「経済の復興」「心の復興」どちらが優先?三陸の高校生がディベート

PR TIMES / 2013年5月1日 15時39分

国際NGOグッドネーバーズ・ジャパンは、ベネッセ募金の支援を受け、岩手県の高校生を対象に、インドネシア・スマトラ島沖地震(2004年)の被災地アチェ州にて、復興の様子を視察する研修「三陸の高校生、インドネシアをゆく~故郷の「復興」を探る旅~」を実施。
帰国後、高校生16名は「津波による被災地」という共通点のあるインドネシアの現在の復興の様子をヒントに、4/21に釜石市で行われた報告会で、学んだ事、考えた事をどう行動に移すか発表し、公開ディベートでは「経済の復興」「心の復興」どちらを優先すべきかについて議論を繰り広げた。




渡航前の事前研修時点で、「自分が考える復興とは?」という問いに対し、「仮設住宅がなくなる」「町並みが元通りになる」などハード面での充実といった経済復興を挙げる生徒が多かったが、帰国後に同じ質問をすると、「被災前の自分より幸せになる 」「人々のつながり、笑顔」といった、心の復興を示す言葉が並んだ。

 報告会では、客観的・論理的にもう一度考えるために、ディベート形式で「経済の復興」「心の復興」をテーマに議論。生徒は自分個人の意見とは無関係に両チームに分かれ、意見を出し合った。
「三陸鉄道が二年ぶりに開通し、経済の復興によって喜ぶ人がいっぱいいた(経済の復興チーム)」、「経済の復興というのは特定の人、コミュニティに加われる人に目を向けている。陰にいる人に目を向けるべき(心の復興チーム)」ほか、多くの意見が出た後、参加した保護者からは、理路整然とした子ども達の発言に感心する一方、「漁業がもとに戻るには施設が必要。でも箱モノだけが戻ればいいかというとそれは違う。心が伴わないと人は戻ってこない。そしてそれをやるのは若い人たち。」と、心の伴った経済の復興を若い世代に期待し、研修生たちの今後を後押しするようなコメントがあった。

最後は、「私は動き出す」として今後どのようなアクションを実行に移すかを宣言。「自分の経験を発信する」「復興庁や市役所に、復興状況とその復興の定義について聞く」「将来(心理カウンセラー)への一歩を踏み出す」など、各々の決意が語られた。一部生徒はすでに、地域のボランティアに登録したり、海外から来る人に被災の経験を伝えるプログラムに積極的に参加するなど、実際に動き出している。

■実施団体■
【主催】特定非営利活動法人 グッドネーバーズ・ジャパン  【実施】JTB東北法人営業盛岡支店
【後援】公益社団法人 青年海外協力協会 【協力】株式会社ベネッセホールディングス


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この件に関するお問合せ先
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン  
グッドネーバーズ・ジャパン 本城(ほんじょう)080-3303-6978/03-6423-1768
                  E-mail: honjo@gnjp.org URL : http://www.gnjp.org
グッドネーバーズは、世界30カ国以上で子ども支援、人道・開発援助、緊急支援活動を行っている国際NGOです。

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