析・可視化し、住民向けサービスへの活用を検証



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135312/3/135312-3-545f172ab1bb6c37d8232a8e4ec6f650-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

エムシーデジタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河内 伸学)は、内閣府が推進するスーパーシティ構想(※1)に関連した調査事業「スーパーシティにおけるデータ連携基盤を活用した住民参加型の行政サービスの提供に向けた調査検討業務」(KPMGコンサルティング株式会社受託)において、生成AIを活用した実証実験に参画しました。本事業は、スーパーシティ型国家戦略特区である茨城県つくば市において、データ連携基盤を活用した住民参加型の行政サービス提供手法の検討や実証調査を行うものであり、当社は、AI開発企業として生成AI技術を提供し、住民の意見データを整理・集約した上で他のデータと連携し、新たな住民向けサービスの提供や行政サービスの向上を図る手法の検討に貢献しました。

取り組みの概要としては、生成AI技術を活用し、住民の意見が示されたテキストデータ(本実証実験ではつくば市議会の議事録)から、市民の要望や課題を自動的に抽出・分類・可視化し、関連する他のデータと組み合わせることで、住民ニーズに即した新しい行政運営及び住民向けサービスを企図したプロトタイプ構築を支援しました。これにより、住民参加型の行政サービス提供に向けた実現可能性を検証いたしました。

つくば市議会議事録から抽出された市政における課題を抽出・可視化
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135312/3/135312-3-707ab5766e8c0142b64605aec45809a1-1132x449.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

生成AIを活用した実証実験では、住民の声の情報源としてつくば市議会の議事録を活用しました。市議会の議事録は1回の定例会だけでも7万字を超える文章量であり、これらから市民の声を抽出し、課題やニーズの全体像を把握するためには、通常膨大な工数が必要となります。そうした課題に対し、生成AIを活用することで、人手では不可能に近い整理を高速に実行し、かつAIによる客観性の高い出力を実現しました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135312/3/135312-3-8f0a77e4d8e1a61f2229e24330f5540a-1135x495.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
つくば市議会議事録から抽出された市政における課題を抽出・可視化した例
上記は、生成AIを活用してつくば市議会議事録の定例会を1年分解析し、市政における課題を可視化した実際の出力です。つくば市の6つの市政テーマ(くらし・手続き/子育て・教育/健康・医療・福祉/観光・文化・スポーツ/まちづくり・事業者/市政情報)ごとに、課題グループを自動で抽出・整理し、さらに各グループの配下に、個別の課題が複数紐づきます。(例:子育て支援>病児保育施設の空き情報が十分に提供されていない)
本実証実験の反応として、「課題が俯瞰的かつわかりやすく整理されることで、市政について一緒に考えるきっかけになる(住民より)」「関心度が高い課題がわかることで、市民の感じる課題によりピンポイントに対応していくことができるのではないか(市職員より)」といった声をいただき、目的である住民参加型の行政サービスの実現可能性を確かめることに成功しました。


エムシーデジタルは、今後もスーパーシティ構想をはじめとする自治体の先進的な取り組みに対し、生成AIを含む最先端のAI技術で貢献してまいります。社会課題の解決と、住民中心の持続可能なまちづくりの実現に向け、全力で取り組んでいきます。

※1:様々なデータを分野横断的に収集・整理し提供するデータ連携基盤を軸に、デジタルの活用と規制・制度改革を一体的に推進し、生活全般にまたがる複数分野の先端的サービスを提供することで、2030年頃に実現される未来社会の先行実現に取り組む。

本件について内閣府からの発表は以下からご覧いただけます。
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/supercity_chousa05.html
エムシーデジタル株式会社の概要
エムシーデジタル株式会社は、最高峰の技術水準を保有するテクノロジーカンパニーです。 デジタル化によって社会はますます高度に複雑化しており、当社はテクノロジーをもって課題を解決するプロフェッショナル集団として、全産業をフィールドにデジタルプラットフォームの構築を進めています。
また、企業対抗プログラミング競技大会「PG BATTLE」で2年連続優勝(2021年、2022年)、世界的なプログラミング大会「Meta Hacker Cup 2022」にて日本人1位(13位入賞)などの実績があり、さらにKaggle Grandmaster・Masterが多数在籍しています。

会社名:エムシーデジタル株式会社/MC Digital, Inc.
代表取締役社長:河内 伸学
住所:東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 日比谷三井タワー11階
設立:2019年9月12日
従業員数:79名(2024年4月時点)
資本金:1億円(内、資本準備金5000万円)
問い合わせ先
エムシーデジタル株式会社 広報部
〒100-0006
東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 日比谷三井タワー11階
Email: info@mcdigital.jp



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