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コニカミノルタ人事部×CTS共同開催「EdTech ベンチャートップに聞く!"英語で仕事をするってまだ間に合いますか?"」

PR TIMES / 2024年4月19日 11時45分

人材育成コンサルティングを提供する株式会社シー・ティー・エス(本社:東京都北区、代表:岩名 葵、以下CTS)は、コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区 代表:大幸 利充  以下コニカミノルタ)と"English Fair スペシャル対談"『EdTech ベンチャートップに聞く!"英語で仕事をするってまだ間に合いますか?"』を共同開催しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/113703/8/resize/d113703-8-20a438e1c5f7d7b1026f-0.png ]


当セミナーは、コニカミノルタ人事部の従業員へ向けた自己啓発サポートの一環として企画され、国内最大級の英語学習アプリ「レシピー」の創業者山口氏と、世界で5000万ユーザーを誇る英語学習アプリ「ELSA」の日本代表玉置氏をお招きし、これまでのキャリアや英語学習の実体験をふまえ、英語学習者へ習得のヒントやつまづきからの克服方法、ツールの活用方法などを語っていただきました。

【企画背景】
CTSがコニカミノルタへ提供している「語学サポートデスク」の一環として、社内の語学学習をより活性化させていくことを目的として「English fair」を提案したことから実現しました。年間4回のイベントを通して、英語学習を社内へさらに浸透させ、自己啓発の雰囲気をより活性化させていくことにつながると考えています。今回は
その2回目として「英語を始めるきっかけを提供したい」という思いの元、企画されました。

〇セミナー概要
・これまでのキャリアについて
・「英語で仕事をする」の失敗談
・サービスのポイントや活用方法


〇講演内容
ーこれまでのキャリアについて教えてください。
2人とも、もともとの英語のレベルはTOEIC500程度!
意思を持った挑戦からつながっていく、今の事業との出会い


(山口氏)
私は、もともと九州大学で原子力工学を専攻していました。
大学院では特に、核融合などの研究に携わり、放射性物質から出力されるビックデータを用いたコンピュータシミュレーションにおいて、学士号を取得しました。
その後は、研究内容などを活かした道には行かず、2000年代のITバブルの隆盛を受けて、システムエンジニアとして最初のキャリアをスタートしました。
そしてサービスを考える立場を志し、キーエンスのグループ会社に入社しました。この頃から、シカゴへの出張やカンファレンスへの登壇、メールでのコミュニケーションなど英語を使う場面が増えてきました。

忙しい仕事の合間にアプリや単語帳などを活用して語学学習を進めていたのですが、なかなかモチベーションが続きませんでした。
その中で、情報収集の一環でTechCrunch(テッククランチ)など海外の技術系の記事を見て、分からない単語は調べて覚えていくという、電車などのちょっとした時間に行っていた習慣は、おもしろいもので続けることができたんです。そのうちだんだん英語に慣れていき、定期的に受けていたTOEICの点数も、当初500前後だったところからあがっていきました。この経験から、忙しいサラリーマンの方々でも興味のある分野での語学学習なら続けられるのではないかという発想がうまれました。

また、チャンスというものは突然やってくるものだと考えています。ほとんどの人が英語を使わなくてもいい状況だと思うのですが、このチャンスが突然来た時に、英語力がある程度ないとそのチャンスをつかめなかったり、そもそもチャンスを与えてもらえなかったりするものだと思います。

なので、日々備えておく必要がある中で、忙しい日本のサラリーマンの英語学習に何か貢献できないかと考え、起業するに至りました。

(玉置氏)
私は、新卒で中華系のベンチャー企業に入社し、中国の高校生が日本の大学へ留学する支援をしている仕事に携わりました。人生初の上司が中国人なので、中国語で話さなければと思ったのですが全くできず、英語を使用するしかありませんでした。基本は、チャットベースでのやり取りだったので、なんとかこなすことができました。

留学生が人生を駆けて挑戦する姿を見て、「教育は人の人生を変える」と実感すると共に、その姿に影響を受け、自らも何か新しい挑戦をしようと考え、スタンフォードへの進学を決意しました。

その頃の英語力は、TOEIC500点台、TOFEL40点台と現地の小学生程度の英語力しかなく、ほぼゼロから学習をスタートさせ、1年間の準備期間を経て、スタンフォードの大学院に入学しました。この渡米をきっかけに(ELSA)創業者と出会い、教育に関わりたいという想いもつながり、ELSAに参加する形となりました。


ー「英語で仕事をする」の失敗談を教えてください。
 一番始めにぶつかった壁はなんでしたか?また、それをどんな方法で克服されていきましたか?
”聞き取れない”第一の壁!日本語と英語の違いに着目した、克服までのアプローチ


