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空間コンピューティング時代の次世代ビジネス創出へ共創型オープンイノベーションラボ「STYLY Spatial Computing Lab」発足

PR TIMES / 2024年4月24日 15時15分

Apple Vision Proを活用したユースケース創出や社会実装を促進

大丸松坂屋百貨店やパルコなどを傘下に持つJ.フロント リテイリング株式会社(東京都品川区)は、株式会社STYLY(東京都新宿区)、KDDI株式会社(東京都千代田区)と2024年4月24日、空間コンピューティング時代の事業創出を目的とした共創型オープンイノベーションラボ「STYLY Spatial Computing Lab(スタイリー スペーシャルコンピューティング ラボ、以下SSCL)」を発足しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/118148/11/resize/d118148-11-2c6953c1bbb76bb0bceb-6.jpg ]

SSCLではXRプラットフォーム「STYLY」を活用し、Apple Vision Pro向けのユースケース創出から社会実装まで、次世代ビジネスの創出に向けた研究開発を進めていきます。
また、戦略パートナーとして、未来を実装するテックカルチャーメディア『WIRED』日本版(合同会社コンデナスト・ジャパン)が参画。国内外のテックトレンドの知見提供、編集者視点でのユースケースの発想、そして情報発信などの面で、参加パートナーをサポートします。
STYLYが提供するXRプラットフォームと、9万を超えるグローバルクリエイターコミュニティのクリエイティブ力、『WIRED』日本版が提供するグローバルメディアの編集力、KDDIが持つエンタメコンテンツ力やメタバース・Web3サービスの技術力、J.フロント リテイリングが持つリアルアセットを通じた顧客接点を掛け合わせることで「Apple Vision Pro」における新たなライフスタイルコンテンツ提供を促進していきます。
さらに、本日からSSCL参画企業の募集を開始します。参画する企業は、4社を通じて制作支援や事業開発など幅広い支援を受けることが可能です。

発足背景


2024年2月、Appleの空間コンピュータ「Apple Vision Pro」がアメリカで発売されたことで、今後さらなるヘッドマウントディスプレイの革新や普及が世界中で起こり、XR技術を軸とした空間コンピューティング市場はさらなる拡大が見込まれます。iPhoneの登場によりライフスタイルが大きく変化したように、次世代のデバイスとして期待される「Apple Vision Pro」をかけながら空間ディスプレイを身に纏って生活する空間コンピューティング時代には、これまでにない大きなライフスタイルの変化と、ビジネスチャンスが到来すると予想されます。
一方で、複雑な空間コンピューティングという概念の理解や、体験デザイン~開発/実装のハードルの高さなど未踏領域である空間コンピューティング市場への参入障壁は高く、事業者が1社単体で参入するにはリスクが高い状況です。
そこで、空間コンピュータにどのような可能性があるのかなど、各社の強みや知見を活かしながら、研究開発を行い、空間コンピューティング時代の新たなライフスタイルコンテンツを国内外へ発信していく「STYLY Spatial Computing Lab」をこのたび発足します。

「STYLY Spatial Computing Lab」について


「STYLY Spatial Computing Lab」は、Apple Vision Proをターゲットデバイスに、空間コンピューティング時代のビジネス創出を通じて、新たなライフスタイルを提案する共創型オープンイノベーションラボです。空間ディスプレイの普及に伴い、日常がエンターテイメント化していくこれからの社会において、人々のライフスタイルに関わるインターフェイスのXR化を様々なコラボレーションパートナーと共に提案していきます。

各社の役割


STYLY(主催):
・総合窓口及びSSCLの運営
・XRプラットフォーム「STYLY」の提供
・コンサルティング
・XRコンテンツの制作
・各種情報発信

『WIRED』日本版(戦略パートナー):
・空間コンピューティング市場に関するユースケースリサーチ
・コンテンツ詳細化ワークショップの設計・運営
・未来を実装するテックカルチャーメディア『WIRED』での情報発信

KDDI(共創パートナー)
・高精細なXRコンテンツに有用な5G SAなど先端の通信ネットワーク環境提供
・空間伝送・空間音響表現などのXR技術連携
・「TELASA」などの映像サービスを中心としたコンテンツパートナー連携
・「αU」などのメタバース・Web3サービスの技術協力
・auスマートパスプレミアムなど既存顧客接点の提供

J.フロントリテイリング(共創パートナー)
・グループの商業施設 「パルコ」 「大丸」 「松坂屋」 等の生活者との接点提供
・商業施設運営で養ってきたコンテンツ開発力の提供
・新たなライフスタイルコンテンツ(プロトタイプ版)の実装と検証

SSCL実施内容


(1)空間コンピューティング市場に関するリサーチレポートの提供
『WIRED』日本版編集部による空間コンピューティング市場のリサーチレポートを展開します。メディア視点で編集された独自のレポートは、マーケット動向を読み解く上で重要なインサイトを獲得できます。
(2)コンテンツ詳細化ワークショップ
ユースケース創出に向けたデスクトップリサーチから、ワークショップの実施、方針策定、企画立案までをサポートします。
(3)プロトタイピング
コンテンツ詳細化ワークショップにて立案された企画に対して、STYLYを活用したプロトタイピングを行います。社内外のユーザに対する体験会を通じて得られた意見を参考にブラッシュアップを進め、空間コンピューティング時代のユースケースの具体化を図ります。
(4)Apple Vision Proの体験機会の創出
空間コンピュータ「Apple Vision Pro」に関して、SSCLサポートのもと、参画企業が開発などで自由に利用できるほか、一般のお客さま向けの体験会や実証実験での利用も可能な状態にします。
(5)参画企業同士のコミュニティ
定期的なイベントの開催を通じて、参画企業同士の交流の場を提供いたします。
(6)『WIRED』を軸とした情報発出
『WIRED』にて、SSCLの活動内容を紹介予定です。
その他、SSCLのオウンドメディアやプレスリリースの発出などを通じて国内外のメディアにリーチしていきます。

