業界初の試み!! 古本の売上げ33%を出版元に還元する「VALUE BOOKS ECOSYSTEM」運用開始のお知らせ。
PR TIMES / 2017年11月14日 14時1分
~売上げの一部を版元に還元することで、出版業界に新しい循環を生み出そうとする画期的なプロジェクト。パートナー出版社4社と始動!~
インターネットを中心に古本の買取・販売を行う株式会社バリューブックス(本社:長野県上田市、代表取締役:中村大樹 以下、バリューブックス)は、2017年7月6日に創業10周年を迎えたことを機に、この10年間で発見してきた大小さまざまな10の課題に対して、10の取り組みを発表していく「10PROJECTS」を実施しています。
そしてこの度、その第3弾として新事業「VALUE BOOKS ECOSYSTEM(バリューブックス・エコシステム)」の運用を開始しましたことをお知らせいたします。
PROJECT#03
「VALUE BOOKS ECOSYSTEM」
https://www.valuebooks.jp/vb10th/project3
[画像1: https://prtimes.jp/i/26949/4/resize/d26949-4-949204-0.jpg ]
“値段のつく本、つかいない本”
私たちの主な事業は、インターネットを介した古本のリユースです。買取と「charibon(チャリボン)」という寄付のプログラムによって古本を集め、それを販売しています。
VALUE BOOKS(買取プログラム)
https://www.valuebooks.jp/
charibon(寄付プログラム)
http://www.charibon.jp/
毎日約 3 万冊を超える本が届き、それをひとつひとつ、人の手で査定していますが、その基準はインターネット上での需要に基づいています。必要以上の量が市場に存在して、値崩れしてしまっているものには、残念ながら値段をつけることができません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/26949/4/resize/d26949-4-135119-3.jpg ]
“リユース先がない本たち”
私たちはその、値段がつけられなかった本も、まだ読み手がいる限り、他の古本事業者への卸売や、自社店舗・提携店舗での販売、フリースクールや介護施設など、本を必要としている場所に届ける「Book Gift Project(ブックギフト・プロジェクト)」を通じて、最大限リユースしようと試みています。
Book Gift Project
http://www.bookgift.net/
しかし、そうして可能な限りの手を尽くしても、リユースする先がない本は、古紙としてリサイクルに回すことになります。私たちは、毎日、大量の本を載せて古紙回収所へと向かうトラックをながめながら、「できる限り、リサイクルに回す本を減らしたい」と考えていました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/26949/4/resize/d26949-4-204764-4.jpg ]
“必要とされ読み継がれていく本たち”
そんな中、私たちは市場で値崩れしにくい本ばかりをつくっている出版社の存在に気がつきました。過去のデータを出版社別に調べてみると、送られてきた本のうち、90% 以上という高割合で、値段をつけて買い取ることができる出版社があることがわかりました。これは、他と比較してとても高い数字です。
そこで私たちは、それらの本を売って得た利益の一部を、出版社に還元させていただくことにしました。
値段がつけられず、リサイクルに回す本の多くは、短期間で消費され、多くの人に手放され、市場にあふれてしまったものです。一方、リユース率が高い出版社がつくっている本は、長期間にわたって多くの人に必要とされ、読み継がれている本であると言えます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/26949/4/resize/d26949-4-556919-1.jpg ]
“本の生態系をつくりたい”
「バリューブックス・エコシステム」は、そうした長く読み継がれる本をつくっている出版社に対して、その売上の一部を還元していくことで、出版業界によりよい循環を生み出すための回路を開こうというプロジェクトです。
願わくは、すべての出版社に利益を還元させていただき、本の生態系(エコシステム)をつくっていくことが、私たちの理想です。
持続可能な世界に近づいていく一助になるよう、私たちはこの試みをスタートします。
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<しくみ>
毎年、出版社別のリユース率(※)を算出し、その数字が 90% を超えている出版社のうち、パートナーになってくださった出版社に対して、私たちが彼らの出版した本を売って得た売上の 33% を還元させていただきます。
還元させていただいたお金の使途は、各パートナー出版社に委ねています。著者に還元する出版社もあれば、よりよい出版活動のために生かす出版社、社会貢献のために使う出版社もあります。
(※)私たちのもとに送られてきた本のうち、値段をつけて買い取ることができた本の割合のこと。
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私たちはパートナー出版社の本を、可能な限り高値でお客様から買い取ります。
各パートナー出版社が出版した本も、他の古書店に流れてしまえば、出版社に還元することができません。
多くの金額を還元し、よりよい循環を生んでいくために、できるだけたくさんの本を私たちのもとに集めたいと考えています。
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[画像5: https://prtimes.jp/i/26949/4/resize/d26949-4-272842-5.jpg ]
・アルテスパブリッシング
https://artespublishing.com/
・英治出版
http://www.eijipress.co.jp/
・トランスビュー
http://www.transview.co.jp/
・夏葉社
http://natsuhasha.com/
50音順/2017年11月現在
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<出版社の皆様へ>
パートナー提携に関心を持ってくださった出版社の方は、お問い合わせください。
2016 年における貴社出版物のリユース率をお知らせします。90% を超えている場合は、担当者が詳細の説明にお伺いします。
[お問合せ]: info@value-books.jp
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<読者の皆様へ>
本をお売りいただく際は、上記パートナー出版社の本を含め、ぜひ私たちにお送りください。可能な限り高値で買取ります。
また、上記のパートナー出版社の本をお買い上げになるとき、その出版社を応援する最大の方法は、新品の本を新刊書店でお買い上げいただくことです。
古本をお買い求めになるときは、弊社がインターネット上で出品しているものや、直営店舗「NABO(ネイボ)」でのご購入を検討いただければ幸いです。
[画像6: https://prtimes.jp/i/26949/4/resize/d26949-4-881920-6.jpg ]
Books & Cafe 「NABO」
HP: http://www.nabo.jp/
FB:https://fb.com/nabobookscafe/
Instagram: https://goo.gl/x7zhnT
「NABO」誕生から今日までの物語
「Good Books for Neighbors」
https://goo.gl/aAJL5u
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[画像7: https://prtimes.jp/i/26949/4/resize/d26949-4-455371-7.jpg ]
■課題解決に向けた「10PROJECTS」がスタート!
バリューブックスでは、2017年7月6日に創業10周年を迎えたことを機に、この10年間で発見してきた大小さまざまな10の課題に対して、10の取り組みを発表していく「10PROJECTS」を実施しています。
これまでに3つのプロジェクトを発表しており、第4弾は12月上旬に発表する予定です。
10周年特設サイト:
https://www.valuebooks.jp/vb10th
・PROJECT#01
「BOOK BUS PROJECT」
https://goo.gl/uEyvUg
・PROJECT#02
「Good Books for Neighbors」
https://goo.gl/aAJL5u
・PROJECT#03
「VALUE BOOKS ECOSYSTEM」
https://goo.gl/YtqhPW
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