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AIによる高精細な食のパーソナライズサービスを実現する技術で特許査定を取得

PR TIMES / 2022年5月13日 18時15分

独自開発のアルゴリズムで身体と栄養素の動的データを解析。関与因子を特定し必要な栄養素を提案。食の個別最適化サービス:「Newtrish(ニュートリッシュ)※」に実装し実証実験を開始。



[画像: https://prtimes.jp/i/62426/12/resize/d62426-12-2c541b74bc93a30b6a5c-0.png ]

「食」で未来の健康社会実現を目指す株式会社ウェルナス(所在地:東京都港区/代表取締役社長:小山正浩)は、食の個別最適化における基本技術(以下、「AI食」技術)について4月28日付で特許庁より特許査定通知を受領、登録手続きを行いました。

本知財は、当社が独自に開発したアルゴリズムにより、食事が体にもたらす影響とその関係性について日々変化する動的な生体データと栄養素データを解析することで、身体に影響する栄養素を関与因子(改善因子・改悪因子)として特定・抽出し、必要な栄養素の提案を可能にする基本技術です。

平均化した栄養摂取基準に依拠せず、個人ごとに異なる栄養摂取特性および時間経過に伴い変化する動的データを解析する技術と、抽出された関与因子に基づき最適化された栄養素および食材の調整・提案を可能とする技術は、過去に存在せず特許として認められました。

昨今の健康需要の高まりにおいて、個人差や時間差が考慮されぬまま、特定の食材や栄養摂取を推奨したり、逆に控えることを促したりする様々な食に関する健康情報が溢れるなか、本特許技術により「現在の自分に本当に必要な栄養素」を的確かつより高精細に把握することが可能になります。

当社は2022年3月より本特許技術を実装した食の個別栄養最適化サービス「Newtrish(ニュートリッシュ)」を事業化し、本年5月より実証実験を開始致しました。当Newtrish事業を通じた個人向けサービスを、美容や健康のみならず、身体機能や脳機能の向上などに幅広く展開し、より多くの方々にヘルス・フードテックがもたらす便益を体験頂くことを目指しております。

※参考:Newtrish(ニュートリッシュ) プレスリリース
世界初:独自のAI技術による動的データ解析で現在のあなたに必要な栄養素を特定 ウェルナス「Newtrish」始動
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000062426.html

なお、本知財は、国立大学法人信州大学と共同で、特許協力条約(PCT: Patent Cooperation Treaty)に基づいた国際出願の国内移行を特許化したものです。主要国・地域への国外移行も行っておりますので、随時、特許化して参ります。また、分割出願により本知財の適応範囲を拡大するとともに、周辺特許も出願しております。
本特許査定によって、「AI食」技術を食品、健康・医療、介護・福祉、IT・マーケティングなど、様々な事業・研究・開発領域の基礎技術として利活用頂くことが可能です。多くの事業者や研究機関のパートナーとして連携・共同研究を通じ、より高精細な食のパーソナライゼーションの実現にむけオープンイノベーションを加速し、ヘルス・フードテックのビジネスと未来に貢献して参ります。

■ 特許概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/62426/table/12_1_cc13490f25f6f03d2a4951388cbf7286.jpg ]



■ Newtrish(ニュートリッシュ)の概要:
ニュートリッシュは、独自に開発した専用のスマートフォンアプリケーション上で、利用者の生体データ、摂取した食事メニュー、目標設定した健康状況や運動機能など進捗の記録と、その達成状況に即した栄養最適食の提案を行い、利用者の目標達成を継続的にサポートするサービスです。利用者が設定した目標(健康・美容・運動機能・学力など)に関連する体重・血圧・筋肉量などの生体データと摂取した食事に含まれる栄養素データを専用アプリ上で日々記録し、独自の解析アルゴリズムを用いた「AI食」技術により、日々変化する動的な生体データと栄養素データを解析して両者の関係性を明らかにし、生体データに影響する栄養素(関与因子)を抽出、生体データを改善するために個別最適化された「栄養最適食」を提供して個人の目標実現に貢献します。当サービスは、信州大学学術研究院農学系・中村浩蔵准教授が発明した知的財産を基礎技術とし、株式会社ウェルナスと共同開発し、2023年から商用化を予定しています。

■ 株式会社ウェルナスについて:
食で実効的な健康を届ける信州大学発のヘルス・フードテックベンチャー。信州大学学術研究院農学系・中村浩蔵准教授との共同研究により、野菜のナスから自律神経活動調整に基づく血圧、気分、睡眠改善作用をもたらすコリンエステルという天然由来機能性成分を発見し、臨床試験で効果を実証しました(国際特許出願済)。この成果に基づき、2020年から世界初となるナス由来コリンエステルを関与成分とするサプリメントを開発し販売を開始しました。農林水産省:革新的技術開発・緊急展開事業において、ナス生産者、食品製造会社、他大学・研究機関大学との官民共同チームの「ナス高機能化コンソーシアム」に参画(2017年ー2019年)、その後、機能性野菜ナス認知度向上のために「機能性野菜ナスコンソーシアム」を設立(2020年)。代表企業として機能性ナスの普及に取り組んでいます。
ナス事業に加え、食の機能を個々人ごとに個別最適化する「AI食」事業を始動(2022年)。科学的エビデンスに基づき提案する「個別栄養最適食サービス」により、個々人の体質やライフスタイルに寄り添った、健康を含めた自己実現目標を達成するための「食」を提供することで、未来のwell-being社会への貢献を目指します。2020年より農林水産省フードテック官民協議会:ヘルス・フードテックWT代表。(株)リバネス、テックプランター第1回フードテックグランプリ最優秀賞など、ビジネスコンテストにおいて受賞多数。

社名:株式会社ウェルナス
設立:2017年
資本金:2,100万円
代表者:代表取締役 小山 正浩(博士・農学)
コア技術発明者:信州大学学術研究院農学系 准教授 中村 浩蔵(博士・工学)
所在地:東京都港区虎ノ門 1-12-14 虎ノ門マスターズビル6階
営業所:長野県諏訪郡下諏訪町東町中807-4
コーポレートサイト:http://wellnas.biz

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