(山口氏)
キーエンスに勤めていた時、カンファレンスで英語でプレゼンテーションをする機会がありました。
必要なスクリプトを覚えたり、自分が伝えたいことは事前に準備をしたりしていたので、本番では用意していたことについては問題なく進めることができたのですが、その時のQ&Aで何を質問されているか全く聞き取れなかったんですね。海外でのプレゼンは、プレゼン後のQ&Aが重要なんです。
この全く太刀打ちできなかった経験が、大きなトラウマとなってしまいました。

痛い思いをしたことで、改めて頑張ろうと思った私は、そこからリスニングを向上させる必要性を感じ、積極的に取り組むようになりました。試行錯誤しながら、聞き取れるようになるとはどういうことかを分解していくと、その単語の意味、発音、イントネーションを理解する そのうえで自分で再現できるようになる、このステップなんだと理解しました。
さらに、日本語と英語の語順が全然違うので、受験英語のようなペーパー上の英語と違って、流れるようなリスニングは、この語順になれることが重要なんだと気づいたんです。それで、文章をできる限り戻らず読むような工夫をしながら練習していました。

(玉置氏)
私も実は、山口さんと一緒で、アメリカ留学時、まず最初に聞き取れない状況に直面しました。
先生も同級生もお店の人も何を言ってるのか分からない、迷子のような状態でした。

聞き取れない要素を自分なりに分析し、意味理解と音理解の2つが重要であると気づきました。意味理解は、単語や文法が頭にしっかり入っているということ。音理解については、まず前提として英語の音が600個あり、日本語は70個あるんですね。ということは、500個ほど聞こえない音があり、まずはそれらを理解することが大切です。
これは、自分が話して再現できない音は、聞き取れないというモーターセオリー(音声知覚の運動理論)に則っていて、当時自分が英語のリスニングを克服していった実体験もあり、特に重要だと感じています。

フォニックスなど一見、遠回りのように感じる音の理解から始めることは、リスニング力の向上、そしてスピーキングにつながり、近道になると今回皆さんに伝えたいですね。


ーご自身の経験からどのようにサービスを活用してもらいたいですか?
試行錯誤の英語学習で私たちは何千時間も無駄にした。技術をうまく活用して楽しく効率的な英語学習を!


(山口氏)
私は、もっと日本人が世界で活躍してほしいと思っているので、日本人に特化した語学学習サービスを届けていきたいと考えています。そのため、日本語と英語の大きな違いである語順になれることに着目した「ペースメーカー※1」や日本人が英語を理解するうえで役立つ「スラッシュリーディング※2」など、日本人のための機能、興味のある分野で学び続けるためのニュース記事や動画などのコンテンツを、ふんだんに盛り込んでいます。

また、学習カリキュラムで初級者コース、中級者コースと決められたコースがあると思うのですが、もともと100人いれば100通りのコースがあることを理想としていて、多数の学習データから導き出した個々に合わせた学習カリキュラムを提案する機能「マイレシピ※3」というのも、レシピー内で提供しています。
自身の経験から開発した、日本人の英語学習に特化したサービスなので、ぜひ活用してもらいたいです。

※1ペースメーカー:アプリ内の記事を自動スクロールを利用しながら読める機能
※2スラッシュリーディング:アプリ内の記事にスラッシュを入れ込み、読解しやすくする機能
※3マイレシピ:200万人の学習履歴とAIによる個別最適化された学習カリキュラム作成機能。

(玉置氏)
ELSAは、先ほど私のつまずいた発音から聞き取りの分野だけでなく、コミュニケーション全般をサポートするために様々な機能を提供しています。まずは、発音診断テストで学習者が発音できない・聞けない言葉を分析し、カリキュラムにまとめたものを学習していただきます。発音のコーチをしてくれるAIが、舌と口をどう動かしたら正しい発音ができるかを個別最適でフィードバックしてくれます。発音を鍛えることで、リスニング力も向上していきます。

このようにして、スピーキングの基礎が確立されたら次は、話す練習です。
生成AIを搭載したELSA AIは、業界や役職など様々なシチュエーションの設定が可能でシチュエーション別のコミュニケーションを実践することが可能です。コミュニケーションを終えると、文法や流暢さについてフィードバックをもらえます。また、アサーティブネスなどの伝え方の部分でビジネスコミュニケーションのマナーも学べるような機能も実装しています。

さらに、スピーチアナライザーでは、プレゼンやカンファレンスのリハーサルができるようなものもあります。
これは、AIがオーディエンス目線で発音やイントネーションなどの聞きやすさやロジックなどについても評価してくれます。こんな風に、ELSAの発音からプレゼンテーションの準備までまるっと網羅可能なサポート を、オンライン英会話などで時間をとるのが難しい、忙しいビジネスパーソンに多く活用していただければと思っています。

また、語学学習については、私や山口さんが学習していた時は、テクノロジーを使わず進めていたので、何千時間という時間を無駄にしてしまいましたが、今はAI等を活用し、いかに効率化していくかも重要になってきます。ぜひ、テクノロジーをうまく活用して英語学習を進めていってほしいです。