各社コメント


■ 株式会社STYLY 執行役員/CMO/STYLY Spatial Computing Lab 所長 渡邊遼平
[画像2: https://prtimes.jp/i/118148/11/resize/d118148-11-ede3aa26d03ff385e3e6-3.jpg ]

2016年創業当初から、我々STYLYは「『空間を身にまとう時代』をつくる」ことをコーポレートバリューに、まだ見ぬ日常利用を想定したMRデバイスの登場を心待ちにしていました。来たる空間コンピューティング時代に向け、これまでコンテンツ配信のハードルを下げるプラットフォームの開発・提供を通じて、あらゆる事業者やクリエイターとエンドユーザとの接点作りを行い、また、並行してコンテンツ制作ができるXRクリエイターの発掘・育成に尽力してきました。時は過ぎ、2024年2月、ついに我々の構想を実現するデバイス「Apple Vision Pro」が登場し、いよいよ「空間コンピューティング = 空間を身にまとう」時代の到来が目前まで来ていると感じています。プラットフォーム開発、クリエイター育成の次に重要なのはユースケース創出です。この先、誰もがまだ体験していない、次世代のライフスタイルを想定した様々なコンテンツをパートナーの皆様と共に模索し、これからのスタンダードを作っていきたいと思います。

■ 合同会社コンデナスト・ジャパン 『WIRED』日本版 編集長 松島倫明
[画像3: https://prtimes.jp/i/118148/11/resize/d118148-11-3f5568416ebf6879f777-2.jpg ]

30年前、インターネットの黎明期に生まれた『WIRED』は、実はオンラインのバナー広告を世界で初めて掲出したメディアとして知られています。いまや次なるパラダイムシフトが到来しました(あるいは後世から見れば、いまこそ“デジタル革命”の始まりなのかもしれません)。空間コンピューティングが世界に与える真のインパクトを探究し、実装するラボとして、この度STYLY社とのコラボレーションが実現したことで、次の30年を決定づける新たなアイデアとイノベーションがここから生まれることが、いまから楽しみでなりません。


■ KDDI株式会社 パーソナル事業本部 サービス・商品本部 auスマートパス戦略部 ビジネス開発G グループリーダー 佐野 学
[画像4: https://prtimes.jp/i/118148/11/resize/d118148-11-050faab6827dc74454c9-3.jpg ]

STYLY社とは、5Gサービス開始当初立ち上げ当初からご一緒し、"エンタメ・スポーツ"などの領域における"ワクワク"する体験の創出につき、取り組みを重ねてきました。Apple Vision Proの発売は、"ワクワク"体験を次の段階へと進化させる絶好のチャンス。ラボに参画するパートナーのみなさまと連携し、新たな技術によるコンテンツ魅力化に取り組んでまいります。KDDIは、オープンメタバースなどXR領域において様々な角度からチャレンジし続けます。



■ J.フロント リテイリング株式会社 執行役常務 デジタル戦略統括部長 兼 株式会社 大丸松坂屋百貨店取締役 林 直孝
[画像5: https://prtimes.jp/i/118148/11/resize/d118148-11-4f538800621e17fb29ec-4.jpg ]

STYLY社とは2017年からXR領域の取り組みでご一緒し、お互い「空間を身にまとう時代」が来ることを待ち望んできましたが、今回Apple Vision Proの発売によって、いよいよその動きが本格化しようとしています。このラボを通して、ARやMRといったテクノロジーを掛け合わせることで空間の価値を拡張し、商業施設ならではの『LBX(Location Based Experience)=その場所に行かないと体験できない価値』をどう高められるか、検討していきたいと思っています。

各社概要


■ 株式会社STYLYについて
株式会社STYLYは、「Spatial Computing(=空間を見にまとう)時代」のXRプラットフォーム「STYLY」を提供するテクノロジーカンパニーです。XRを主軸としたテクノロジーにより、ヒトや企業のクリエイティビティを解放し、新たな文化・産業の創出に向け、人類の進化に貢献することを目指しています。
・本社所在地 :東京都新宿区新宿1丁目34−3 第24スカイビル 4F
・代表者 :代表取締役 山口征浩
・Webサイト:https://styly.inc

■ WIRED(ワイアード)について
『WIRED』は1993年に米国で創刊し、英語圏、スペイン語圏、中東、アジアで展開する世界で最も影響力のあるテックカルチャーメディアです。この絶え間なく変化し続ける世界を理解するために必要な情報とアイデアの源泉であり、カルチャーからビジネス、科学、デザインに至るまで、生活のあらゆる側面をテクノロジーがいかに変えていくのかに光を当て、新たな思考や人と人とのつながり、そして新しい産業を生み出すブレイクスルーやイノベーションを"発見"するメディアです。
『WIRED』日本版 公式サイト https://wired.jp/
雑誌詳細 https://wired.jp/magazine/

■ KDDI株式会社について
KDDIは、「au」、「UQ mobile」、「povo」をマルチブランドで展開し、5G・IoTサービスなどを国内外の個人・法人の多くのお客さまに提供しています。また中期経営戦略(2022-2024年度)では、5Gによる通信事業の進化と、通信を核とした注力領域を拡大する「サテライトグロース戦略」を推進しています。さらに、パートナーの皆さまとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指す「サステナビリティ経営」を中期経営戦略の根幹に置いています。5Gの特性を活かすことにより「つなぐチカラ」を進化させ、新たな価値が生まれる時代を目指していきます。

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