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E217系デジタルトレインの再現による鉄道古物販売に向けた実証実験のシステム開発に協力

PR TIMES / 2024年3月18日 16時15分



KDDIアジャイル開発センター株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木暮 圭一、以下KAG)は、デジタル空間にE217系の鉄道車両内を再現し、座席やつり革などの鉄道古物販売に向けた需要調査のための実証実験(以下、本実証)のシステム開発に協力しました。

本実証は、JR東日本主催のWaaS共創コンソーシアム(*1)の実証活動の取組みの一つとして、デジタル技術による鉄道古物販売等の有用性やサービス内容について検証するため、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤 祐二、以下 JR東日本)と株式会社JR東日本商事(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長: 井上 晋一、以下 JR東日本商事)、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:高橋 誠、以下 KDDI)で2024年2月14日から2月22日まで実施されました。

*1: WaaS共創コンソーシアムはWell-beingな社会の実現に向けて、移動×空間価値の向上を目指すコンソーシアムです。
https://www.jreast.co.jp/jrewcc/

■概要
・本実証では、E235系に順次置き換わっている横須賀・総武快速線E217系電車をスキャンし、3Dモデル化により車両内をデジタル空間上に再現しました。KDDIの実店舗の空間を再現したバーチャル店舗で、最新の展示を見てショッピングができる「αU place」(*2)の技術を活用して、鉄道車両の迅速なモデル構築およびデジタル空間の公開を実現しています。
・利用者は、鉄道のデジタル空間にアクセスし、車両の内部を自由に移動しながら関心のある部品を指定してコメントができます。他の利用者のコメントを参考に、部品を指定することもできます。この機能により、鉄道古物の需要をより詳細に調査でき、今までにはなかった新しい部品を購入できる機会の提供を目指します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115171/11/115171-11-f8c630cee2a5875a5253806f401363dd-1200x478.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
横須賀・総武快速線E217系 / 再現されたE217系車両のデジタル空間(イメージ)
*2: 実店舗を空間再現したバーチャル店舗「αU place」を提供開始
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2023/10/24/7034.html

本実証の詳細はKDDIのプレスもご確認ください。
https://news.kddi.com/kddi/corporate/topic/2024/02/14/7254.html

■開発した機能について
KAGは、「αU place」のシステム開発に協力(*3)しており、既存技術を活用しながら本実証向けに必要な機能についてアジャイル開発を活用して迅速に実現しました。
本実証の実現に向けて開発した機能は以下です。


鉄道のデジタル空間の表示及び空間内の移動などの操作をWEBブラウザ上で体験可能とする機能
現在αU placeはモバイルアプリケーションを利用して体験する仕組みとなっていますが、本実証での利用者のシームレスな体験を実現するため、CesiumJS(*4)やThree.js(*5)などのWebGL技術を活用したWEBアプリケーションとして開発することでWEBブラウザ上での体験を実現しました。

利用者がデジタル空間上の指定した場所にコメントを残す機能及び、他の利用者が残したコメントを閲覧する機能
利用者がデジタル空間上でタップした場所を3次元の座標として把握し、起点となる原点からの距離を計算して保存する機能を開発しました。また、保存したデータを読み込み、デジタル空間上の正しい場所に配置して表示する機能により他の利用者のコメントも閲覧可能とすることで、インタラクティブな体験を実現しました。コメントの配置時には球体のオブジェクトとして表示することで、どこにコメントが残されているかを一目でわかるようなデザインなども工夫しています。

その他、スマートフォン向けのレイアウト調整やデジタル空間内の操作のカスタマイズ機能、ヘルプ表示機能など本実証の利用者体験の価値向上のため、実証実験の開始まで改善を繰り返し実施しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115171/11/115171-11-ca142d7f9595ddcbcb041db2bc8b4018-2552x1274.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
実証実験の体験イメージ
KAGでは、αU placeや本実証での開発を通しデジタル空間を活用する技術習得を行い、今後も引き続き様々なデジタル空間の活用に対応していきます。

*3: バーチャルショッピングサービス「αU place」のシステム開発に協力
https://kddi-agile.com/news/20231201-01*4: WebGLを利用した3D地理空間の可視化等を行うjavaScriptのライブラリ
https://cesium.com/platform/cesiumjs/*5: WebGLを利用した3Dコンテンツの描画等を行うjavaScriptのライブラリ
https://threejs.org/


■KDDIアジャイル開発センター株式会社の概要

会社名:KDDIアジャイル開発センター株式会社
主な事業内容:アジャイル開発事業及び保守事業
設立年月日:2022年5月12日
本店所在地:東京都港区虎ノ門一丁目17番1号
代表取締役社長 CEO:木暮 圭一
Webサイト:https://kddi-agile.com

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