〇聴講者からのコメント
・お二方の経験に基づく話を聞くことができて参考になった。特に、最初の「聞けるようになることが大切」という部分がお二人の共通項だったことについて、興味深いと思った
・登壇者の実体験から気づきや学習のツボをお話ししていただけるのは貴重な機会でした。
・今後の英語学習と業務活用に関する指針がいくつか得られ有意義でした。

登壇者プロフィール


■山口 隼也氏 株式会社ポリグロッツ Founder and CEO
<経歴>
九州大学卒。放射性物質から出力されるビッグデータを用いた除染シミュレーションにおいて、原子力工学の学士を取得。ウッドランド(現フューチャー・アーキテクト)、イプロス(キーエンス子会社)にて、チーフアーキテクト/CTOとして、大規模システム、P2Pネットワーク、Ad-tech、ビッグデータ関連のサービス開発、設計、立ち上げに携わる。自身がエンジニアとして、何年もの間、英語学習と格闘していた経験から「こんな英語学習サービスがあったらいいのに!」を具現化すべく会社を立ち上げた。

■玉置 俊也氏 ELSA Japanカントリーマネージャー
<経歴>
2018年にスタンフォード大学大学院東アジア研究科に進学。大学院修了後、Googleから投資を受けるAI英語スピーキングアプリELSA(現在、世界で5000万ユーザー)の日本マーケット責任者として参画。新卒で日中を拠点とするEdtechスタートアップに入所し、日本支社立ち上げ及び事業拡大に従事。在学中の2年間、Stanford US-Asia Technology Management Centerのリサーチアシスタントとして、日系大手企業の投資先ソーシング業務に従事。


企業紹介


■コニカミノルタ株式会社 https://www.konicaminolta.com/jp-ja/index.html
プロフェッショナル人財集団への進化を目標に掲げ、人財引きつけ・育成・活躍推進を進める中で、自己啓発支援にも積極的に取り組んでいます。
<所在地>東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
<代表者>大幸 利充
<事業内容>デジタルワークプレイス事業 プロフェッショナルプリント事業 ヘルスケア事業 インダストリー事業


■株式会社ポリグロッツ  https://www.polyglots.net/
「言語の壁を超え世界で活躍する日本人を増やす」をミッションに、英語学習のソリューションを提供しています。主力事業は英語学習アプリ『レシピー』の開発・運営で、そのユーザーは累計200万人を突破し、英語学習アプリとしては国内シェアNo.1を誇ります。
<所在地>東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿 16F
<代表者>山口 隼也
<事業内容>英語学習アプリ「レシピー」、日本語学習アプリ「MONDO」の開発、運営、アダプティブラーニン グプラットフォームの開発、提供


■ELSA Japan https://elsaspeak.com/ja/
ELSA(English Language Speech Assistant)は英語をより正しく、自信を持って話せるようになるためのAIパーソナルコーチアプリです。2015年にGoogleのAI投資部門から出資を受けて以来、100カ国以上の4000万人のユーザーに利用されており、世界のAI企業100にも選ばれた独自の音声認識技術により、学習者は個人のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、短期間で改善することができます。アプリは京都大学をはじめとした世界中の教育機関やシンガポール航空、伊藤忠商事、アストラゼネカといった世界500を超える企業での福利厚生、研修として採用されています。


■株式会社シー・ティー・エス  https://www.cts-n.co.jp/
[画像2: https://prtimes.jp/i/113703/8/resize/d113703-8-b8b0637d00234680e9de-0.png ]


人材育成コンサルティングを手掛け、ビジネススキルや語学を中心に、個の学びに合わせて学習体験を企画設計する「LXデザイン」の枠組みをコンセプトとした研修システムを提供しています。

<所在地>東京都北区東十条3-10-36
<代表者>岩名 葵
<事業内容>LXデザイン事業、語学サポート事業、AI開発事業、ブロックチェーン事業


語学サポートデスクについて


企業の人材育成担当者に代わって、語学研修における企画・管理・運用まで、すべての事務局業務を請け負う無料提供のサービスです。社員の多様な学びのニーズや課題に対し、プロの語学カウンセラー(LXデザイナー)がひとりひとりに合わせて最適な提案を行い、ゴールまで導きます。
研修の企画・運営段階からサポートが受けられ、細かな雑務を含めた運用面までアウトソーシングできることで、人財育成担当者は本来の業務に支障をきたすことなく研修が導入できる画期的なサービスです。


人事コンサルティングサービスについて


人材領域における人材計画や育成計画の策定、専用プログラムの作成、運用まで網羅したコンサルティングサービスです。「LXデザイン」の概念を取り入れ、企業のニーズに合わせ、グローバル人材育成からDX人材育成まで最適なプランを提案いたします。また、研修や自己啓発の運営などの事務局業務を請け負い、人事担当者の手間となってしまう部分を一括で代行いたします。

問い合わせ窓口: https://www.cts-n.co.jp/contact

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